SPUR7月号はシャネルブックとの豪華2冊セット!
右からシャネルブック、本誌、2冊をまとめるラッピングカバーです。
手前味噌ではありますが、発売中のSPUR7月号がすごい!! まだの方は、ぜひ書店で探してみてください。もしかしたら探さなくても目に飛び込んでくるかもしれません。なぜなら安藤サクラさんと小松菜奈さん によるスペシャルなカバーなのですから。シャネルのアンバサダーであるお二人の共演は、今回が初。それだけでワクワクしてしまいますが、衣装がこりゃまた素晴らしい。表紙はもちろん、中面のファッションストーリーで華麗に着こなしたのは、昨年12月にNYで発表されて、大きな注目を集めたシャネルの2026年メティエダール コレクションです。もう色々と眼福なので、ぜひみなさんに見ていただけたら嬉しいです。(お二人の撮影中の様子を捉えたムービーも必見! )
ショーの舞台NYをソフィア・コッポラが案内します
イラストレーターLeNa SATOさんによる美しいマップをご堪能ください。
今回は、シャネルブックの1パートをご紹介。ブック全体を通してフィーチャーしたメティエダール コレクションが発表されたのは、NYでした。シャネルが愛する街として駅構内で開催され、地下鉄を行き交うさまざまな女性像を描き出したモード史に残る素晴らしいコレクションです。そんなショーにも駆けつけた、映画監督のソフィア・コッポラが、なんとSPURだけに現地の行きつけを教えてくれたんです。さまざまなカルチャーに精通したソフィアのおすすめアドレスを知れるなんてとっても貴重。誌面では、イラストと共にマップにしてまとめております。
たまたま5月の連休にNYに行く予定があったので、一足先にソフィアが教えてくれたスポットのいくつかに行ってみました〜。
ジョン・F・ケネディ・ジュニアとキャロリン・ベセット=ケネディもお気に入りの老舗のブラッスリー
外観も絵になる佇まいです。
ソフィア・コッポラ散歩のスタート地点に選んだのは、老舗レストラン「THE ODEON 」です。1980年代よりトライベッカエリアで営業しており、作家や俳優、アーティストなど多くの著名人たちが集う社交場。ジョン・F・ケネディ・ジュニアとキャロリン・ベセット=ケネディも通っていたとして、話題のドラマ『ラブストーリー ジョン&キャロリン』にも登場します。ちょうど行きの飛行機でドラマを鑑賞していたのでロケ地を巡礼できてテンションが上がりました……!
活気があってカジュアルな雰囲気。気軽に入れるのもいい!
店内は、レトロな趣があってとっても素敵。テラス、カウンターも含めてなかなかの席数なので、ふらっとウォークインで入れます。営業時間は10時から23時までのオールデイダイニング。ブランチから2次会までニューヨーカーの1日を支える使い勝手のいい店なのでしょう。
ブランチからディナーまで、時間によって便利に活用できる。
メニューはこんな感じ。アメリカらしいハンバーガーやステーキなどトライしたい一品が目白押し。フレンチトーストもお店のおすすめだそう。
フレンチオニオンスープ20ドル。奥は、ステーキタルタル38ドル。フレンチフライとバケットで友人二人で食べるのにちょうどいい量です。
悩んだ挙句頼んだのは、フレンチオニオンスープとステーキタルタル! どちらも大好きなのですが日本にいるとなかなか巡り会わないメニューなので、この機会を逃すまじとオーダー。オニオンスープは焦げ目のついたチーズとトロトロに煮込まれた甘い玉ねぎが最高のコンビネーション。牛タルタルもバケットと一緒に満喫。昼からシャンパンと共に至福の時間を過ごしました。
NYの本好きが集う総合書店
McNally Jackson Bookの外観
お腹を満たしたら、街散策へ。先ほどのTHE ODEONからWEST BROADWAY STをまっすぐ北上すること約15分。ソフィアが推薦する書店、「McNally Jackson Books 」に到着です。ペーパーバックから雑誌、海外の書籍、おしゃれな文具まで豊富に取り揃える言わば総合書店。特に児童書コーナーは丸々1フロアと充実しており、お土産用に可愛い絵本をゲットするのも良さそうです。
開放感のある店内。1F、中2階、B1で構成されています。
店内には所々椅子が設置してあり、お客さんが座って本を読める嬉しい配慮が。思わず長居してしまいそうな癒しの空間でした。
NYを舞台にした作品のラックも! ここで記念に1冊買うのも良さそう。
購入した本を入れてくれるショッピングバッグも可愛い!
