【ザ・ノース・フェイス】【コールマン】etc.旅好きエディターの【旅行バッグ】とパッキング術を公開! 【おしゃれな人のバッグの中身vol.5】

さまざまな業界で活躍するファッションラバーが、お気に入りのバッグと必需品を紹介する連載。今回はYouTubeで配信しているシュプールTVの人気企画「what's in my bag」より、SPURデジタルエディター&スタッフの旅行バッグの中身をお届け!

さまざまな業界で活躍するファッションラバーが、お気に入りのバッグと必需品を紹介する連載。今回はYouTubeで配信しているシュプールTVの人気企画「what's in my bag」より、SPURデジタルエディター&スタッフの旅行バッグの中身をお届け!

安全第一! ヨーロッパ1人旅3泊5日

バッグの中身

SPURデジタルのWEBディレクター兼デザイナーを務める林は、ヨーロッパ1人旅のパッキング術を紹介してくれた。「ピンクのスーツケースは学生の頃に購入したものです。1人旅に行ったのはヨーロッパが初めて。それまでアジアを出たことすらなかったのですが、チャレンジしてみたいという気持ちがあり、気がついたらチケットを購入していました」。林の1人海外旅行の心得は、安全・身軽・現地に溶け込むこと。「自分の身は自分でしか守れないので、下調べを入念にしていきます」。

スーツケースの半分は空の状態に。身軽さを考慮したバッグの中身

バッグの中身
(左から)トートバッグ/シェイクスピアアンドカンパニー、ネッククッション・サコッシュ/無印良品、のどぬ~るぬれマスク 就寝用プリーツ/小林製薬、めぐりズム 蒸気でホットアイマスク/花王

「衣類はジーンズを1~2本。春先は、薄手のトップスにして、現地のコインランドリーで洗濯しています」。削れるものは削って、スーツケースの半分はなるべく空けた状態にするのが彼女のルール。

「メイク用品はファスナー付き保存袋に入れています。1つはメイク道具、1つはスキンケアアイテム。ヨーロッパの硬水は髪を洗うとキシキシするので、ヘアケア用品も持参しています。ヘアアイロンは、海外対応のサロニアのものです」。

「機内手荷物は、トートバッグ1つにまとめています。『のどぬ~るぬれマスク』、『ホットアイマスク』、無印良品の『フィットするネッククッション』は必須。リラックスできるグッズをたくさん揃えて、機内では絶対に寝られるようにしています」。

トートバッグの中には無印良品のサコッシュも。中にはパスポート、普段使用している財布、現地通貨を入れるポーチが入っている。USBライトニング端子の充電ケーブルもマストアイテム。「シートなどのコンセントにType-Cが入らない場合も、USBタイプは絶対に挿せるので1つ持っておくと重宝しますよ」。

現地に到着したら、トートバッグの中身を観光用に入れ替えて活動。貴重品を入れたサコッシュはアウターの下に隠し、トートバッグの中身は盗まれても平気なものに。「スマホで情報を確認できるよう、片手はなるべく空いた状態にしています。また、現地では現金をほとんど持ち歩かず、キャッシュレスで済ませることが多いですね。クレジットカードはナンバーレスに変更し、Apple Pay対応の店ではスマートフォンで決済しています」。

2泊3日、子どもとアクティブに遊ぶ旅

バッグの中身

SPURデジタルエディターの横山は、子どもと一緒に海や山、川など、自然いっぱいの中で遊ぶアクティブな旅行がパッキングのテーマ。その際使用しているのが、ザ・ノース・フェイスのバックパック「テルス25」だ。「いろいろ動き回るので、両手が空くバックパックが便利。子どもの荷物も一緒にまとめて持っていきます。また、子どもの分も併せるとどうしても荷物が増えてしまうので、持ち物はできるだけコンパクトで軽量なものを選ぶようにしています」。

軽量で機能性を重視したアイテムが揃う

バッグの中身
(左から)バックパック/ザ・ノース・フェイス、タオル小/パックタオル、タオル大/シートゥサミット、ポーチ(M、L)/モンベル、U.L.ペーパーポーチ S/モンベル、サコッシュ/ザ・ノース・フェイス、コンパクトジャケット/ザ・ノース・フェイス、中身の見えるポーチ/モンベル

