映画『タイタニック』の大ブレイクから24年。日本では“レオ様”の愛称で、長年多くのファンから親しまれているオスカー俳優レオナルド・ディカプリオ(46)。数々の作品を大ヒットに導いた俳優としての活躍はもちろん、映画プロデューサーや脚本家、そして環境保護活動家としても積極的に活動を続けている。そんな輝かしいキャリアとともに、忘れてはいけないのが“モデルキラー”と呼ばれるほど華やかしい恋愛遍歴!
本記事では生い立ちまで遡り、デビュー当時から『タイタニック』出演でスター俳優まで一気に上り詰めた俳優としてのキャリアや人生の分岐点、そして23歳年下のカミラ・モローネ(23)と現在交際中のレオ様の、華やかな恋愛ヒストリーまでをピックアップ!
のちに大成功を成し遂げる、華麗なるベイビーが誕生!
photo : Getty Images
レオが生まれたのは、1974年11月11日(現地時間)。父ジョージと母イルメリンの間に誕生。レオの名前の由来は、イルメリンが妊娠中にイタリアの美術館を訪れ、レオナルド・ダ・ヴィンチの絵画を鑑賞中に、お腹を蹴られた感覚がしたからなんだとか。
10歳から芸能活動をスタート
photo : Aflo
10歳で芸能活動を始めたが、当初はオーディション全敗続きだったというレオ。そんな不運な時期は4年で終了し、14歳のときにコマーシャルデビューを実現。その後連続ドラマ『Parenthood(原題)』に主演し、華麗なる俳優キャリアの幕開けとなった。
ドラマ『愉快なシーバー家』で人気を獲得
photo : Aflo
1991年には、日本でも放送された話題のコメディドラマ『愉快なシーバー家』のルーク役でプチブレイク。しかも本作には駆け出し時代のブラッド・ピット(57)やマシュー・ペリー(51)、ヒラリー・スワンク(46)など、豪華なメンバーのゲスト出演にも大興奮!
19歳にしてアカデミー助演男優賞にノミネート
photo : Aflo
1993年に出演した映画『ギルバート・グレイプ』では、わずか19歳ながらアカデミー助演男優賞にノミネート。本作ではなんと兄役のジョニー・デップ(57)と共演! 『愉快なシーバー家』同様、今では考えられないビッグスターが大渋滞。
photo : Aflo
『ロミオ+ジュリエット』の美しさに心射抜かれる
photo : Aflo
1996年11月にアメリカで公開された映画『ロミオ+ジュリエット』。当時美男子として徐々に注目を集めていたレオと、気鋭の若手女優だったクレア・デインズ(42)が主演に大抜擢され、見事映画を大ヒットへと導いた。官能的なシーンで魅せた艶やかさ、大人びた表情には、いつ観てもドキッとさせられる。実際に撮影当時、互いに惹かれ合っていたことでも有名な、レオのキャリアと恋愛ヒストリーを語る上で欠かせない作品!
photo : Aflo
“ロミジュリ”公開時に交際していたのは?
photo : Aflo
レオの俳優人生の大きな分岐点となった『ロミオ+ジュリエット』公開時に交際していたのは、モデル兼女優のクリステン・ザング。レオナルドと交際する前にはニコラス・ケイジ(57)と付き合っていたという驚きの恋愛遍歴も!
モデルキラーの原点はここにあり!
