2017年10月号
2017.08.21

SPUR 2017年10月号

New York, I love you

SPUR10月号は、ニューヨークガイドで幕開け! ラフ・シモンズによる新生カルバン・クラインをフィーチャーしたストーリーに、最先端のファッションとローカルな食の情報がぎっしり。ファッション大特集では“きれいな大人”を目指します。橋本愛も登場し、秋の装いで新たな表情を見せてくれます。定評あるバッグ特集は、夢ある逸品はもちろん、スペックも徹底的に追及。さらに小田切ヒロによる魔法の“小顔”ベースメイクアップで“きれいな大人”のフィニッシュを完璧に。カン・ドンウォンのマチュアな魅力が詰まった眼福ビジュアルも掲載、胸が高まる秋ファッション特集号をお見逃しなく!

PHOTOGRAPHY:PETER ASH LEE STYLING:LISA SATO<BE NATURAL> HAIR:KENSHIN ASANO<L’ATELIER> MAKE-UP:MANAMI ISHIKAWA<KIKI INC.> MODEL:HARLETH KUUSIK MODEL CASTING:BERT MARTIROSYAN COORDINATION:YASUYO HIBINO<FISH*CO> COSTUME:CALVIN KLEIN 205W39NYC

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2017年10月号

【訂正のお知らせ】

SPUR10月号「バッグには、夢とリアルが必要だ」企画内p.167に掲載しましたTASAKI ポル レリキアエのバッグの価格に誤りがございました。
正しくは¥275,000です。訂正してお詫び申し上げます。

SPUR10月号「この秋は、スタイリングの天才になる」企画内p.137右下に掲載しましたブルーのシャツのクレジットに誤りがございました。 
誤)シャツ\39,000/アダム エ ロペ(アーロン) →正)シャツ¥39,000/ビオトープ(マディソンブルー)
訂正してお詫び申し上げます。

ニューヨーク、アイ・ラブ・ユー!

世界のトレンドをリードする街、ニューヨーク。最新のモードや、進化し続ける食はもちろん楽しみたい。同時に、ローカルなお店にも行ってみたい! そんな欲張りなリクエストに応えるべく、いまこの街でやりたいことを独断と偏見でレコメンドします。ピンクが街に溢れていたり、ダウンタウンデザイナーがカムバックしたり、シェフがヒップスターになったり……。いつ訪れても、やっぱり刺激的!

NYで今一番やりたいこと?(編集K)

それはやっぱり、ラフ・シモンズが手掛ける新生カルバン・クラインのジーンズを手に入れること! ということで、日本でも買えるアイテムに絞って、ブルックリンで撮影してきました。P.79に掲載したイエローステッチのデニムのパッチは、かの有名なブルック・シールズのキャンペーン写真がプリントされているんです。見た目を裏切るソフトな着心地で、毎日でも履きたいくらい! デニムのスタメンになりそうです。

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「きれいな大人」になりたい PART1  「きれいな秋、ブリットな秋」

今号の編集会議では、トレンドをふまえつつどんな女性になりたいか、を熱く議論しました。結論は、「きれいな大人」。フェミニンでクラシックだけど、コンサバではなくてSPURらしいガーリーな気分を盛り込んで。そんな女性像と、今季の英国調のトレンドはぴったりマッチする、という結論になりました。夏より素敵な女性になるために。新しい季節のムードを感じてみてください。

「軽井沢」は、きれいな大人によく似合う(編集T)

今回のロケ場所で訪れたのは、軽井沢タリアセン。美しい水辺と森と、クラシックな建物。
バラも盛りのこの季節は、本当にどこを切り取っても美しい場所でした。夕陽を狙ってちょっとアンバーでセンチメンタルなムードを意識して行ったのですが、当日はうす曇りのお天気。夕陽は難しいかしら……なんて言っていたら、最後のカットで、奇跡のような金色の光に包まれました。写真は、夕陽を受けてスタンバイするモデルのエステラ。ノーフィルターでこの陰影です。モデルたちも軽井沢の気持ち良い自然に包まれて、観光気分で楽しんでいました。どんな仕上がりになったかは、誌面でチェックを!

