Waka Adachi さん(ヘアスタイリスト)
ロンドンでヘアスタイリストとして活動し、昨年夏に日本へ。現地でルームシェアをしていたフォトグラファーのパートナーも同時に帰国し、都内で一緒に住む物件を探すことになった。
「向かい合う水回りのスペースと寝室の間に小さな空間があって。そこをお互いの仕事場にできそうだなと思って決めました。ロンドン時代に使っていたデスクが理想で、記憶を頼りに再現」
天井に棚を固定し壁を思いきり使うことで、物量の多い仕事道具をすっきり収納した。木材の風合いにもこだわったという。
「元々、もう少し白っぽい木の色をしていたのですが、風合いのある濃い色みがいいなと思いオイルを塗りました」
作業台の向かいには、パートナーのワークスペースを確保。1LDKで限られた空間でも、お互い背を向くように個々の仕事場があれば、ひとり一部屋でなくても作業に没頭できると語った。