早耳なフーディが集う、ハイレベルなグルメタウンはオープンラッシュ！ 店主の感性が光る個人店から名店の手がける新業態まで注目スポットをチェック
上原～幡ヶ谷
朝活でキャッチアップ、明るいうちからアペロで乾杯。最注目の人気エリアには、さまざまなライフスタイルに対応する新感覚のお店がオープン中！
Cyōdo
ひとりも居心地抜群のワインバー
代々木八幡から幡ヶ谷へ移転し、カウンターメインとなった店内はぐっとシックな雰囲気に。店主の山口萌菜さんが幼い頃に住んだフランスのカフェを想起させるクロックムッシュなど、人気のアラカルトメニューは変わらずにラインナップ。ナチュラルワインと一緒に黄昏時から夜まで楽しめる。料理の味はほかのワインバーとは一線を画すレベルで、日替わりのデザートをお目当てにする人も。ふらっと立ち寄るつもりがつい長居してしまう。
1 店内が満席のときは、外テーブルで立ち飲みも
2 ワインと相性がいい、クセになる濃厚なチーズの味わいに感動。ブルーチーズケーキ￥900
3 しっとり豊潤な味。パテ・ド・カンパーニュ￥1,350、グラスワイン￥1,000〜
Information
チョウド
東京都渋谷区本町6の37の10
電話番号なし
営業時間：15時〜22時
定休日：日・月曜
Instagram: @cyodo_official
蒸籠味坊
湯気が食欲を刺激！ヘルシーな蒸し料理店
中華とナチュラルワインで、新スタイルの中国料理を提案してきた味坊集団が蒸し料理専門店を代々木上原にオープン！ 家庭料理から豪華なごちそうまで、定番の点心だけでなく中国全土から厳選した蒸し料理のメニューを提供する。油を使わないヘルシーなレシピは、食材の栄養素も損ないにくく、いいことがたくさん。やさしい味わいの麺類の朝メニューから始まり、コスパ抜群のランチ、夜はワインとともに舌鼓。奥深き中華の世界を堪能して。
4 人気のランチメニュー。二元豚を特製の醬と蒸し、肉のうま味を凝縮させた。食後も重くならない。干し野菜は自社農園の食材を使用。豚バラと干し野菜の蒸しもの￥1,200
5 ナチュラルワインは手頃で、圧巻の品揃え
6 駅構内で便利。テイクアウトも可能
Information
ジョウリュウアジボウ
東京都渋谷区西原3の8の5 アコルデ代々木上原2F
03-5761-6430
営業時間：7時～22時LO 無休
1500
ここはイタリアの街角!?日常の風景が代々木八幡に
代々木八幡駅近くに登場した、本場イタリアさながらのバール＆トラットリアは開店当初から盛況だ。オーナーのヤマモトタロヲさんは「ヨヨナム」や「ホルン」などを手がけこの界隈を盛り上げる仕掛け人。1階のバールは一杯のエスプレッソから軽食、ドルチェまでオーダーでき一日を通して活気あふれる空間に。夕方からオープンする2・3階のトラットリアはクラシックな趣に変わり、昔ながらの郷土料理を提供する。イタリアワインを飲みながら旅する気分に浸ってはいかが？
7 家庭の味を一皿に。冷前菜の盛り合わせ￥1,600
8 入り口では伝統的な焼き菓子も販売
9 コクのあるソースとパスタの絡みが最高。豊西牛のボロネーゼ 自家製タリアテッレ￥1,800、グラスワイン￥980〜
Information
ミレチンクエチェント
東京都渋谷区元代々木町4の2
03-5738-8821
営業時間：1階バール 9時～23時
2階ディナー 17時～21時30分LO
定休日：月曜・不定休
神楽坂
美食の街に変化あり！場所に根ざしたエレガンスと極上の味わいはそのまま、敷居の高さを感じさせない新店が続々。訪れたい3軒をご紹介
KOMB
行きつけにしたい！ 次世代の割烹
暖簾をくぐると、まず目に飛び込んでくるのが大きな栃の木のカウンター。モダンで明るい店内はフレンチも似合うが、ここでいただくのは日本料理。「懐石 小室」で修業を積んだ原田アンナベル聖子さんが切り盛りする。メニューは旬の恵みをとらえた、月ごとに変わるおまかせコースのみ。しつらいももてなしも一流ながら手頃な価格で提供する理由は、気負わずおいしい和食を食べてほしいという思いから。予約困難になる前にチェックして。
10 全8品の中の先付け。いちじくの天ぷら、新栗に車エビの濃厚な餡を。コース￥8,800
11 カウンターから原田さんの職人技を間近で堪能できる
12 前菜は胡麻豆腐といくら、菊としめじのおひたし、銀杏の塩ゆでなど秋の味覚。さつま芋チップスは落ち葉をイメージ
Information
コンブ
東京都新宿区若宮町5
03-3528-9894
営業時間：ランチ12時〜14時（土・日）、ディナー18時〜22時（金・土・日）
定休日：月〜木曜
Instagram: @komb.jp
CRAZY PIZZA at SQUARE
郊外の名店が、都心エリアに進出！
国領のガストロノミックなイタリアン「ドンブラボー」が手がける「クレイジーピザ」の2号店は、トラットリアのような使い勝手のよさが魅力だ。伝統的なイタリア料理のアラカルトやピザのコースも提供。ゆっくりとディナーを堪能できる。メインのピザは、国産小麦の全粒粉にホエーと玉ねぎの香りを移した水を加えて発酵させた生地が特徴で、これによりもちもち食感と風味豊かな味わいが楽しめる。建築家のクマタイチさん設計の空間も評判に。
13 お酒の種類の豊富さも魅力。クラフト系も。右からワイン￥10,600、ビール￥1,200、ビール￥1,000
14 開放感ある店内
15 ロンバルディアの郷土料理と、自家製焼き肉ソースがヤミツキになるピザ。ネルヴェッティのサラダ￥2,200、マヨコーンピザ￥2,750
Information
クレイジーピザ アット スクエア
東京都新宿区天神町1の2
070-2008-1910
営業時間：17時〜22時LO、12時〜14時LO 18時〜22時LO（土・日・祝）
定休日：水曜・ほか月2回不定休あり
Information: @crazypizza_atsquare
ORI
「エスタシオン」の姉妹店で立ち飲みを！
連日賑わう本店から徒歩15秒の場所に、スタンディングのワインバーが誕生。野堀貴則シェフが目指したのはサクッと一杯飲めて、料理にもこだわった店。スペインバルのスタイルを神楽坂らしく解釈し、選りすぐりのナチュラルワインと創作おばんざいを振る舞う。一軒家をリノベーションした店内は洗練されながらも温かみがあり、オープンテーブルカウンターでは訪れた人同士の会話も自然と弾んでいく。この街に初めて訪れる人にもおすすめしたい場所だ。
16 奥のセラーには約700本のナチュラルワインが
17 料理に合わせ、器は木工作家の湯浅ロベルト淳さんにオーダー。お惣菜盛り合わせ2人前￥2,000
18 パン デ フィロゾフ特製のカンパーニュ。パンと季節のディップ￥500、グラスワイン￥900〜
Information
オリ
東京都新宿区神楽坂3の4 河村荘
03-5579-8979
営業時間：16時〜23時
定休日：日曜
Instagram: @ori__kagurazaka
