気分は60年代のジェット・セッター!……になれるホテル

先日、夏休みを利用しニューヨークに行って参りました! 市内はファッションウィークで大いに盛り上がっていたのですが、私はしばし空港に留まり、かねてから行きたいと思っていたとある場所に向かいました。それがここ、TWA ホテルです。

ジョン・F・ケネディ国際空港のTerminal5にあります。
ジョン・F・ケネディ国際空港のTerminal5にあります。

今年の5月にオープンし、今秋より本格的に営業開始をしたこのスペーシーなホテル。ご存知の方も多いかと思いますが、ジョン・F・ケネディ国際空港にあった建築家のエーロ・サーリネンが手がけたTWA フライトセンターがホテルとして生まれ変わった場所です。ルイ・ヴィトンの2020年クルーズコレクションの会場にもなっていました!  60年代、ジェット時代の幕開けを象徴するTWA。他の航空会社に吸収合併されて以来、閉鎖をされていたのですが、この度晴れて宿泊施設として蘇ったのです。

映画『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』でも使用されていた真っ赤なフライトチューブを通過して、エントランスに向かいます。この時点でワクワク度がマックスです。

エントランスに足を踏み入れると、どこかで聞き覚えのある「パタパタパタパタパタ……」という音。あたりを見渡すと、フラップ式のフライトの案内表示機が! 実際に使われていたのを見たわけではないのに、なぜか強烈な懐かしさに襲われました。ラウンジやチェックインエリアなどもとても素敵で、映画や小説の中で見て憧れていた、あのジェット時代というものを体験できました。この場所が旅のスタート地点って信じられないくらいロマンティックですよね。出発までここでのんびり食事をしながら旅の予定とか立てたり、散策をしたい……!

ラルフローレンやヴァレンティノが手掛けた当時のユニフォームも!
ラルフローレンやヴァレンティノが手掛けた当時のユニフォームも!

館内には宿泊をしていなくても利用ができるカフェスペースや、実際に客室乗務員が着用していた衣装の展示があったりと盛りだくさんの内容。階段に設置された手すりや、天井のカーブ一つとっても素敵で、ずっと見ていて飽きませんでした。
また何より素敵なのが、オリジナルグッズです。

実際に機内で配布されていたアメニティを再現したキットとトランプをゲットしました。残念ながら実際に乗ることは叶いませんが、妄想することは何回でも可能です! 他にもトレーナーやセーター、ソックスなども。全部可愛くて本当に夢のようでした……。
今回時間がなく、行けなかったのですが実際に使われていた航空機をリノベーションしたバーも敷地内にありました。
未来感たっぷりながらも、どこか懐かしさを感じるこのホテル、本当に感激です。ジョン・F・ケネディ国際空港のターミナル5にありますので、空港を利用される方はぜひ足をお運びください!ターミナル間をつなぐエアトレインがありますので、気軽に訪れることができますよ。今回は館内を見学しただけだったので、いつか泊れたらいいなあ……とぼんやりと思いました。

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エディターHORIE

ファッションとビューティ担当。K-POPを始めとする韓国カルチャーにお熱。茶碗蒸しと無花果の香りが好き。
実家で暮らす柴犬が親友です。

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