この靴下、かゆいところに手が届く!

靴下って、いくつあっても嬉しいんです。タンスはとうに容量制限をオーバーしてますが。自分でも購入しますし、プレゼントされても小躍りします。特に、裾から覗いたときに気分が上がる柄物や明るいカラーに目がありません。特に最近気に入って愛用しているのが、CHICSTOCKSというブランド。「ここが気になるな」「こんなのあったらいいな」という要望希望を、見事にかなえているのです!

こちらは単色のシリーズですが、ストライプ、ドット、ツートーンなどラインナップが大変に豊富(私のお気に入りは写真のビビッドなピンク)。まず試したときに驚いたのは、これまでになくフィットする履き心地。履き口が足にぴたーっと沿うんです。リブ部分は編み方が切り替えられており、少し細め。足首からずり落ちないような設計に。しかも何回も洗ってますがまったく伸びたりへたれたりしない。そして、生地の切り替えはここだけではありません。

S、M、Lの該当サイズがこっそり足裏に刺しゅうされているのも心憎い
S、M、Lの該当サイズがこっそり足裏に刺しゅうされているのも心憎い!

足裏とつま先は、ソフトかつ厚みのあるパイル地が配されていて、靴への当たりがやさしいんです。ただ、たとえば全面がパイル地で仕立てられていると厚みが出て靴が履きづらい。スリムなフォルムと、快適さを兼ね備えているのです。そして、最後はパッケージについて。常日頃思うのですが、日本ではときに包装や梱包がしっかりしすぎていて、開けるのに手間がかかるし資源ももったいないなと。特に靴下でいうと、靴下同士を留める金属のクリップやタグファスナーなど、これいるかな?っていう連結部品が多い印象でした(あの「えのき」、ハサミがないと切るの大変ですしね……)。それが、このブランドは上の写真のように折りたたんで厚紙にセットしてあるだけ。使うほうとしても、取り出せばすぐに履けるので便利なことこの上ない。

ささやかな面積のアイテムですが、こだわりと叡智が感じられることに大げさではなく感動しました。ギフトボックスも同じミニマルなデザインでかわいくて、すべてひっくるめて今全力で好き!と叫びたいソックスブランドです。

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エディターSAKURABA

好きな服は、タートルネックのニットと極太パンツ。いつも厚底靴で身長をごまかしています。

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