江原だからできる、アクティビティ

自然豊かな立地を生かし、瞑想プログラムや山中を散策するレジャーが充実。丸一日過ごせる贅沢なアクティビティを3つお届け

Spot_1 ミュージアムSAN[뮤지엄 산]

ミュージアムSAN[뮤지엄 산]

1 円形に並べたヨガマットの上で瞑想する

山の奥の美術館で、自然と調和してメディテーション

江原西部の原州(ウォンジュ)市山中に位置するミュージアムSAN。総面積は約2万1500坪と、韓国の中でも最大規模を誇る。設計はすべて建築家の安藤忠雄によるもの。実はここに、瞑想スポットがあるのをご存じだろうか。代表的な「瞑想館」は、韓国の伝統的な墓をモチーフに造られたドーム状の建物。中に入ると、天井からスリットが入ったホール内にひと筋の光が差し込む。生死の境界線にいるかのような神秘的な空間では、定期的に40分間の瞑想プログラムを実施している。簡単な呼吸法、横になって全身をゆるめる瞑想を通して、日常の中でたまった疲労やストレスをほぐし、心身に休息を与える。シンギングボウルを使った瞑想や、ボイスヒーリング瞑想なども選択可。ほかにもジェームズ・タレルの光を用いた作品内には椅子が用意されており、金・土には夕暮れの空を眺めながら瞑想する「カラフルナイト」を開催。建物を結ぶ広々とした屋外通路では、光や自然の音をダイレクトに感じて自然瞑想ができるような工夫も。すべて体験できるセット券は₩45,000〜。

江原だからできる、アクティビティの画像_2

2 光と空間の芸術家、ジェームズ・タレルの特別展示室。照明と太陽光を駆使した4作品を全身で体感できる

(C)James Turrell, Ganzfeld-AMDO,2013.Photo by Florian Holzherr

3 安藤忠雄の作品《青春》。青春とは人生の限られた期間ではなく心のありようである、という思いが込められている
4 版画制作体験も可能。トートバッグなどにプリントできる
5 博物館の運営を行うのは大手製紙企業。常設展として伝統紙・韓紙の歴史や魅力を発信する

 

DATA
江原特別自治道原州市地正面オークバレー2キル260 0507-1430-9001
営業時間:10時〜18時
定休日:月曜
Instagram: @museumsan_official
www.museumsan.org/eng/

Spot_2 Mona 龍平(ヨンピョン)・発旺山(パルワンサン)[모나 용평 발왕산]

龍平(ヨンピョン)・発旺山(パルワンサン)[모나 용평 발왕산]

空を飛ぶようなロープウェイに揺られ発旺山頂の絶景を目にして

韓国で初めてスキー場をスタートした龍平リゾート。韓国スキーの名所として名高いが、オフシーズンにおすすめしたいのが発旺山の頂上ハイキングだ。山頂へつながるロープウェイは、韓国最長を誇る往復7.4㎞。リゾート内に発着駅があるため、宿泊客のアクセスはスムース。ロープウェイは乗車時間が長く、景色をゆっくりと堪能できる。山頂には稀少な樹木や野花が生息しており、美しい自然を満喫できるほか、きれいな空気を生かしたヨガやセラピーなどのウェルネスプログラムも。展望台「発旺山気スカイウォーク」は、国内で最も高い標高の1458m。天候によっては、雲の上を歩いているような気分が味わえる。ほかにも湧き水を飲むことができる発旺水ガーデンやガラス張りの展望エレベーターなど、楽しい仕掛けもたくさん。散策路は整備されており、ゆったりと風景を満喫できる。

6 冬はスキー場の更衣室としても活用されているロープウェイの発着駅。飲食店やお土産売り場なども。美しいステンドグラスから光が差し込む
7 ロープウェイとスキー場に直結したホテル
8 樹齢1800年の大樹が群生している「千年柱の森の道」。韓国最大のエゾマツやイチイの群生地など、珍しい木々が茂ったルートを散策できる
9 ロープウェイの所要時間は約18分間。ゴンドラ内にはBluetoothスピーカーを搭載

 

DATA
江原特別自治道平昌郡大関嶺面オリンピック路715
033-335-5757
www.monayongpyong.com/

Spot_3 SURFYYBEACH[서피비치]

SURFYYBEACH[서피비치]

開放感満点のサーフィン専用のビーチ。アジア圏のサーファーが注目するスポット

青く美しい海で知られる襄陽(ヤンヤン)郡で有名なビーチ。大きな特色は、1㎞に及ぶ砂浜がサーフィン専用ゾーン、遊泳ゾーン、カフェ・カクテルゾーンなど目的別に区切られているところ。中でもサーフィービーチは遊泳が禁じられ、国内でも最多のトレーナー数と約1000本のサーフボードを保有しているという徹底ぶり! 昼にはレベル別のオーダーメイド・レッスンが開講されており、初心者からプロまで幅広い客層が参加している。各曜日、異なる時間帯でクラスが催されているので、詳細はSNSでチェック。サーフィン以外にはビーチでのヨガクラスなども実施されており、多様な海でのアクティビティを体験可能。夜にはバーで波の音とともにお酒を味わえる、一帯が開放的なムードを醸しているユニークなスポットだ。

 

10 海の家のカフェバーは、屋内外に多数の席を設けているほか、アパレルグッズなども販売。海を眺めながらお酒を楽しめるので、利用客が絶えない
11 サーフィービーチのオリジナルグッズも販売。ピンバッジのほか、タンブラーやTシャツなど、ここでしか買えないグッズも 
12 目印ともいえるスポットではぜひ記念撮影を! 有名人も数多く訪れるという

 

DATA
江原特別自治道襄陽郡県北面河趙台海岸キル119
033-672-0695
Instagram: @surfyy_beach

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