SPURが読者のためのメンバーシップサービス「The SPUR Club」初の会員限定イベントとして、9月29日(火)に特別試写会を開催。上映したのは、10月16日(金)公開の西川美和監督作『わたしの知らない子どもたち』。会員38名がひと足早く鑑賞した一夜を、会場の様子や参加者の声とともにレポートする。
SPURが読者のためのメンバーシップサービス「The SPUR Club」初の会員限定イベントとして、9月29日(火)に特別試写会を開催。上映したのは、10月16日(金)公開の西川美和監督作『わたしの知らない子どもたち』。会員38名がひと足早く鑑賞した一夜を、会場の様子や参加者の声とともにレポートする。
The SPUR Clubとは?
登録無料の「The SPUR Club」は、SPURをもっと便利に楽しむための会員サービス。専用のマイページでは、記事のブックマークや好きなブランド・著者のフォローができ、自分好みの情報がひと目でわかる。メールマガジンで最新トレンドを逃さず、人気の占いも手軽にチェック可能。さらに会員限定のプレゼントや、イベントへの応募特典も用意されている。今回の特別試写会は、その記念すべき第1回となった。
上映後の会場で聞いた、会員の声
上映が終わると、場内には静かな余韻が広がった。会場のあちこちで涙をぬぐう参加者の姿も見られ、作品が投げかけたものの大きさを物語っていた。本作を鑑賞した会員たちは、何を感じ、何を持ち帰ったのか。3名の参加者に感想を聞いた。
あの時代を、繰り返してはいけない
決して過去の話ではない
誰にも見ないふりをされてきた子どもたちがいたこと、そして今もそうした立場を強いられている人がいることを改めて考えました。現在も世界のどこかで戦争が起き、親を失う子どもたちがいる。決して過去の話ではないと感じます。戦争孤児は、知っているようで知らないテーマ。日本人としてぜひ観てほしいと、周りに伝えたいです。
戦争映画を、違う角度から観られる作品
戦争を描いた映画はこれまでも観てきましたが、戦争孤児に焦点を当てた作品は初めてで、また違った角度で戦争について学べた気がします。印象に残ったのは、琴子といつも一緒にいた少年・将吉(羽山由一郎)。自分も子どもなのにどこか達観していて、そういう生き方を強いられた時代だったのだと胸が痛みました。
映画『わたしの知らない子どもたち』
監督・脚本・原案:西川美和
公開:10月16日(金)全国公開
©︎2026 K2 Pictures・AOI Pro.
出演:小八重葵美 二階堂ふみ
坂東龍汰 櫻井海音 花瀬琴音 キム・ドンウォン
羽山由一郎 小林丞之介 岩田龍門 渋谷そらじ 武内ひなた
北村有起哉 吉田 羊 竹野内 豊
岡田准一 田中裕子 役所広司






西川監督の作品では『すばらしき世界』がいちばん好きなのですが、本作も同じように、何が悪で何が優しさなのかを考えさせられました。子どもが子どもに「生きててね」と別れを告げなければならない時代があった。それを繰り返してはいけないと強く思います。田中裕子さんや吉田羊さんが演じた大人たちのように、見知らぬ子どもにも、自分なりの思いやりを持って接することができる人間になりたいです。