水出し茶も美味しく飲める【Chattle(チャトル)】のポータブル茶器

水出しのお茶を入れたChattleのボトル
外回りが多い日は水出しのお茶を入れています。

静岡出身だからか、お茶を飲むことは小さな頃からの習慣です。最近は特に暑い日が続くので、コーヒーよりも軽めにカフェインを摂りたいときにアイスティーにしたり、逆に口内をスッキリさせたいけどカフェインは避けたいときにルイボスティーを選んだり、さっぱりした飲み口のお茶に助けられています。

会社や出先でも美味しいお茶を飲みたくて、水筒や置きマグカップなど色々と試した結果、今一番しっくりきているのが「Chattle」という名前のボトル(¥2,600)です。購入したのは中国茶をメインとするお茶の専門店「遊茶」さん。

公式サイトに「茶葉とお湯さえあれば、茶葉の種類や淹れ手の技量を問わず、美味しいお茶が飲める、信じられないくらい優秀な"茶器"です」と表記がある通り、お茶を飲むことに特化しています。

一番感動したのはその素材。一見アクリルのように見えるこの容器はトライタンという合成樹脂で作られているそう。ガラスのような質感と透明度ながら、ガラスよりも軽く強度のある素材で、口当たりがとても良いんです。

ケアもとても簡単で、基本的にさっとぬるま湯で洗うだけ。お茶は香りがしっかりしているので、これまで使用していたステンレス製やシリコン製での容器ではどうしても匂い移りが気になっていたのですが、これはひと月に一度くらい茶渋を取るために酸素系漂白剤に浸けるだけできれいに保てます。

保温機能はないので時間が経つと温度は変わってしまいますが、それでも厚みのあるボディと密閉力のおかげでやや緩やか。公式サイトでは茶葉で淹れることを勧めていますが、個人的にはティーバッグでも十分に長く美味しさを味えています。

 

Chattleにお茶を淹れた様子の写真
透明度の高い容器で茶葉の浮遊する様子もよく分かります。
茶葉のアップ写真
夏は青っぽい香りが涼しげな白牡丹というお茶がお気に入りです。
Chattleの茶漉し部分の寄り写真
茶葉から飲むときにストレスフリーな茶漉し。

普通のタンブラーや水筒と違うのは、取り外し可能な茶漉しがセットになっているところ。これがまた優秀で、よく見ると茶漉し穴が漏斗のように上が広く下が狭くなっているんです。なので茶葉や粉が口の中に入ってくることがなく、最後まですっきりと飲みきれます。

今の季節なら、水出しもおすすめ。常温の水と茶葉を冷蔵庫に一晩入れておけば、出かけるときにそのまま持ち出せます。冷房直下のデスクワークが続く日はホットで、外回りで口元を冷たく湿らせたい日は水出しで、夏もお茶ライフを楽しみたいと思います。

 

 

エディターMONNAプロフィール画像
エディターMONNA

冷たいビールと川遊びを愛する夏原理主義。首の詰まった服をよく着ています。

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