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「きれいな大人」になりたい PART2 橋本愛は赤を着て「きれいな大人」になる

「きれいな大人になりたい」大特集では、ファッションプロのリアルな秋冬着こなし計画や、ヴィンテージを取り入れたスタイリング提案など幅広い内容で“きれいな大人”のスタイル提案をしています。中でも、女優・橋本愛さんがこ の秋冬のキーカラーである「赤」を着て登場するページは必見です。大人の女性としての美しさを見せる橋本さんを、ぜひ誌面で御覧ください。 

撮影裏話「橋本愛さんが着こなす『赤』」(編集S)

赤をテーマにしたスタイリングを、華麗に着こなしてくれた橋本愛さん。現場で試しに、と着てみたすべてのルックが似合いすぎてしまうため、ギリギリまでどれにするか悩みました……! 撮影では自在に動くだけで絵になるその姿にも感動。まっすぐな視線も印象的でした。撮影の合間には、笑顔で楽しそうな表情とのギャップにも癒やされました。上の写真は、本誌未掲載のアザーカットです。本当ならばすべて載せたいくらい、素敵な写真ばかりでした!
photography:Seishi Shirakawa

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この秋は、スタイリングの天才になる

トレンドアイテムを手に入れるだけではなく「それをどう着るか」まで考えないと、真のモードとは言えない。人気復活のジャケットから、ソックス×サンダルの組み合わせまで。この秋のマストアイテムと、スタイリング方法についてさまざまな角度からじっくりと考えました。

今こそ、スタイリングの天才を目指したい!(編集O)

この秋のマストアイテムと、そのスタイリングについて。即マネできるアイデア満載の本特集ですが、個人的に最も物欲が刺激されたのは「Tabiの彼女を追いかけて」というページです。メゾン マルジェラの“Tabi”シューズ、巷で大人気ですが、SPURでは東京のモードな大人たちの楽しみ方と、“Tabi”の新作についてじっくりご紹介しております。モードに効く“Tabi”、ぜひチェックしてみてください!

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バッグには、夢とリアルが必要だ

秋冬シーズンのスタートダッシュに見逃せない、新作バッグを総ざらい! 私たちがバッグに求めているのは、手に持つだけで心をときめかせる「夢」と、使いやすさや機能性も重視した「リアル」。SPURがシビアな目線で選んだ総勢114個のバッグのなかから、あなただけの「夢とリアル」のベストバランスを見つけて。

夢とリアルが両立するミラクルなバッグ、あります!(編集W)

「一目惚れで買ったけど、使いにくくて結局出番がない」とか、逆に、「機能的で容量もカンペキだと思ったのに、いざ使おうとすると気分じゃなかった」とか、買った時の自分に一言「よぉ~く考えよ~」と昔のCMソングを歌ってやりたいバッグが、家のクローゼットに結構あります。あの時の私に抜けていた視点は、夢とリアルのバランス感覚。
さて、今回の新作バッグ大特集のなかでも担当イチオシは、そんな夢とリアルを両立させたバッグを紹介する「私たちが本当に使うバッグ大解剖」のコーナー。選定基準は、タブレットが入るサイズで、マチやポケット、ストラップなどの使い勝手がよく、ルックスもブランドも素敵で、しかもプライスに納得できるバッグだけ。そんな都合のいいバッグが存在するのか!? と疑った、以前の私と同じ状況のあなたに読んでもらいたい特集です。

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小田切ヒロの 誰だって小顔になれるんだ

飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍中のヘアメイクアップアーティスト・小田切ヒロさん。今回SPURではヒロさんに、メイクアップでモードな小顔を叶えるテクニックを提案してもらいました。ヒロさんが愛用している神アイテムで仕上げる超簡単な小顔ベースメイクから、眉毛やアイシャドウで顔の余白を埋めていくポイントメイクアップまで。あの手この手であなたのことを小顔にしてみせます!!

