おやつ部探偵が華麗に解決。絶品チーズケーキを探し出す!

「チーズケーキ人気が最高潮に高まっている!」との情報を入手したSPURおやつ部員の編集U。舌が驚くほどおいしい一皿に出合うべく、スイーツ賢者に聞き込み調査を開始! 4つのカテゴリー別に、食いしん坊もうなる絶品チーズケーキを紹介。

編集U
おいしいスイーツを求めて日々駆け回っているSPURおやつ部員。見つけた逸品を公式インスタグラムで紹介するのが日課。中でもチーズケーキに目がない。

クラシックなチーズケーキを探る

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1 しろたえの「レアチーズケーキ」
1976年創業の老舗洋菓子店しろたえ。クリームチーズとレモン汁がベースの無駄のない味わいと洗練されたビジュアルで、発売以来多くのファンに愛され続けている。「ねっとりとしたケーキ部分とサクサクとしたクッキー部分のコントラストが絶妙で、ふとした瞬間に食べたくなる味です。後味がさっぱりと軽やかなのも素晴らしい!」(編集M)。

●東京都港区赤坂4の1の4

03-3586-9039
営業日:10時30分~19時30分、〜19時(土・祝日) 
休日:日曜 1ピース¥270

2 ゴロシタの「No.1 CHEESECAKE」
シェフの長谷川慎さんが約3年試行錯誤し完成させた。使っているのは、クリームチーズ、生クリーム、卵、きび砂糖のみ。「チーズの濃厚な味わいと、甘すぎない軽快な食べ心地はほかにはありません。別添えの塩をかけると、凛とした味へと変化するのも楽しいです」(ショールーム セッション PR・最勝久美子さん)。

●東京都渋谷区恵比寿南1の18の9 タイムゾーンヒルトップビル4F-A
03-5794-8568
営業日:17時~20時(営業時間は変更になる可能性あり)
休日:日曜 1台¥5,400

(チーズケーキはオンライン販売のみ)

 

3 オテル・ド・ヨシノの「クリームチーズケーキ」
レストランで提供されていた人気の品がオンラインで購入できるように。「チーズの風味が豊かでコクがあるのに後味はすっきり。あまりのおいしさについ食べすぎてしまう"危険"なケーキ」(ワイン&フードジャーナリスト・安齋喜美子さん)。しっかりと焼き込んだチーズケーキは、香ばしく食べごたえのある食感。

●和歌山県和歌山市手平2の1の2 和歌山 ビッグ愛12F
073-422-0001
営業日:11時30分~14時 17時30分~21時(営業時間は変更になる可能性あり) 
休日:月・火曜 1本¥2,970

(チーズケーキはオンライン販売のみ)

 

4 パティスリー パリセヴェイユの「コム ニューヨーカー」
まろやかなチーズクリームの下には、レモンのコンフィがしみ込んだスポンジ。「ニューヨークチーズケーキをフランス菓子の流儀で華麗に再構築。本来は土台にあるべきザクザクとしたクッキーは、トップにクランブルとして転生。レモンの風味が全体をさっぱりと引き締め、軽やかなケーキに仕上がっています。名作!」(女子マンガ研究家・小田真琴さん)。

●東京都目黒区自由が丘2の14の5 
03-5731-3230
営業日:10時30分~19時 
休日:木曜 1ピース¥630

 

ハイブリッドチーズケーキを開拓する

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5 Megan - bar & pâtisserieの「THE CHEESECAKE by Megan- Pistachio -」
「ピスタチオの風味はしっかり感じられるのに、チーズケーキとしての個性も失っていない。いいとこどりのケーキです!」(エディター・愛甲まみさん)。シシリー産のピスタチオペーストを合わせたベイクドチーズ、酸味のあるサワークリームフロス、ココアのクッキー生地を合わせた三層仕立て。低温でじっくり火を入れ、とろける食感を実現した。

●東京都渋谷区道玄坂1の12の1 渋谷マークシティ1F

03-3477-4670
営業日:10時〜20時
不定休 1本¥3,780

 

6 いと重菓舗の「和こん 柚子」
彦根で200年以上愛されている老舗和菓子店「いと重菓舗」。「和魂洋才」の精神で生み出したのがこの柚子フレーバーのレアチーズケーキ。「混ぜ合わされている柚子ピールの食感もアクセントになり、爽やかな香りとともに楽しめます。泡のようにふわりとした食感も特徴的。半解凍の状態で食べてもおいしいです」(Imageマネジャー・齊藤毬さん)。

●滋賀県彦根市本町1の3の37
0749-22-6003
営業日:8時30分~18時
休日:火曜 1本¥1,296

 

7 アンドオイモトウキョウの「蜜芋バスクチーズケーキ」
使用しているのは、収穫から炭火焼きまでの全工程を種子島の契約農家で行なっている、こだわりの安納芋。「高糖度なねっとり食感のスイートポテトと、クリームチーズに高千穂発酵バターやトンカ豆などを合わせたバスクチーズケーキが見事に融合。死ぬほど芋、栗、かぼちゃが好きな私は、ひとりで1本食べられます!」(ライター・広沢幸乃さん)。

●東京都千代田区有楽町1の8の1 ザ・ペニンシュラ東京 B1F
050-5491-2865
営業日:11時~19時、〜18時(日)(営業時間は変更になる可能性あり)
無休 通常包装1本¥3,456

 

8 Minimal(ミニマル)の「チョコレートレアチーズケーキ」
クリームチーズと相性のいい、まろやかな甘みとコクを楽しめる特別ブレンドのカカオ豆をたっぷり混ぜ込んだ。「カカオの風味を生かしたチョコレートの濃厚さと、クリーミーなレアチーズとのハーモニーが抜群。意外とさっぱりとした後味で、食べ出すと止まりません。冷凍での販売なので、溶かしながら食べるのもおすすめ!」(フリーランスPR・榎本真理さん)。

