椎數莊/八丁堀
アジアのローカルフードをモダンにアレンジ
ヘルシーでおしゃれなアジア料理を楽しめるとフーディの心をつかんでいる代々木八幡「ヨヨナム」や"奥渋"「ピポンペン」の系列店が、7月にオープン。「椎數莊」では、ベトナムや台湾、タイなどアジア各地で親しまれているローカルフードをおいしく、楽しくブラッシュアップ。彩り豊かな副菜とスパイシーなシュリンプペーストを混ぜながら食べるカオクルックカピや鶏肉をたたいて揚げた大判の鶏排は種類豊富なナチュラルワインとも好相性。
1 (右上から時計回りに)ベトナム風豚の角煮とお野菜¥1,500、カオクルックカピ(タイのエビ味噌混ぜご飯)¥1,400、パクチーモヒート¥800
2 台湾屋台のスパイシー鶏排¥900
3 入り口の小さな看板を目印に
Information
シースーソー
東京都中央区湊1の9の7 井原ビル2・3F
03−6222−9133
営業時間:11時30分~15時、17時~22時
定休日:日曜・隔週月曜
Instagram: @si_su_so_
香港贊記茶餐廳 赤坂店/赤坂
香港でおなじみの"喫茶文化"を体験
店名にある"茶餐廳"とは、香港の人々の暮らしになくてはならないカフェスタイルの飲食店のこと。香港出身のオーナーが日本にも本場の文化を伝えたいとオープンし、SNSでも話題を呼んでいる。サンドイッチにミルクティーというローカルなモーニングの定番メニューをはじめとして、麺飯類や手作りの点心などが豊富に揃う。しっかりおなかを満たしたいときも、ちょっと小腹が減って休憩したいときにも寄り添うお店だ。現地を訪れたような居心地のよさを体感すれば、何度でも足を運びたくなる!
4 エッグタルト(1個)¥260。テイクアウトも可
5 ガーリックやチリ、豆鼓などで作るソースがヤミツキに。香港風塩ガーリック海老炒め¥1,380。中華風米粉クレープ巻き¥580は、手作りならではの味
6 赤坂店のほか吉祥寺と飯田橋にも店舗が
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ホンコンチャンキー チャチャンテン アカサカテン
東京都港区赤坂3の9の12 みすじ通り メトロビル1F
03-5561-8680
営業時間:11時~22時
定休日:無休
Simom/麻布十番
体も心も温まる韓国鍋に癒やされる
韓国の鍋料理といえば、タッカンマリやカムジャタンなどが有名だが、麻布十番で25年続く「シモン」の名物は、タッカルクッス。最近はSNSにアップする常連客が増えたことで人気が再燃。早い時間は予約が取りづらい日もあるが、鶏肉やじゃがいもの滋味が染みるスープを一度味わえば定期的に体が欲すること間違いなし。コシのあるじゃがいも麺は喉ごしもよく、締めの雑炊まで堪能すれば満足感もひとしお。ポッサムやプルコギといった一品料理もやさしい味わいが心に残る。
7 香辛料で下味をつけて煮込んだ豚肉をキムチやエゴマと、サンチュに包んで食す。ポッサム(小)¥1,430
8 ノスタルジックなムードの店内
9 名物タッカルクッス¥2,970(2人前。注文は2人前から)はやさしくコクのある味。締めの雑炊(1人前+¥770)も絶品
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シモン
東京都港区麻布十番 1の5の5 湯建十番ビル1F
03-3470-5889
営業時間:17時30分~23時 不定休
HASUO/広尾
伝統的な韓国料理を華やかな演出で
東京で数少ないモダンな韓国料理を堪能できる「HASUO」。店主は韓国随一の"美食都市"チョンジュ出身。日本のイタリアンやフレンチでも働いた経験を生かし、華やかな演出を盛り込んだコースを考案した。全10品のディナーコースは、パンチャンという韓国の副菜を長皿に16種盛りつけて提供するほか、グリルで火入れをしたカルビをゲストの目の前で熱した石に焼きつけたりと高揚感あるプレゼンテーションが満載。炙りユッケビビンパやチーズタッカルビなど、夜とは異なる料理を楽しめるランチも人気。
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ハスオ
東京都渋谷区広尾5の10の3 フロストバード広尾1F
03-6456-4377
営業時間:11時20分~、13時~、18時~19時(最終受け付け)※ランチは2部制
定休日:火曜(ほか月・水曜はディナー営業なし)
Instagram: @newkoreanhasuo
一平飯店/元麻布
ミニマルな広東料理に魅せられる
中華料理人として香港の焼物師や点心師と交流する中で自身も本場で学びたいという気持ちが強くなったと話す「一平飯店」の安達一平さん。高級食材を多用するイメージがある広東料理だが、素材の持ち味を最大限に生かすため、最適な調理を施すというポリシーのもとに作る料理には誠実で清廉な人柄がにじむ。金色の上湯スープは味の余韻が長く、焼物は噛みしめるほどにじゅわりと滋味深い。おかゆから始まるコースに心身を委ね、シンプルを極めた美食に没入したい。
13 ¥19,800~のコースの一例。フカヒレ上湯蒸しスープ。豚もも肉や親鶏からとったスープは、驚くほどクリアでしなやかな味わい
14 個室のほか8名まで座れるカウンター席が。品格漂うシックな内装
15 前述のコースに登場する香港式焼物。手間暇を惜しまずに作る窯焼きダックの、柔らかな口当たりに陶然
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イッペイハンテン
東京都港区元麻布3の12の41
050-3033-3946
営業時間:17時~、19時30分~(2部制)
定休日:日曜ほか不定休あり
Instagram: @ippei_hanten
la Canca/六本木
ふたりの料理人のアンサンブルに心弾む
都内の中華料理店で腕を磨いた山口貫さんと香港出身の点心師、陳國雄さんが熟練の技を発揮するコースは、伝統と革新がエレガントに融合。パパイヤを丸ごと使い、果肉とうま味濃厚なスープを一緒に味わうスペシャリテや細やかな職人の技が光る点心はビジュアルインパクトも絶大。「鮮度のよい食材をその日のうちに使い切る」を信条に、華やかで印象的な料理に仕立てる。行き届いたサービスも心地よく、特別感あふれるひとときに心身が満たされる。ランチは手頃な¥4,400コースの提供も。
16 やわらかいグリーンがきいた上品な空間
17 ¥19,800のディナーコースの一例。点心は季節や仕入れによって内容が変わるが、豪華な食材を使用し、ビジュアルも美しい
18 スペシャリテであるパパイヤ蒸しスープ。うま味豊かな上湯スープとパパイヤのハーモニーは必食のおいしさ!
Information
ラカンカ
東京都港区六本木6の12の2 六本木ヒルズレジデンスB棟3F
03-6721-1826
営業時間:11時30分〜15時 17時30分〜20時(最終受け付け)
定休日:月曜・祝日
Instagram: @lacanca_official