レオナルド・ディカプリオ、態度の悪さで『タイタニック』のジャック役を失うところだった! 監督がスクリーンテストでの秘話を告白

当時若手だったレオナルド・ディカプリオ(48)の出世作となった映画『タイタニック』だが、レオナルドはネガティブな態度で役を逃すところだったとジェームズ・キャメロン監督(68)が回想している。

1997年に公開され、一世を風靡した映画『タイタニック』。当時23歳で若手俳優だったレオナルド・ディカプリオ(48)が一躍スターダムにのし上がるきっかけとなった作品でもある。監督のジェームズ・キャメロン(68)がインタビューで当時のレオナルドについて振り返り、「彼はネガティブな態度で役を失うところだった」と暴露したことで話題に!

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「レオとのミーティングがあり、スクリーンテストがあったんだ」と、『タイタニック』の制作がスタートする直前のことを振り返ったジェームズ。

「私は会議室である俳優(レオナルド)と会うのを待っていた。ふと周りを見渡すと、なぜかオフィス中の女性たちがミーティングに参加していたんだ」と回想。すでに若手俳優として注目を集めていたレオナルドをひと目見たいと、プロデューサーから経理担当者までが会議室に集まっていたそう。いざレオナルドが現れると、彼の存在はそこにいる皆を魅了したとか。

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しかし、ジェームズが共演者のケイト・ウィンスレット(47)との相性を見るため、後日再びスクリーンテストに来るように言うと、テストを予想していなかったレオナルドの態度に緊張が走ったという。

それを感じ取ったジェームズは、「よし、(今から)隣の部屋でいくつか台詞を流して、それをビデオに撮ろう」と、別の形でスクリーンテストをすることを提案。それでもレオナルドは「僕が台詞を読むということ? やらないよ」と断ったとか!

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それに対しジェームズは、ミーティングに来てくれたことについて感謝を述べた上で、「僕はキャスティングを間違えてこの作品を台無しにするつもりはない。だから君は出演するか、出演を断られるかどちらかなんだ」と話し、「協力しないのであれば役はもらえない」ことを説明したそう。

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それを聞いてレオナルドは渋々スクリーンテストに応じたものの、その場にいた全員に分かるように不快感を態度で表したという。結局、テストが始まるまで不機嫌だったというレオナルド。しかしテストが始まると、ジェームズは「これだ! 彼がジャックだ!」と確信したそう。

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不機嫌な態度をあらわにしてしまったものの、最終的にはジャック役を射止めることができたレオナルド。一歩間違えば、貴重なチャンスを逃していたかも!?

果たして、20年以上前の悪態を今になって暴露されてしまったレオナルドの心境は? そのときの心境について、本人の意見を聞いてみたいもの。

text:Saki Wakamiya

 

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