2020年9月22日(現地時間)、アメリカの「有権者登録の日」に、人々に大統領選挙への投票を呼びかけたメーガン妃(39)。これに対するトランプ大統領の反応とは?
2020年9月22日(現地時間)、米誌『TIME』の「世界で最も影響力のある100人」が発表された。その特別番組に、2018年に選出された経験を持つヘンリー王子(36)とメーガン妃(39)が出演。今年の選出者に向け、祝福の言葉を述べた。
この日はアメリカの「有権者登録の日」でもあったことから、スピーチのなかで11月の大統領選挙についても触れたメーガン妃。「“あなたの人生で最も大切な選挙になる”とは選挙のたびに言われることですが、今回こそがそれです」と、有権者登録をし、投票するよう視聴者にアピール。
メーガン妃は候補者の名前こそ出さなかったものの、民主党のバイデン候補(77)への支持を訴えたものだと言われている。
The Duke and Duchess of Sussex: "Congratulations to this year's transformative leaders and change makers. You work tirelessly to create a better world, a better global community for all of us" #TIME100 https://t.co/3aojLBhOVu pic.twitter.com/aqOkVUNFBX
— TIME (@TIME) September 23, 2020
英ロイヤルファミリーは政治に関わらない姿勢を貫いていることから、英国内では、この発言に対し「王室の儀礼に反する」との批判の声も。
一方、トランプ大統領(74)に対して、9月23日(現地時間)の記者会見でメーガン妃の発言の感想を求めた記者が。
するとトランプ大統領は、「私は彼女のファンではない。それは彼女も知っているだろう。ハリー(ヘンリー王子)に対しては、幸運に恵まれることを願っている。彼にはそれが必要だろうからね」と皮肉たっぷりにコメント! アンチ・メーガン妃の姿勢を明らかに。
実は、トランプ大統領とメーガン妃の対立は今に始まったことではなく、2016年の大統領選挙の際にも大きな話題に。当時、婚約前だったメーガン妃は、トランプ氏を「女性差別主義者」で「対立をあおる」と批判。彼が当選した際にはカナダへの移住も考えているとも語っていた。
それに対し、トランプ大統領は2019年の英国訪問を前に、「彼女がそれほど嫌な人物だとは知らなかった」とコメント。その発言が大々的に報じられると、音声テープが公開されているにもかかわらず「デマ」と主張していた。
今回のコメントはつまり、2019年の発言が事実だったと認めたも同然!? 11月の大統領選挙に向けて、トランプ大統領とメーガン妃のバトルが一層ヒートアップしそうな予感。