【Royal Ascot Race Meeting】 エリザベス女王が馬車に乗って登場!伝統のロイヤルアスコットに行ってきました。

ロンドンの西、バークシャー州にあるアスコット競馬場でイギリス王室が主催する伝統のホースレース「ロイヤルアスコット」が開催されました。エリアによっては、男性はシルクハットに燕尾服、女性もヘッドドレスがマストという厳格なドレスコードでも有名なこのレース。古きよき社交界の一端を垣間見る夏のイベントに、オフィシャルタイムキーパーを務める時計ブランド、ロンジンのお招きで行ってきました。





夏とはいえ、6月のイギリスはまだ肌寒く、あいにくの小雨模様。にもかかわらず、競馬場脇の公園ではたくさんの紳士淑女たちがガーデンパーティを開いています。テーブルセッティングも本格的で、このイベントへのみなさんの力の入れようがわかります。



限られた招待者のみが入れる「ロイヤルエンクロージャー」の入り口。他の観覧カテゴリーよりも厳格な、たとえば女性のスカートはひざが隠れること、などのドレスコードがあります。



初日、開会に先立ってパレードが始まりました。開会式のためにエリザベス女王がウインザー城から30分かけて馬車でやってきます。



女王はスーツと同じ黄色のお帽子。何人かのロイヤルファミリーの馬車が続きます。



ロンジンがオフィシャルタイムキーパーになって今年は10年という記念すべき年。



14日に行われたレース「キングススタンドステークス」では、優勝した馬の馬主、調教師、騎手、飼育師に、アン王女より今大会の公式時計「ロンジン マスター コレクション」が授与されました。



アン王女といえば、自身優れた騎手であり、英国の馬術競技チームの一員としてオリンピックにも参加したことのある方。このたびその馬術スポーツへの貢献がたたえられ「ロンジン レディースアワード2016」を受賞されました。これは、ロイヤルアスコット前夜、ロンドンの自然史博物館で行われた授賞式の模様。シノワ風のドレスが素敵です。


1988年騎乗中のアン王女。









伝統のレース、ロイヤルファミリーの登場に加えて、ロイヤルアスコットのもうひとつの見所は、女性たちの趣向を凝らしたヘッドドレスの数々。10センチ以上のヘッドピースもしくは帽子をかぶること、というコードはありますが、みなさんデザインではかなり冒険しています。この時期、イギリスのレンタルハットのサイトには「人気のものはすぐに予約が入ってしまうので、早めにどうぞ」と注意書きが。


キャサリン妃のヘッドドレスもエレガントです。



限られた招待者のみが入れる「ロイヤルエンクロージャー」では、アフタヌーンティやシャンパンをいただきながら、スタンドを行き来してレースを観戦することができます。まさに大人の社交場。私は日本からはるばるやってきた馬、エイシンアーウィンを応援しました。残念ながら負けてしまいましたが。



オリジナルのチョコレート。会場では、ロイヤルアスコットのロゴと王冠のモチーフが入ったTシャツなど、おしゃれなオフィシャルグッズも販売されていて、お土産も充実しています。

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