ソフィアと親交の深いマーク・ジェイコブスの書店
閑静なエリアに佇むBOOKMARC
続きましてまさかの書店はしご!(笑) かつて東京でも店舗を構えていた「BOOKMARC 」です。ウェストヴィレッジエリアに位置するこちらの店は、1号店。こじんまりとした店舗ではありますが、ファッション&アート好きの心を揺さぶるビジュアルブックを豊富に取り揃えています。
ソフィア・コッポラの書籍も発見!
思わずここに住みたい! と思ってしまうような住宅街。窓を開けて、こんな街路樹が望めるなんて……。
BOOKMARCのあるウェストヴィレッジエリアは、閑静な住宅街の間に人気のレストランやおしゃれなアパレルショップが点在しており、どこかのんびりとした雰囲気。滞在中に何度か訪れた、個人的にもお気に入りのエリアです。
ソフィアのおすすめスポットからは外れてちょっと寄り道。BOOK MARCの前後に立ち寄りたいのが、ウェストヴィレッジエリアで人気のレストランCommerce Inn です。絵になるブルーベリーパンケーキがSNSでもバズっています。1911年に建てられた建物も雰囲気がある!
必見! シャネルの聖地へ
Bowery駅の入り口
さて、これまでマンハッタン島の西エリアを巡りましたが、東サイドに移動しましょう。今回のNY旅行で絶対に拝んでおきたいと思ったのが、2026年シャネルのメティエダール コレクションの舞台となったBowery駅です。この入り口はまさに、ファーストルックを飾ったモデルでブランドのハウスアンバサダーであるBhavitha Mandavaが登場シーンで降りていった階段!!!(こちらのフィルムで見られます )いや〜この目で見られて胸熱です。ファッションオタクの皆様、ぜひ聖地巡礼してみてください。
世界を代表する写真専門施設
悲しくも休館日だったので、外観のみ写真に収めておきました。
そんなシャネルの聖地からほどないところに、ソフィアがレコメンドするThe International Center of Photography があります。美術館、教育施設、カフェなどを併設した写真の総合施設で、ファッションフォトの展示も頻繁に行っているそう。私が訪れた日は、不運にも臨時休館の日で……。次回は絶対にリベンジしたいです。
フェルメール、ルノワールにレンブラント! 豪華なコレクションの個人美術館
1935年に美術館として開館。平日でも並ぶほど人気だったので、チケットは事前にオンラインで購入するのがおすすめです。
ソフィアの愛する美術館繋がりで、「Frick Collection 」へ。セントラルパークやメトロポリタンミュージアムの近くに位置するので観光のついでに立ち寄りやすい館です。ヘンリー・フリックという実業家のアートコレクションを収めており、彼の邸宅をそのまま美術館にしたという経緯があります。広くて荘厳な建物内を回遊している間、「これが個人宅だったの!?」と何度も思いました。
最近メゾンがショーを行ったことでも有名なFrick Collection。
所蔵作品は、フェルメール、ルノワール、レンブラントにドガそしてゴヤと美術界のオールスターズが一堂に会したような状態でアートに詳しくない人も満足感を得られるはず。特筆すべきは、海外の美術館には珍しく作品の撮影が禁止なんです。その分、肉眼でじっくりと集中して鑑賞しようという気になります。唯一、アイコニックな中庭のみ撮影OK。本当に優美な空間で、噴水を囲うように配置されたベンチで一休みしました。
Salon 94で6月まで開催する現代芸術家Tom Sachsの展示
またまた寄り道にはなりますが、フリックコレクションのついでに立ち寄って欲しいのが入場無料のギャラリーSalon94 。歴史的な建物を利用したコンテンポラリーアートのギャラリーです。ネオルネサンス様式の豪奢な内観と、展示される前衛的なアートのマッチングが大変面白い。THE正統派アートのFrick Collectionとのギャップも楽しめますよ。
ソフィアが愛するスポットを実際に回ってみましたが、いかがでしょう? 彼女ならではの良質なセレクションは、ぜひみなさんにも訪れてみて欲しいです。今回私が訪れることができたのは、誌面で紹介しているうちの約半分。可愛いお花屋さんや、美味しそうなベーカリーなどまだまだあるので、続きは誌面でチェックしてください!