家のドアを開けるのが楽しみになるスリッパ

帰宅しててドアを開けたときのムワッとした熱気、苦手なんです。ただでさえ汗でベタベタした体に湿気がまとわりついて、とにかくクーラーのリモコンめがけて一目散。スリッパを履くのさえイヤ! でも思います、これってなんだか情緒がない。
そんなときたまたま海外の方へのお土産を買おうと訪れていたビームス ジャパンでとてもいいものを発見しました。

トウモロコシの皮「きみがら」で作られたスリッパは、昭和22年頃から青森県十和田で生産され続けている特産品。乾燥させたきみがらで編まれたスリッパはとてもしなやかで、実家の和室の畳を裸足で踏んだときのような安心感を与えます。しかもこれ、履く人の足の形に応じて徐々に形状記憶していくんです。通気性がよいので、夏は涼やかに足元に寄り添い、逆に冬はほどよい温かさを保ってくれるそう。
今はまだ履き始めて一週間。汗をダラダラ流しながらドアを開けて、このスリッパに足を踏み入れると、素足にさらり、ひんやりとした感触が涼を運んでくれます。こんな猛暑でも、家に帰るのがちょっぴり楽しみになりました。

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エディターITAGAKI

ファッション、ビューティ担当。音楽担当になったので耳を鍛えてます。好きなものは、色石、茄子、牧歌的な風景。

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