憧れのアスティエ・ド・ヴィラットが我が家に!!

2010年、SPURに異動してすぐ、コレクションスナップ班としてパリ出張をしました。その時、ファッションエディターやスタイリストのみなさんが会食やショーの待ち時間に話題にしていたのが、アスティエ・ド・ヴィラットのお皿についてでした。エルメスやシャネルと同列で語られる”アスティエ”という陶器ブランドに憧れを抱いた最初の思い出です。

憧れのアスティエ・ド・ヴィラットが我が家の画像_1

パリ郊外の土を使い、パリのアトリエで制作されるアスティエの陶器は、白い釉薬をかけた少しぷっくりした風合いが魅力。そして、夢見心地にさせてくれるデザインが何よりも可愛い。クラシカルでモダンで、さらにユーモアをひとさじ加えた塩梅がもう最高です。

しかし、生活よりも洋服に投資してきた私にとって、アスティエは雲の上の存在でした。

憧れのアスティエ・ド・ヴィラットが我が家の画像_2
息子が7歳の頃にプレゼントしてくれたお手製ブレスレットを保管中。

そんな私を見かねたかのように、友人からサプライズプレゼントをいただいたんです涙。実は先日、ちょっとした昇進をしたのですが、そのお祝いにと選んでくれたもの。薔薇の意匠が素敵なボックスは、部屋の一角にパリの風を運んでくれます。ポプリを入れようか、ジュエリーを入れようか、はたまた自分だけの宝物を入れようか。今は毎日、ボックスを眺めながら妄想中。

12年の年月を経て我が家にやってきた初アスティエは、友人が選んでくれたという喜びも加わって、家宝のような逸品です。

エディターKINUGASAプロフィール画像
エディターKINUGASA

顔面識別が得意のモデルウォッチャー。デビューから好きなのはサーシャ・ピヴォヴァロヴァ。ファッションと映画を主に担当。

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