photo : Getty Images
ちなみにレオの“モデルキラー”原点とも言える最初のガールフレンドは、ブリジット・ホール(43)。レオが19歳の頃に交際していたブリジットは、その後スーパーモデルへの道をグングンと上り詰めた。デビューして間もない彼女をすぐさま見染めたことにも驚きだが、現在に至るまで“筋金入りのモデル好き”を通していることにも驚く。
名を全世界に轟かせた映画『タイタニック』
photo : Aflo
レオの名を全世界に轟かせ、その後の俳優人生を劇的に変えることとなった名作『タイタニック』。1997年に公開され、数多くの興行収入の記録を塗り替えた驚愕の映画。日本では“レオ様”の呼び名で親しまれ、今日まで長きにわたり愛されるきっかけとなった作品。本作がアカデミー作品賞を受賞したこともあり、誰もがレオの主演男優賞ノミネートに期待しながらも、結果は惜しくも否。しかしノミネートされずとも本作を皮切りに俳優として、そして90年代後半を代表するセックス・シンボルとしても一躍人気に。
photo : Getty Images
一人二役の挑戦となった映画『仮面の男』
photo : Aflo
『タイタニック』効果で一気に世界から注目を浴びることとなったレオの次なる出演作品は、1998年に公開された『仮面の男』。絶対的な権力を握るフランス国王と、仮面を被りながら生きる囚人の一人二役を見事に演じ、圧倒的な演技力で益々話題に。
自身の映画制作会社「アッピアン・ウェイ」を設立
photo : Getty Images
大御所俳優ロバート・デ・ニーロ(77)と、若かりし頃のレオの貴重な2ショットは、アメリカ同時多発テロ後の復興コンサートでスピーチをしたときの一枚。復興支援も率先して行うレオの新たなステップが2001年に幕開け。俳優活動から一歩抜きん出て、なんと自身の映画制作会社「アッピアン・ウェイ」を設立するなど、独自のキャリアを歩んでいく。
スピルバーグ監督作品の主演に大抜擢
photo : Aflo
映画界の巨匠スティーブン・スピルバーグ監督(74)がメガホンを取り、2002年に公開となった映画『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』の主演にも大抜擢され、輝かしい俳優人生を送るレオ。1960年代にアメリカで起きた実際の事件が、物語の基になっている本作。天才詐欺師を熱演したレオと、彼を必死に追うFBI捜査官を演じたトム・ハンクス(64)のコミカルなやり取りや演技が注目された。
レオ様が猛アタックして交際に至った、スーパーモデル
photo : Aflo
着実にキャリアを積み重ね、大スターへの道のりを歩んでいたレオ。そんな彼が2000〜2005年に交際していたのが言わずもがな、スーパーモデルのジゼル・ブンチェン(40)。何度か破局&復縁を繰り返しながらも、約5年の歳月を共に過ごした。しかしそんなふたりが公式の場に登場したのは、2005年のアカデミー賞授賞式のただ一度きり!
次なるガールフレンドは、イスラエル出身のバー
photo : Aflo
結婚願望のあったジゼルと、まだまだその気になれないレオの想いがすれ違ったのか、5年の交際期間を経て完全に破局。その1年後の2006年には、ラスベガスで開催されたパーティを通じて知り合ったモデルのバー・ラファエリ(35)と交際をスタート。ジゼルと同じく破局&復縁を繰り返しながら、約5年間にわたり交際。
『タイタニック』ファンも歓喜! 再タッグして挑んだ映画
photo : Aflo
『タイタニック』のヒロイン役でお馴染みケイト・ウィンスレット(45)とレオが再共演を果たすと、映画制作時から大きな話題を呼んでいたのが『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』。しかも本作でふたりは夫婦役! 『タイタニック』ファン待望とも言える再タッグ&配役に。
交際期間約5ヶ月で、スピード破局
photo : Aflo
バーと破局した後の次なるロマンスのお相手は、ドラマ『ゴシップガール』で一世を風靡したブレイク・ライブリー(33)。モデルキラーの枠組みからは外れるけれど、ブロンド美女というレオの好みドストライク。2011年5月にツーショット写真がキャッチされたものの、同年10月にスピード破局。別れの理由はあれこれ飛びかえど、わだかまりのない穏やかな別れだったそう。
恋愛の切り替えの早さも、レオならでは!
photo : Aflo
ブレイクと別れた1ヶ月後には、新たなロマンスの鐘を鳴らした恋多き男。今度のお相手は2011年11月にNYで開催されたヴィクトリアズ・シークレット(Victoria's Secret)のショーで一目惚れしたエリン・ヘザートン(32)と、またしてもブロンド美女! 映画『華麗なるギャツビー』撮影時にオーストラリアに滞在しながら、エリンとのデートも楽しんでいたよう。
出演作品が次々と大ヒット
photo : Aflo
クエンティン・タランティーノ監督(58)との初タッグに加え、極悪非道のヒール役を演じて話題を集めた2012年公開映画『ジャンゴ 繋がれざる者』や、実在した株屋の主人公に抜擢され、見事ゴールデングローブ賞主演男優賞に輝いた2013年公開映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』など、仕事も恋も絶好調!
