ペルー、スリランカ、ネパール……土地ごとの料理をモダンに解釈したレストランに注目!
MAZ/永田町
世界最先端のガストロノミー
生態系の研究と最新の知識から立ち上げる、鮮やかで美しいガストロノミーを提供するこちらは、世界のベストレストラン50の第2位に輝くペルー「セントラル」の姉妹店。水深14m〜海抜4200mの高度と生態系をテーマに設定したコースは、海藻から抽出した青色の奥からタコの風味が現れたり、カブヤ、ピタハヤ、グラパラリーフなど稀少な食材との出合いも。料理長サンティアゴ・フェルナンデスさんの技とアイデアに胃も心も大満足!
1 VERTICAL EXPERIENCEコース¥24,200から、スライスしたバワハナッツで果物やムースを包んだ皿と、サボテンの根で甘みをつけたソルベが並ぶ「高地の森」
2 多肉植物とイカスミの網、タコとスピルリナソースが層を作る「海霧」
3 料理長はベネズエラ出身
Information
マス
東京都千代田区紀尾井町1の3 東京ガーデンテラス紀尾井町3F
03-6272-8513
営業時間:17時〜23時
定休日:火曜
Instagram: @maz.tokyo
HOPPERS by SPICE Cafe/茅場町
スパイスの奥深い魅力に包まれる
世界中を旅してきた「スパイスカフェ」の伊藤一城さんが、現地出身のシェフであるマヘシュ・ラサンタさんと発信するモダンスリランカ。昼は家庭料理から着想した9種の副菜とカレーの定食スタイル。夜は白湯から前菜、魚、肉、ライス&カリー、デザート、紅茶へと続くおまかせコースをメインに、アラカルトも提供する。日本各地から直送される食材とスリランカから届くスパイスが融合して、軽やかなハレの日のごちそうに。
4 ライス&カリーの内容は日替わりで¥1,650。レンズ豆カレー、イワシ丸干し、ポルサンボル、モージュなどを盛り合わせ。別添えのカレーは3種から選べる
5 夜のコース¥6,600から、ホッパー、ワダ、サンボル、スープが並ぶ前菜
6 シックなしつらえの路面店
Information
ホッパーズ バイ スパイスカフェ
東京都中央区日本橋兜町7の1 KABUTO ONE1F
03-6890-1547
営業時間:11時30分〜14時LO 18時〜20時30分LO
定休日:水曜
Instagram: @hopperstokyo
CHYANGRA/根津
最新ネパール料理をカジュアルに
ネパール伝統の家庭料理に5ツ星ホテル出身の料理人の現代的な感性をかけ合わせた料理が魅力。米粉を使ったピザやそばの実のかき揚げ、麺などアラカルトのラインナップも豊富だが、まず食べたいのが最もポピュラーな郷土料理のダルバート。ジョルと呼ばれるスープ、豆、青菜、芋などの野菜を多用した副菜9種が、赤米など3種を炊き合わせたライスとパパダン(高温で揚げたおせんべいのような食べ物)を囲む賑やかな一皿だ。
7 ジョル(写真はマトンカレー)、チャツネ、アチャール、チュカウニなどの副菜が並ぶ。デザートと飲み物つき。ベジタリアンやヴィーガンにも対応可。ダルバート¥1,650
8 野菜とそば粉のかき揚げ、ファパルコパコダ¥750、ラクシ¥600
9 ふたりは同じ村の出身
Information
チャングラ
東京都文京区根津2の20の1 ABCビル101
03-5815-4878
営業時間:11時〜14時30分 17時〜22時
定休日:水曜
Instagram: @chyangra_tokyo