ジュエリーにも、ファッションと同じようにトレンドがある。ファッション感度の高い人が今取り入れるべきジュエリーといえば、レインボー色のカラーストーン。昨今益々人気が高まるカラーストーン。その色彩の豊かさを、一気に楽しみたい、というなんとも欲張りなトレンドだ。
ともすれば、華美になってしまいそうな多色使いのジュエリー。ポイントとなるのは、もちろんデザイン、そして石のカット。スザンヌ・カランのリングがその好例だ。
LAを拠点にするジュエリーブランド、スザンヌ・カランと出会ったのは、モードラバーのサンクチュアリ、ドーバー ストーリート マーケット ギンザ。中でも一際目を引いたのが、マルチカラーサファイアをあしらったリングだ。バゲットカットがクラシカルな印象を与えながら、それらをあえてランダムに配置することでモダンさも兼ね備えている。
素材の個性が際立つデザインは、シンプルに取り入れたいところ。石のついていないゴールドのブレスレットやリングと重ねて、手元をキャンバスのようにアーティスティックに彩って。
ドーバー ストリート マーケット ギンザ
https://ginza.doverstreetmarket.com
03-6228-5080
art work: Tomohiro Muramatsu〈sekikawa office〉 text: Shunsuke Okabe