驚きの6ステップに括目せよ!(編集I)

こちらの写真は「奇跡の小顔ベースドキュメンタリー」の最初のプロセス。下地を塗って毛穴やシワを目立たなくし、顔の質感をフラットにしているところです。さて、ここからどう変化するか? あっという間の6ステップを踏んでいくと、驚くほどの小顔が完成。その激変っぷりに、現場でも「おおおお!」と歓声が上がりました。後日、SPUR.JPでプロセス・ムービーも公開予定。

photography:Yasuhisa Kikuchi<vale.>

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美しいひとのための官能香水

ふとした瞬間に漂ってきた香りに、心がざわめくことがあるのはなぜでしょう? それは香りがその正体を明かす前よりずっと早く脳に伝わり、人の情動に直接働きかけるから。香りと脳の働きに触れつつ、心を操るフレグランスについて考察しながら、この秋登場する新しい香りを紹介します。 

「フェロモンの模倣」がテーマの香りにはまってます(編集A)

紹介したフレグランスの中で、特にユニークなのものがこのムスカラ フェロ ジェイ。テーマは「フェロモンの模倣」。元々は動物性の香料だった、ムスクの催淫効果に着目してクリエイトされた香りです。実はこの香りをつけて出かけた某美容業界の後輩が、その日かなりの割合で男性に声をかけられとか! そのモテ効果はさておき、いわゆる「モテ香水」にありがちな甘すぎたり、濃密すぎたり、ということがなく、ものすごく繊細でエアリーな香りは着けていて心地いい。今一番はまっている香水です。まとう人の心も虜にする香り、おすすめです。

photography:

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噂のスリランカ・カレーで元気になる!

耳の早い食いしん坊たちが今注目しているカレーは、ずばりスリランカ・カレー。でも、スリランカ・カレーって、ほかのカレーと何が違うの? そんな疑問を解決するべく、スリランカ大使館の方に取材したり、カレー好きとしても有名なクリープハイプの尾崎世界観さんに試食していただいたり、あらゆる角度から噂のカレーにアプローチします。

スパイスの国・スリランカは、お菓子もスパイシーだった(編集M)

スリランカ・カレーの魅力は、何と言ってもスパイスをふんだんに使っているところ。数種類のカレーをワンプレートにのせて提供するスタイルのお店が多いのですが、それを混ぜつつ食べるのが醍醐味で、お店によっては数十種類のスパイスが使われているため、食後は身体がポカポカに。本特集でも紹介している「セイロン ドロップ」は、スリランカ紅茶専門店でもあり、紅茶のほか、ティータイムに合うお菓子も販売しているのですが、こちらで購入したジンジャー・ビスケットは驚くほどにスパイシー。さすがスパイスの国、と納得すること請け合いです。 

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ミレニアルズセレブったぎり!

今、デジタルネイティブといわれる若い世代“ミレニアルズ”が台頭しています。セレブの2世や、SNSを駆使して時代の寵児となるユースの勢いがすごいんです! そんな彼らを、イラストレーター&エッセイストの石川三千花さんと、スタイリスト・浜田英枝さんが様々な角度から愛をもって「ぶったぎる」本企画。セレブやファッションに造詣の深い二人だからこそのトークは必見です。 

撮影裏話「期待の若手、目白押しです!」 (編集S)

ミレニアルズ、とよく聞きますが今回改めて勢いある若者の数におののきました……! 石川三千花さんと浜田英枝さんの対談では、誰に注目すべきで、誰が残っていくのか? といった話をはじめ、ファッション界との関係性まで幅広く語られていて、これさえ読めば2017年のミレニアルズ事情は網羅できる、といっても過言ではありません。ふたりが「さらなる活躍に期待!」とそろって太鼓判を押していたのがウィロウ・スミス。ぜひ本誌で両者の分析をご覧ください。

Photo:Getty Images
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