キャサリン皇太子妃、全アイテム着回しの洗練ホワイトルックを1日に2パターン披露! ダイアナ元妃へのオマージュも

キャサリン皇太子妃(43)がVEデー(ヨーロッパ戦勝記念日)80周年を記念した2つのイベントに出席し、気品溢れるホワイトルックを1日に2パターン披露。眩しいほどの輝きを放ち、ロイヤルファンの視線を釘付けにした。

2025年5月8日(現地時間)、英ロンドンで行われたVEデー80周年の記念礼拝と祝賀コンサートに出席したキャサリン皇太子妃(43)。それぞれで披露した洗練ルックはいずれも着回しで、サステナビリティへの配慮はもちろん、亡き義母ダイアナ元妃(享年36)へのオマージュなど、さまざまな想いが込められていたよう。単なる再着用にとどまらない、細部までこだわり抜かれた優雅な着こなしに賞賛の声が集まった。

キャサリン皇太子妃
Photo:Getty Images

5月8日はヨーロッパにおける第二次世界大戦の終結を祝う「ヨーロッパ戦勝記念日」で、VEデーと呼ばれる特別な1日。

米誌『PEOPLE』によれば、80周年を迎えた今年、英国では4日間にわたり祝賀行事が行われ、チャールズ国王(76)夫妻をはじめとする英国王室の高位メンバーや、キア・スターマー首相(62)ら政治家、退役軍人などが出席した。

VEデー当日にはウェストミンスター寺院で、第二次世界大戦での犠牲を記憶し、平和のために戦った人々を追悼するための感謝の礼拝が行われ、キャサリン皇太子妃は夫ウィリアム皇太子(42)とともに出席。白地に黒い水玉模様のアレッサンドラ・リッチの特注ドレスを纏い、微笑みを浮かべて登場した。

キャサリン皇太子妃
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キャラメル色のデメリエー・ロンドンの「ナノ・モントリオール」バッグと同系色のラルフ ローレンのパンプスで控えめに、手の込んだアップヘアには、ジュリエット・ミリナリーのヴェール付きの黒のハットを合わせたキャサリン皇太子妃。

キャサリン皇太子妃
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複数のメディアによると、これらはすべてリピート着用とのこと。まずポルカドット柄のシルクドレスは、2022年6月のロイヤルアスコット、2023年6月のガーター勲章授与式でも着用していたもの。また花やフェザーがあしらわれたハットは、2024年11月のリメンバランス・デーで身につけていたものだ。

そしてパンプスは2020年9月、コロナ禍中の公務で初登場させたもので、バッグは2021年5月の公務で披露されて以来、愛用しているお気に入り。

色違いでネイビーも目撃されているバッグのブランド、デメリエー・ロンドンは、サステナビリティに配慮しているだけでなく、製品1点が売れるごとに、支援を必要としている子どもたちの命を救うためのワクチンや治療に資金を提供していることでも知られている。

ダイアナ元妃
1988年6月、ロイヤルアスコットでのダイアナ元妃 Photo:Getty Images

さらにこの水玉模様ルックがロイヤルファンを喜ばせたのは、故ダイアナ元妃を彷彿とさせるものであったこと。米誌『InStyle』によれば、ダイアナ元妃は1986年のエプソムダービーと1988年のロイヤルアスコットで、ヴィクター・エーデルシュタインのポルカドット柄ドレスを着用していたことで有名だ。

キャサリン皇太子妃、ウィリアム皇太子
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そんな義母との繋がりを感じさせる装いの耳元に、キャサリン皇太子妃はダイアナ元妃が所有していたダイヤモンドとパールのドロップピアスを輝かせた。

英誌『TATLER』によれば、これはダイアナ元妃の実家スペンサー家の御用達、コリングウッド・ジュエラーから結婚祝いとして贈られたもので、ダイアナ元妃のお気に入りだったそう。キャサリン皇太子妃もリピート愛用しており、今年3月、コモンウェルスデーの式典でも身につけていた。

そしてウェストミンスター寺院での記念礼拝の後、皇太子夫妻はVEデーの80周年記念行事の締めくくりとなる祝賀コンサートにも出席。

英紙『Daily Mail』によると、夫妻が礼拝に出席することは今年2月に告知されていたが、コンサートについては直前に発表されたそう。1日に2度の登場はファンにとってうれしいサプライズとなったようだ。

キャサリン皇太子妃、ウィリアム皇太子
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コンサートでは、この日2つ目となる着回しホワイトルックを披露したキャサリン皇太子妃。2021年9月の公務で初登場させたセルフ・ポートレートのオールホワイトのベルト付きドレスに身を包み、エレガンスを振りまいた。

今回はこの構築的なジャケットとフェミニンなシフォンプリーツスカートのセットアップ風ドレスに、シャネルの黒のキルティングバッグをプラス。足元には色違いで愛用するジャンヴィト・ロッシのスエードパンプスのヌードカラーを選んだ。

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そしてヴィンテージジュエリーブランド、スーザン・キャプランのフェイクパールのピアスと5連ネックレスをチョイス。この275ポンド(約5万3,000円)のネックレスは今年1月、ホロコースト記念日の礼拝で着用して、話題を呼んだもの。

当時『Daily Mail』は、このブランドのオーナーがユダヤ人であることから、キャサリン皇太子妃はホロコーストの犠牲者にさりげなく敬意を表したようだと報じた。

今回も同様の意味が込められているとみられ、ブランドの公式アカウントはVEデーの行事に「私たちのピアスとネックレスを選んでくださったことを光栄に思います」と投稿している。

キャサリン皇太子妃、ウィリアム皇太子
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さらにハーフアップにしたヘアスタイルにつけられた大きなベルベットリボンに、ロイヤルファンの視線は集中! 2024年12月、キャサリン皇太子妃が主催するクリスマス・キャロルコンサートでお披露目された、このヘアクリップはジグソーのもので、20ポンド(約4,000円)というお手頃プライスなんだとか。

キャサリン皇太子妃、ウィリアム皇太子
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『Daily Mail』によると、ホース・ガーズ・パレードで開催され、約1万2千人の観衆で盛り上がったというこのコンサートでは、ロイヤルボックス席の王室メンバーもリラックスムードで楽しんでいたとのこと。

英誌『HELLO!』は、この4月に結婚14周年を迎えた皇太子夫妻のラブラブぶりに注目。パフォーマンスを見ながら、愛おしそうに視線を交わしたり、笑いあったり、お互いが背中に腕を回す様子もキャッチされたと報じている。