「ボーイッシュだけど、女っぽい」を叶える、diptyqueの香水

SPURのこちらの香水テーマを見て、久しぶりに香りを新調したくなりました。百貨店やセレクトショップで好奇心旺盛なワンコのように「くん、くん、くん、くん」気になったものはとりあえず嗅ぐ。打ち合わせやプライベートで会ったひとにも、使っている香水をヒアリング。香水ハンターになってみたものの、なかなか自分にフィットするものに出合えず・・・(涙)という状況だったのですが、あるときコーディネイトチェックでのスタイリストさんの言葉にビビッときたんです。「私、ボーイッシュだけど女っぽいのが好きなんだよね」。あ、これだ!!!!

香水って、普段のファッションとの関係性もとても大事ですよね。自分が他者にどんなふうに印象づけたいのかを、ショップの方にもっとダイレクトな言葉で伝えたらいいのではと気づいたんです。

夏だったら、Tシャツにパンツスタイルのボーイッシュな服装が好きだけど、まとう香りで女性らしさをキープしたい。それを明確に伝えることにしました。そこで、FUEGUIA 1833目当てで六本木に足を運んだのですが、途中で立ち寄った六本木ヒルズのエストネーションで運命の出合いが! TOM FORDやBYREDOなどおしゃれ賢者に人気のブランドから、ニッチフレグランスまで一挙にチェックできるスペースで、店員さんが提案してくださったのは、このdiptyqueのDo Sonでした。

「ひとと被らない」というのを条件に探していたもので、すっかりチェックし忘れていたのですが、いや、これだ!!!!(涙目)と。大袈裟かもですが、リサーチ期間が長かったのもあり、謎の達成感です。スパイシーでありながら甘さのある、官能的な香にうっとり。ちなみに、香水の誕生秘話も素敵なんです。創業者のひとりが、幼少期の夏に過ごしたハロン湾にあるド ソンの海辺での思い出がインスピレーション源。彼の母親が愛した、海風に運ばれるテュベルーズの香りを表現したんだそう。海を背景にかぐわしい白い花の香がふわりと自分を包み込む、そんなビジュアルイメージの1本です。もうすぐやってくる、暑い夏に爽やかさをもたらしてくれそうで、ワクワクしています。

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エディターTAKEUCHI

ハイウェストのボトムスと、美味しいビールに目がありません。
日々ぽっこりお腹と格闘する万年ダイエッターですが、腹筋より散歩で鍛えた脚力が自慢です。

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