スウィート・ナインティーズ・フェイス

あの時代のメイクアップムードが、今再びトレンドの潮流に
懐かしくも新しい、あの時代のミューズたちの面影が今に蘇る。当時のカルチャーを知るメイクアップアーティストRie Shiraishi氏が、この夏の新色を用いて提案するリバイバル・メイクアップ

アイシーブルーと無彩色で時代のクールを塗り替える
グラマラスなモデル全盛の時代を一瞬で塗り替えたのが、スキニーでファニーフェイスなケイト・モスの登場。アンニュイな目もとを引き立てる水色のシャドウに、どこか中性的なヌードカラーの唇と細い眉。強烈な個性で周囲を惹きつけるクールな存在感に倣う。
ドレス¥48,000/エーピー ストゥディオ ニュウマン シンジュク(カンパレッタ)

Make-up Tips

パールたっぷりのブルーアイとヌードな唇で当時のムードに
フェイスカラー5をまぶた全体になじませて透明感を出す。4のパレットの左下のブルーグレーをアイホールに塗り、左上のブルーを二重幅に重ねて指でアイホールに向かってぼかす。6でヌードリップに仕上げて。素唇の色が濃い場合は事前にコンシーラーで補整を。

★モデル使用色

1 クールなヌードカラーのリップは、鏡面のような輝きのリキッドルージュを選べばモダンな表情に。エクスタシーラッカー 100 ¥4,500/ジョルジオ アルマーニ ビューティ

2 グレイッシュブルーと深いグリーンに、シルバーの輝きを添えて。パレット アーバンエスケープ¥7,900〈5月1日限定発売〉/イヴ・サンローラン・ボーテ

3 マルチに使えるシアーなブルーのクリームカラー。リサ・ラーソンとのコラボレーション。ベネフィーク ラッキーチャームカラー LL ブルー¥1,800(編集部調べ)〈限定品〉/資生堂

4 水面を映したようなインテンスなブルーグラデーション。90年代の風を今らしく取り入れるなら、濡れたような質感がカギ。サンク クルール〈クール ウェーブ〉367 ¥7,700〈5月4日限定発売〉/パルファン・クリスチャン・ディオール

5 くすみを払うペールパープルのフェイスカラー。ジュピエルフェイスカラー〈1色入〉90C ¥2,200/メナード

6 素の唇と一体化するスーパーヌードなベージュカラーに繊細なゴールドが溶け込んだ、みずみずしいツヤのリップラッカー。ラプソリュ ラッカー 500 ¥3,900〈5月18日限定発売〉/ランコム

>商品のお問い合わせ先と電話番号はこちら

SOURCE:SPUR 2018年6月号「スウィート・ナインティーズ・フェイス」
photography:Yasuhisa Kikuchi〈vale.〉(model), Kevin Chan(products) make-up:Rie Shiraishi hair:Yusuke Morioka styling:Kumi Saito〈SIGNO〉 model:Jeske text:Anna Osada

FEATURE
HELLO...!