「服は中身の見えるポーチにカテゴリ別で収納し、脱いだ服は空いたポーチに入れています」。着替えは、アウトドアブランドの機能的なアイテムを選ぶことが多いという横山。「以前SKBでも紹介した、ザ・ノース・フェイスのバーサタイルショーツは、水着の上にさっと穿けるので海や川で大活躍。速乾性が高いところも気に入っています」。その他、雨風を凌ぐウィンドブレーカーや、パッカブル仕様のジャケット、ラッシュガードも。「ウィンドブレーカーは飛行機内が寒い時にも便利ですよ」。

スキンケア・メイク用品は、サイズ違いのモンベルのポーチに収納。モンベルの「トラベルキットパック L」はフックが装備され、ホテルのタオル掛けなどにそのまま吊るすことが可能だ。「スキンケア類は自宅で使っているものと同じものにしたいので、トラベルボトルに入れ替えています」。

ザ・ノース・フェイスのサコッシュには貴重品やタオルを。財布として使用しているのは、モンベルの「U.L.ペーパーポーチS」だ。「すごく薄くて軽いので、財布がわりにしています」。シートゥサミットのタオルは広げると60×120cm程の大きさに。「タオルはサイズ違いで持っていて、大きいタオルは海や川に行った際、これで拭いています」。全体的に、コンパクト・軽量・持ち運びしやすいという点が重視されている。

バックパック1つで、フレキシブルなドミトリー宿泊旅

バッグの中身

ヨーロッパやアジアなど、1人旅の経験が豊富なエディター田近さん。旅の相棒は、コールマンのバックパックだ。「1人旅のときにはいつもこれを使っています。極力キャリーケースを持って行きたくないので、バックパックに着替えなどを、ウエストポーチに貴重品を入れて旅をしています」。旅の費用を抑えるべく、ドミトリーに宿泊することが多いそう。「ドミトリーは知らない人と相部屋なので、宿泊者同士の交流や情報交換も楽しみの一つ。現地ではバス移動や、たまにヒッチハイクをすることもあります」。

気になる荷物の保管方法と1人旅上級者の持ち物

バッグの中身
(左から)バックパック/コールマン、筆記用具入れ/エルメス、巾着袋(3サイズ)/アミ パリス、南京錠/フライング タイガー コペンハーゲン、キャミソールワンピース/プリーツ プリーズ イッセイ ミヤケ

「大体冬の時期に旅行をすることが多いので、2日に1回着替えるスタイルをとることで1週間分の荷物がバックパックに入ります」。ドミトリーにはランドリーがあり、洗濯した洋服をベッド横に干して出かけるのだとか。洋服は着替え用と、洗濯する服を入れる用の巾着袋に分けて収納。「旅行ではなるべく1枚でサッと着られる服や、乾きやすいものを選んでいます。よく旅先で着ているのが、プリーツ プリーズ イッセイ ミヤケのキャミソールワンピース。小さく折り畳んでもシワにならず、速乾性もあるので気に入っています」。

マチ付きの大きなポーチには、ホテルでもらったアメニティや無印良品のコンパクトな化粧水、洗顔フォームなどのスキンケアグッズを。メイク用品はほとんど携帯せず、日焼け止めとリップのみ。「メイクは最低限にして、日焼け防止にサングラスをかけています」。

「S字フックも必需品。風呂場でも使えるのはもちろん、ゴミ袋を作りたいときにレジ袋を引っ掛けておくことや、ベッド横に服を乾かすときにも活躍します」。

就寝時は、貴重品の入ったウエストポーチを身に着けて管理しているそう。「たまにロッカーのあるドミトリーもあるのですが、鍵が付いていないところもあるので、南京錠を持ち歩いています。ロッカーだけでなく、バッグのチャック同士や、バッグを奪われないようどこかに繋いでおくときにも活躍しますよ」。

さらにA4サイズのコピー用紙と筆記用具も必ず持参し、各国を旅するごとに旅行記を作っているという田近さん。「旅行記は全部で14冊あります。現地でその日のことを文字やイラストで記録し、思い出を一瞬たりとも逃さないようにしています」。

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