●東京都渋谷区富ヶ谷2の1の9
https://mini-mal.tokyo/
営業日:11時30分~19時
無休 1本¥2,980

お酒と相性のいいチーズケーキを味わう

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9 レスの「ゴルゴンゾーラチーズケーキ」
マイルドでクリーミーなドルチェタイプのゴルゴンゾーラチーズを採用。上品なクセがやみつきになるひと品だ。しっかり焼かれた外側から、トロッとした中心部への食感のグラデーションも楽しい。「ほのかに塩味が感じられ、ワインが飲みたくなります。甘いものが得意ではない人にもおすすめしたい逸品!」(スタイリスト・由田静さん)。

●東京都目黒区三田1の12の25 金子ビル1F
03-6451-2717
営業日:11時〜19時
休日:水曜 1台¥5,180

 

10 ラトリエ・ドゥ・リアンの「ウォッシュチーズのベイクドチーズケーキ」
塩水やお酒で洗いながら熟成させたウォッシュチーズ。中でも、最高級の「ゴールデンケナース」を贅沢に使用している。低温でじっくりと焼き上げることで、独特な香りを上品なコクへと昇華。「チーズの風味にひとクセあり、香り高くまろやか。甘党でなくてもおいしくいただけます」(ライター・桂まりさん)。"普通じゃない"チーズケーキを探している人に。

●東京都目黒区青葉台3の13の14
03-6455-1152
営業日:11時〜16時
休日:月・火曜 1本¥3,780

 

11 BELTZの「バスクチーズケーキ」
サン・セバスチャンの街角にあるバルで出合ったバスクチーズケーキのおいしさを東京に届けるべく2018年に専門店としてオープン。「しっとり濃厚なのに、甘すぎず、重すぎず、ひと口目から幸せ気分に包まれます。ワイン好きな私は、岩塩やペッパーなどで味変させて、おつまみにできるところもお気に入り」(m&associates代表・遠藤美和さん)。

●東京都渋谷区広尾2の2の18
050-7108-1030
営業日:11時〜19時
休日:水曜 スモールサイズ¥700

 

12 カオリーヌ菓子店の「バスクのチーズケーキ」
デンマーク産のチーズを使った本場の味を楽しめるバスクチーズケーキ。「ワインを飲みながらいただくと、黒焦げ部分の香ばしさと酸味がチーズのうまみを引き立てて、バスクのバルにいる気分に!」(alice daisy rose主宰・黒田トモコさん)。冷凍保存できる点も魅力的。常温で解凍しても、半解凍状態でもおいしくいただけ、気分でいろいろな食べ方を楽しめる。

https://kaorinne.ocnk.net/
1台¥3,240(オンライン販売のみ)

ヴィーガンチーズケーキを調査する

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13 ビオクラの「レアチーズケーキ」

ベースはカシューナッツ、豆乳ヨーグルト、豆乳クリーム、ライスミルク。さらに白ワインビネガーを加え、発酵の味わいを深めた。「自然豊かな山梨県・小淵沢にある自社のスイーツ工房で手作り。動物性の食材を使用していないのに、レアチーズケーキのような深いコクと心地よい酸味、驚くほどはかない口どけを楽しめます」(ライター・広沢幸乃さん)。

0551-20-5144(お客様係 平日10時~17時)
https://www.biokura.jp/ 1台¥3,456、カット済み1台¥3,672(オンライン販売のみ)

 

14 THE_Bの「ソイチーズケーキ」
ヴィーガンショップTHE_Bが、豆乳を発酵させて作るソイチーズを使用して生み出した。「動物性チーズのような風味とうまみを感じる新境地のケーキ。クセもなく、ブラウンシュガーとアガベシロップによるやさしい甘みに思わずフォークが進みます。しっかり焼かれたトップが香ばしさを加え、味に奥行きを出しているのもポイント!」(編集H)。

●東京都港区南青山5の10の2 第2九曜ビル1F
03-6805-0587
営業日:10時〜19時30分 不定休 1台¥4,536

 

15 エイタブリッシュの「マンゴーのレアチーズケーキ」
自家製ソイヨーグルトを使った季節のレアチーズケーキ。季節ごとにフルーツが変わるため、夏限定のマンゴーゼリーは9月末までの販売。「乳製品を使っていないとは思えない深みとすっきりとした口あたり。食べても罪悪感がないことに救われます!」(alice daisy rose主宰・黒田トモコさん)。爽やかな後味はサマーシーズンのおやつにうってつけ。

●東京都港区南青山5の10の17 2F
03-6805-0597
営業日:11時〜20時
休日:火曜 1ピース¥648

 

16 ドーター ブティックの「酒粕ヴィーガンチーズケーキ」
カシューナッツと豆乳ヨーグルトがベースのフィリングに、シェフの地元・新潟県産の酒粕がアクセントを加える。「酒粕がふわりと香る、素朴ながら豊かな味わいの逸品。白みそとレモン汁がまるでチーズのような酸味を生み出し、満足感も高いです。土台のクッキー部分はしっとりしていて、噛むほどに穀物の甘さが感じられるところも魅力的!」(編集M)。

●東京都台東区松が谷3の16の8 並木ビル1F
03-6231-7074
営業日:9時〜18時 休日:水・日曜
2ピースセット¥907

SOURCE:SPUR 2021年10月号「絶品チーズケーキを探し出す!」
photography: Takashi Ehara styling: Masayo Kooriyama 〈STASH〉illustration: Osushi Muroki text: Mai Ueno

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