Waka Adachi さん(ヘアスタイリスト) ロンドンでヘアスタイリストとして活動し、昨年夏に日本へ。現地でルームシェアをしていたフォトグラファーのパートナーも同時に帰国し、都内で一緒に住む物件を探すことになった。 「向かい合う水回りのスペースと寝室の間に小さな空間があって。そこをお互いの仕事場にできそうだなと思って決めました。ロンドン時代に使っていたデスクが理想で、記憶を頼りに再現」 天井に棚を固定し壁を思いきり使うことで、物量の多い仕事道具をすっきり収納した。木材の風合いにもこだわったという。 「元々、もう少し白っぽい木の色をしていたのですが、風合いのある濃い色みがいいなと思いオイルを塗りました」 作業台の向かいには、パートナーのワークスペースを確保。1LDKで限られた空間でも、お互い背を向くように個々の仕事場があれば、ひとり一部屋でなくても作業に没頭できると語った。 1 マネキンヘッドなど仕事道具の大きさに合わせた設計で棚を作製2 キッチンの作業場が狭いからと、アイランドキッチンを手作り。ゴミ箱のサイズにぴったり合うよう調整しコンパクトな収納スペースに3 玄関横にはDIYした本棚が。それぞれの仕事道具ほかお気に入りのアート本などが置かれている。1マス4枚の板で構成した長方形の棚を並べた簡単なつくりのため、DIYスターターにもおすすめ 足達和佳●ロンドンを拠点に活動し、2020年夏に帰国。広告やブランドビジュアル、ファッション誌を手がける。Instagram: @wakaadachi 欲しい部屋は自分でつくる 欠点イッパツ逆転!インテリア術 特集TOP