週末は #おうち時間 のハッシュタグを眺めつつ、家から一歩も出ずに過ごしました。せっかく自宅での時間があるのだから！と長風呂してみたり、細かいところの掃除をしてみたり、取れていたボタンをつけたり……と、ささやかな自己肯定感を積み上げることを意識して生活していました（笑）。そんな中で見事にハマり1日で駆け抜けてしまったのが、1月末より放送し、3月27日にPart1が完結した「Nizi Project」というhuluのドキュメンタリー。2PM、TWICEなどを輩出したJYPエンターテインメントとSonyMusicによる日韓合同のプロジェクトで、新たな才能を発掘するアイドル・オーディション番組です。全国各地での予選に集まったのは、未来有望な若者たち。テストをくぐり抜けた3次審査からは、JYPエンターテインメントを率いるJ.Y. Park氏と直接対面するのです。そこから見出された26人により行われる、4泊5日の東京合宿審査がメインイベント。
受験者たちは、ダンス・歌・スター性・ショーケースという4つの課題を経て、J.Y. Park氏から優秀者に贈られる「キューブ」を集めていきます。さらに選抜された最終メンバーが、デビュー前の韓国合宿に行けるという仕組み。見どころはもうたくさんあるのですが、各課題ごとに全員の順位が発表される瞬間にはハラハラしながら目が釘付け。やはりトップに輝く人のパフォーマンスは審査中から圧巻で「これは絶対1位だね！！！！」と友人と遠隔で同時視聴しつつやんややんや言って楽しむ、というのもおすすめです。
また、審査のたびのJ.Y. Park氏の講評は、一介の視聴者でも見事に腹落ちするほど、さすが……！という説得力のあるコメントばかり。「ダンスとは基本力が抜けていないとダメだ、必要な箇所だけ力を入れるんだ」「関節を意識して大きく身体を使うこと」「目の前の相手、今なら審査員である僕に届けようと思ってパフォーマンスしなくては」など、とても的確で鋭くて、愛があるんです。一番ぐっときたのは「ひとりひとり特別な存在であり、ありのままのあなたが見たい」という、それぞれの個性を活かす視点。誰にでも魅力があり、その魅力に気づき活かすことが出来る人こそスターなのだと。その言葉を受け止めて、自己研究を重ねプライドを持って歌ったり踊ったりしている参加者の姿には心が震えます……。夢を目指して、切実さと希望に満ち溢れた女の子たちの瞳があまりにまっすぐで。気づけば母親のような気持ちで画面を凝視（笑）。今からデビューが待ちきれません！ あっという間に見終わってしまったので、余韻に浸るべく、オーディションでたびたび使われた2PMの「I’ll be back」とITZYの「DALLA DALLA」をエンドレス再生中。ちなみに、Part2は4月末からスタート予定とのこと。日本テレビでも関連番組が4月からスタート予定とのことで、わくわく心待ちにしています。
自宅推奨期間という機会に、気になっていた映画やドラマをたくさん観るぞ！という気持ちのため、コンテンツ鑑賞が捗るこの頃。ちょっと前にこちらの記事にもありました「愛の不時着」にもすっかりハマり今は「青い海の伝説」にも気持ちを翻弄されています。韓国沼は深かった。家にいることをできるだけポジティブに捉えて、小さな楽しみを見つけながら乗り切っていきたいものです。
好きな服は、タートルネックのニットと極太パンツ。いつも厚底靴で身長をごまかしています。
