ひとりっぷで重要なのは、アガる部屋かどうか。というわけで、3つのホテルの部屋をイッキにご紹介。
『星野リゾート 界 津軽』です。こちらの温泉旅館、和室が大半なのですが、うち6室のみが洋室で、ひとりっPのオシは圧倒的にこの洋室です。 内装は津軽の伝統工芸「こぎん刺し」をモチーフにしているそうなんですが、どこか北欧風。そもそも青森県自体、「家の感じとか、植生とか、なんとなーく北欧っぽいよなあ〜」と常々思っているんですが、やはり何か通じ合っているものがあるのかもしれません。
部屋は広々50.4㎡。ベッドスペースに、ソファスペースと、かなり広めのデスクコーナーも。家具の佇まいがレトロな感じで落ち着きます。
部屋に入った瞬間「わ〜〜!! なんだこの居心地のよさ!」と感動した『星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳』。
ワインレッドが基調の、一見大胆なカラーリングの部屋なんですが、グラデーション使いのせいか、ものすごーーく落ち着きます。たぶんソファ類が低めなのもポイントですね。
ベッドコーナーも、フローリングにマットレス。ゴロゴロしたくなる、クリーンでアットホームなくつろぎ空間! 4人掛けダイニングテーブルコーナーもあり、70㎡とかなり広いです。
『星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル』はフローリングにローベッドです。こちらのホテルは奥入瀬渓流沿いにある唯一の宿。
窓の外は奥入瀬渓流ビュー。室内は余裕の広さで、窓に向かってソファも配されています。
そしてなんと、泊まった部屋は露天風呂付き〜〜〜! 大浴場は朝6時〜深夜0時までなので、それ以外の時間、夜中や、起き抜けの早朝に、読書をしながら出たり入ったり、えんえん1時間以上入浴してしまいました。部屋付き露天風呂の醍醐味〜〜〜!! “ ひとりだからこそ、露天風呂付き部屋 ” ← これ、ひとりっPの温泉旅の心得のひとつです。
ひとりっPこと編集Pことフクイユミコ。元SPUR編集長。女性のひとり旅を「ひとりっぷ」と名付けて応援中の編集者。会社員にもかかわらず、海外ひとり旅歴25年以上、回数400回超え(全部自腹)の旅バカ。おもな渡航先は、香港180回、台湾60回、タイ&シンガポール各40回、サンフランシスコ30回、中国30回、ハワイ30回、中南米各国40回、カリブ諸国30回、中近東10回など。現在年間25回ほど(全部プライベート)海外渡航。あまりの頻度に、日本入国時に密輸を疑われたことも。その圧倒的実体験をもとにした女子ひとり旅指南本『今日も世界のどこかでひとりっぷ』『明日も世界のどこかでひとりっぷ2~秘境・絶景編~』『昨日も世界のどこかでひとりっぷ3~“弾丸・無茶旅編”~』『今日も世界の果てまでひとりっぷ4〜爆バイイング編〜』に続き、初の国内編『昨日も世界の果てまでひとりっぷ5〜行くぜ、ニッポン編〜』が好評発売中。5冊とも、文・写真はすべて本人が担当。