この春俄然気になるアイテムは、ずばり柄物! パターンが持つポジティブな力を、スタイリングに取り入れたいと思っています。そこにフィットするのがグッチのニットバッグです。
イエロー、ピンク、レッド、ブルー、オレンジなどカラフルな太めの糸でマルチストライプに編み上げられています。持ち手のバンブーもクラフト感にマッチ。フロントにはレザーが配され、ホースビットがきらり。クラシックな品格を添えています。
ところでニットバッグと聞いて、「伸びてしまいそう」と思った方、心配ご無用。ライナーとしてキャンバス地が張られており、頑丈なつくりになっております。
そしてご覧ください。がばっと開いたときの、この収納力。スマホにお財布に化粧品に、本も香水もタンブラーも!「そんなに?」というくらい、いろいろ入ります。このバッグを持つ日は、サブバッグ不要なんです。最近はミニバッグに加えて毎日必ずサブバッグを携帯していたので、これは相当うれしい利点です。
こんなふうにフレアパンツやデニムにあわせて70年代風にまとめたり、パッチワークニットのドレスにあわせたり。スタイリングの妄想も広がります。ネイルもマルチストライプにあわせてカラフルに楽しみたい。持っているだけで心の底から元気になれる、ポジティブな柄バッグです。(エディターITAGAKI)
【PATTERN BAGS】
持っているだけで心が躍る柄バッグ
チェック柄にペールブルーのアクセント【バーバリー】
ロンドンにあるオリンピア展示場の屋根の形からインスパイアされたショルダーバッグ「オリンピア バッグ」。シーズナルカラーのペールブルーをプラスしたチェック柄のコットンキャンバス地に、スムースレザーのトリミングを施して。フロントに設置したポケットが、アクセントになるとともに使い勝手の良さにも。
バーバリー・ジャパン
http://www.burberry.com/
0066-33-812819
スタイリングを盛り上げるフラワーデザイン【マルニ】
PVCコーティングのショッピングバッグの新作は、「MARNI」「LOVE」などのワードを花に見立てた手描き風のデザイン。まるでモダンアートを手に持っているかのよう。エネルギッシュなカラーリングが華やかな春の装いを瞬時に完成させてくれる。
マルニ 表参道
https://www.marni.com/
03-3403-8660
伝統技法をモダンにアップデート【パコ ラバンヌ】
パコ ラバンヌの伝統技法である、パーツをつなぎ合わせるテクニック「アッサンブラージュ」を用いたミニバッグ。ゴージャスなゴールドをベースにモダンな花柄を描き、クチュールを思わせる美しさにため息が出そう。アクセサリー感覚で持ちたい。
エドストローム オフィス
https://www.pacorabanne.fr
03-6427-5901
ヘビロテ確実なビッグトート【イザベル マラン】
オプティミスティックなカラーパレットで織り成すストライプは、シンプルでありながら見映えすること確実。タフなナイロン製で収納力も抜群だから、タウンからアウトドアまでさまざまなシーンで相棒に。フロントに施したグラフィカルなロゴプリントがポイント。
イザベル マラン
https://www.isabelmarant.com/
03-5772-0412
バッグに咲くスペード フラワー【ケイト・スペード ニューヨーク】
スペード フラワーが並ぶジャカードファブリックは、ビタミンカラーの力も借りてハッピーオーラが全開。クラシカルなドクターズバッグにインスパイアされたトップハンドルのフォルムがクラス感を添えて。マチを広く取り、小ぶりながらお出かけに必要なものは十分収納できる。
ケイト・スペード カスタマーサービス
https://www.katespade.jp
050-5578-9152
持っているだけで縁起が良さそう!【アンテプリマ/ワイヤーバッグ】
アンテプリマのアイコン、ワイヤーバッグの新作は2021年の干支「丑」にちなみ、牛のモチーフを起用。ワイヤーコードで表は牛柄、裏は無地に編み上げ、二つのデザインが気分次第で楽しめる。キャッチーなルックスはカンバセーションピースにも。
アンテプリマジャパン
https://www.wirebag.jp/
0120-03-6962
名曲がインスピレーション源【ピエール アルディ】
ビートルズの名曲『ペニー・レイン』からインスパイアされたバケットバッグ。70年代を彷彿とさせるグラフィックがアイキャッチー。スエードを使用することで、レディライクな趣に仕上げた。付属のストラップでクロスボディとしても持てる2WAY仕様。
ピエール アルディ 東京
https://www.pierrehardy.co.jp/
03-6712-6809
主張強めのパイソン柄で気分転換【マイケル・コース コレクション】
辛口テイスト派はパイソン柄をチョイス。ブラウンカラーを基調とし、シャープな雰囲気の中にも女性らしさを宿らせた。洗練された仕上がりがスタイリングにモードなスパイスをON。ランチバッグ型でクラッチとは思えない、たっぷり入る収納力も魅力。
マイケル・コース カスタマーサービス
https://www.michaelkors.jp/
03-5772-4611