収納が少ない部屋に、壁を生かした棚を自作

Kei Shimadaさん(BEAMS BOY VMD)

収納が少ない部屋に、壁を生かした棚を自作の画像_1

店内のディスプレイをする現職に就いてから、DIYや内装への興味が高まり追求し始めたという島田さん。「店舗の陳列にはルールがあって。たとえば、グッズをトライアングル状に並べると、迫力を出しながら整っているように見せることができるんです」

そのアイデアから想像を広げて、壁のコーナーをうまく利用したオープンシェルフを作ることに。物量が多くても安心な耐震性に優れた設計をした。突っ張りタイプのパーツを駆使し、基盤となる柱を壁に固定している。デザインは、アシンメトリーにし、自分の好きなアメリカ雑貨やCD、書籍をディスプレイ。棚のプロポーションは飽きたらカスタマイズできるのもポイントだ。

「最近大きいサイズのテレビに買い換えたので、棚板をはずしてテレビボードにちょうどいい高さにつけ直しました。この柱と木材さえあれば、いくらでもレイアウトを変えることができますね」

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1 柱を立てて、コの字形に組み立てた棚をつけ足していくことを繰り返した自慢のオープンシェルフ。そこには旅行先で購入した雑貨や、趣味のゲームやサウンド機器などが商品のように並ぶ
2 「無類のスニーカー好き」という彼女は、自分の足のサイズにぴったり合わせた靴棚をDIY。玄関に置きっぱなしにしていたスケートボードは壁と棚の間にパイプを取りつけ、S字フックで引っ掛けている
3 お気に入りのキャンドルなどを並べた彼女のサンクチュアリコーナー

島田華衣●BEAMS BOYのヴィジュアル・マーチャンダイザー。3ピースロックバンド「昭和63年ズ」としても活動し、ギターを担当。Instagram: @kei_shimada

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