埼玉県の奥秩父にある関東屈指のパワースポット・三峯神社。三峯神社といえば有名なのがご神木のかけらを入れた「氣守(きまもり)」ですが、私の推しは神様のお使いのオオカミを一年間お借りできる「御眷属拝借(ごけんぞくはいしゃく)」という名前のお札。
このお札のことを知ったのは、『東京ポッド許可局』というラジオ番組で時事芸人のプチ鹿島さんが紹介していたのがきっかけ。「御眷属拝借」をしてからオオカミパワーで引きが強い出来事が続いたという話に、俄然興味をひかれたんですよね。それからしばらくして仕事でちょっとした災難が続いたんです。鬱屈とした気持ちを抱えていたときに、ふとオオカミパワーのことを思い出し、訪れてみたのが6年前。
奥秩父の自然を満喫できる標高約1,100mにある三峯神社のただならぬ秘境感に圧倒されたのを覚えています。参拝後、なんだか憑き物が落ちたみたいな爽快感があって、仕事運も徐々に回復傾向に。それから、何をしても気持ちが晴れないと感じたり、パワーを充電したいときに訪れるようになりました(特に願望実現、仕事運や勝負運、金運などを叶える力が強いとか)。
三峯神社は、約1,900年前に日本武尊(やまとたけるのみこと)が伊弉諾尊(いざなぎのみこと)・伊弉册尊(いざなみのみこと)を祀ったのが始まりと伝えられています。そんな歴史ある神社の最大の特徴は、使い神(神様の霊力を受け、神様と同じ働きをする動物)がオオカミであること。三峯神社の鳥居や本殿に祀られているオオカミ様のお姿は、キリッと凛々しくていつ見ても格好いいんです。
なんでも、日本武尊の道案内をし、その勇猛、忠実さから、使い神に定められたと伝えられているのだとか。そんな強くて霊験あらたかなオオカミを一年間借りられるとはなんと心強いこと。借りる方法は、社務所で「御眷属拝借」の手続きをして本殿で御祈祷を受け、「御眷属札」をありがたく受け取ったら、「御眷属箱」(専用の木箱)に入れて完了。帰宅したら、目線よりも高い棚に祀ってお供えをします(祈祷後に貰える用紙に詳細が書いてあるのでご安心を)。一年後に新しい御眷属札と引き替えに伺うのがならわしです。
また、妙法ヶ岳(標高1,332m)の山頂にある三峯神社の「奥宮」は、奥秩父を見渡せる眺望が素晴らしいので、併せて伺うのがおすすめ! まずは奥宮でお参りして、神社近くのお犬茶屋で蕎麦を食べてから、三峯神社へ参拝というコースが私的ルーティンです。その後、宿坊にある日帰り温泉に寄って帰ればパーフェクトなんですが、GWに行ったときはコロナのため休止中でした(泣)。
今年もまた新たにオオカミ様をお借りしたので、オオカミ様に守られながら一年間無事に駆け抜けられる気がしています。
三峯神社
埼玉県秩父市三峰298-1
https://www.mitsuminejinja.or.jp/
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