ナタリー・ポートマン、「自分を守るために知的なイメージを演じていた」。12歳で性的対象として見られる恐怖を明かす

わずか12歳で俳優デビューし、瞬く間にスターになったオスカー俳優のナタリー・ポートマン(43)。少女時代に性的対象として見られていたときに、自分を守るためにしてきたことや、元夫でダンサーのベンジャミン・ミルピエ(47)についても珍しく発言。

映画『レオン』(1994)にわずか12歳で出演し、世界に名を馳せたナタリー・ポートマン(43)。少女時代に性的対象として見られていたことの苦悩や、自分を守るために知的なイメージを演じていたことを明かしたインタビューが話題を呼んでいる。

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Photo:Getty Images

最新作『ザ・ギャラリスト』(2025)で共演したジェナ・オルテガ(22)とともに、米誌『インタビュー』の最新号に登場したナタリー。

ジェナからの「世間から見たあなたの印象と、実際のあなたは同じ?」という質問に、「世間の印象と実際の私は違うと思う」と回答。その理由を、こう語った。

「以前も少し話したけど、子どもの頃は、性的に扱われていた。スクリーンに映る若い女の子の多くが同じ経験をしていると思う。それがとても怖かった。

私はすごく真面目で、勉強熱心で、頭が良いから、反撃はしないって自分に言い聞かせてた。そうやって自分のイメージを作り上げることで、放っておいてもらえるんじゃないか?って。そんなはずないよね、って疑ってたけど、これが結構上手くいった。実生活ではバカで間抜けなのに、世間は、私を真面目な読書家だと思ってくれているでしょう?」。

続けて、「本当は聞かれたら何でも話すタイプなんだけど、公の場では『どれだけ自分がプライベートを重視する人間か』ということをアピールすれば、プライバシーは尊重されることも早い段階から知っていた。だから『子どもを撮らないで!』と壁を作った」と、私生活をひた隠しにしてきた背景も明かした。

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Netflixドラマ『ウェンズデー』で主役を演じ、一躍有名になったジェナ Photo:Getty Images

また、世間からの自分の印象を「ロリータ時代が長く続いた後、『男性の感情的な部分に気づける女性』という時代が10年くらい続いた。今は『子どもを傷つけた母親』時代かな」と分析した。

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2022年に撮影されたナタリーとベンジャミン Photo:Getty Images

さらにナタリーは、元夫でダンサーのベンジャミン・ミルピエ(47)との結婚生活についても珍しく発言。

ベンジャミンとは2009年に『ブラック・スワン』(2010)の撮影中に知り合い、2012年に結婚。その後、アレフ(13)とアマリア(8)を授かるも、ベンジャミンに浮気疑惑が発覚し、昨年離婚が成立した。

「愛する人との子どもを授かることに、ただただ興奮した。自分を支えてくれる人がいることは、人生において本当に大切なこと」と当時を振り返った。

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