18歳年下のヴィクシーモデルと熱愛
photo : Aflo
仕事と並行して恋も順調。2013年に交際を開始したのは、自身のタイプからブレることなく、18歳年下のモデル、トニ・ガーン(28)。若手のモデル好きは当時から変わらないよう。仲睦まじいバケーションの様子もキャッチされていたけれど、1年ほど交際したのちに破局。
photo : Aflo
環境保護団体の活動を開始
Photo : Aflo
自身の名を冠した環境保護団体「レオナルド・ディカプリオ・ファウンデーション」の活動を2015年からスタート。世界中の環境保護団体に約1500万ドルを寄付することを発表するなど、活動家っぷりが話題に。『レヴェナント:蘇えりし者』の役作りのため、これまでのレオとは一味違う、ワイルドな姿で登壇。
念願のアカデミー賞主演男優賞を掴む
photo : Aflo
悲願のアカデミー賞主演男優賞を受賞した映画『レヴェナント:蘇えりし者』。作中での演技がまたしても世間に大きな反響を巻き起こし、瞬く間に映画は大ヒット! 本作は実話に基づくマイケル・パンクの小説が原作となっており、アメリカの西部開拓時代を生きた罠猟師ヒュー・グラス(レオが熱演)の半生と、想像を絶する過酷なサバイバルを描いている。動物と死闘を繰り広げたり、凍った川に飛び込んだり、生肉を食したりなど、過酷すぎるシーンも多かったけれど、それがレオの俳優人生の新境地となり、話題を集めた。ちなみに当時付き合っていたモデルのケリー・ローバッハ(31)とは、映画の撮影に入る前に、多忙を理由に破局していたよう。
photo : Aflo
短いスパンで交際と破局を繰り返すことに
photo : Aflo
束の間のシングルライフを堪能したのち、次なるガールフレンドに選んだのはポーランド出身のモデル、エラ・カワレック。2016年から親交を深め、真剣交際に発展するかと思いきや、スピーディに破局。そのあとすぐにカンヌ国際映画祭のパーティで出会ったデンマーク出身の新鋭モデル、ニーナ・アグダル(29)にメロメロに。ビーチでの写真がパパラッチされ、交際は順調のようだったけれど、約1年の期間を経て恋人関係を解消。ちなみにこの頃からぽっちゃり化が加速し、 2020年にはお尻ぽろりプチ事件も!
photo : Aflo
俳優界のビッグスターがタランティーノ作品で共演!
photo : Aflo
独特の世界観を生み出す巨匠、タランティーノ監督との再タッグをかなえた『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』が、2019年に公開。タランティーノ作品第9作品目にして、キャリアを重ねたレオとブラピの奇跡の再共演が実現され、制作当時からすでにムーブメントを巻き起こしていた本作。落ち目の俳優とそのスタントマンの2人の友情と絆を軸とし、1969年のハリウッド黄金時代の光と闇を描いている。
「理想の女性」と語り、3年以上愛を育むカミラ
photo : Aflo
2017年12月に交際が発覚し、今日に至るまで順調に愛を育んでいるのが、23歳年下のカミラ。レオが「理想の女性」と語るほどゾッコンなカミラは、名優アル・パチーノ(81)の継子。レオは元々アルと親交が深く、家族ぐるみでの付き合いもあったとか。ロックダウン中の自主隔離生活をともにし、さらに絆が深まったよう。数多くの女性と浮き名を流してきたレオだが、3年以上交際が続いた恋人はジゼル、バー、そしてカミラのみ。結婚説も浮上しているだけあり、今後のふたりの動向から益々目が離せない!
主演最新作『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』の初ルック!
photo : @LeoDiCaprio
レオの主演最新作は、Apple TV+オリジナル映画の『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』。本作は小説家デイヴィッド・グランの人気ノンフィクション小説『花殺し月の殺人』が基になっており、なんとロバート・デ・ニーロとのW主演! 今月の11日(現地時間)にレオのツイッターに画像が一枚アップされただけで、公開日などの情報はまだ未定。観たい気持ちを抑えて、次なる情報を待つのみ!