part7 肩肘張らずに行ける鮨店

敷居が高く、値段も上昇傾向にあった東京の鮨店にここ数年で変化が。親しみやすい雰囲気と手が届く価格帯で気軽に足を運ぶことができるニューウェーブが増えている。初めての〝行きつけ〟を探すなら今!

EDOMAE SS/新宿

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匠の技とやさしい接客を、駅近で

駅近の施設「新宿横丁」内にある鮨店は、店ごとに個性を発揮する「築地青空三代目」の系列。豊洲市場で仕入れる「まぐろ藤田」の上質なマグロなど高クォリティのネタの仕入れはもちろん、旬の魚介に合わせた調理法や包丁の入れ方など、丁寧な仕事に驚く。砂糖不使用でキリリとした後味の赤酢のシャリは、温かさを保ったまま握るため、厚みのあるネタととろけるような一体感が。高級店に引けを取らない品格ある味わいと、ふたりの職人の和やかな接客に癒やされて。

1・3 ランチの「レギュラー」¥4,000は、7貫+トロたくの巻きもので構成。秋は定番のマグロのほかブリやサンマ、カワハギ、ハマグリが提供される。もう少し食べたい人のために1貫から頼める"本日のおすすめ"も約8種
2 こぢんまりした空間でカウンター8席のみ

Information
エドマエ エスエス
東京都新宿区新宿3の20の8 トップスハウスビル1F
050-5589-8005
営業時間:12時〜15時 17時30分〜22時 不定休
Instagram: @edomae.ss

経堂にし岡/経堂

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魚愛にあふれる店主による渾身の鮨

食通たちが絶賛する、注目の新名店。店主は、幼少期からあらゆる魚を釣ってさばき、漁師や研究者並みの知識とそれを生かす技を持つ西岡洋介さん。コース一つのみで、6〜7種のつまみと10〜12種の握りを楽しむことができる。マグロの乾燥熟成や、独自の血抜き法でうま味を引き出す熟成魚など、魚介それぞれの魅力を200%生かしておもてなし。赤酢と米酢を各2種ずつ加えたシャリとかけ合わせれば、迫力あるうま味が口中で弾け、強い余韻がどこまでも続く。

4 「一人ひとり丁寧に接客したい」という思いからヒノキのカウンター6席のみで営業
5 握りの一部で写真はエボダイ、メカジキ、コハダ
6 つまみのノドグロと半熟イクラ。全6〜7種のつまみのうち半数はシャリを使用する。和食を学んだからこその技が光る

Information
キョウドウ ニシオカ
東京都世田谷区経堂1の12の1 B1
050-3091-0909
営業時間:18時30分〜21時頃
定休日:日曜
※要予約、一日一回転のみ
Instagram: @nishi._oka

すし光琳/神泉

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コスパ最強ながら、こだわりも十二分

初台にある「すし宗達」の姉妹店。約50種にも及ぶネタを食べたいだけ注文できる"町の鮨"的なスタイルで、自家製の玉子は¥88、生タコやアジなら¥209〜308、中トロや白エビでも¥528。回転寿司並みの良心価格だが、店主自ら豊洲市場に毎朝通い、天然モノにしぼって仕入れる新鮮な魚や、職人技が光る仕込みなど、名店ならではのこだわりは随所に感じられる。日替わりで15種類近く揃う、おつまみや魚介の一品料理も充実。口開けが15時なのもうれしい!

7 白木のカウンター席だけだが、女性ひとりでも気負いなく入れるアットホームさがある
8 当日のネタと価格を記載。マグロは名店「やま幸」から仕入れるなど一流品にこだわる
9 好きなネタを1貫ずつ頼める。飾り包丁が美しいホタテは¥418、白イカは¥528

Information
スシコウリン
東京都渋谷区神山町11の10 B1
050−3171−3411
営業時間:15時〜22時
定休日:無休
※混雑時のみ2時間制
Instagram: @sushi_kourin