イギリス王室ウィリアム皇太子の妻であるキャサリン皇太子妃。キャサリン皇太子妃のプロフィールや着用アイテム、ウィリアム皇太子や子どもたちとのエピソードほか注目ニュースを写真付きでお届け。
キャサリン妃の注目記事
4年前のドレスを着回し&ZARAのイヤリングでドレスアップ!
着まわし上手なことで知られるキャサリン皇太子妃。2023英国アカデミー賞授賞式に出席した際には、2019年に同式で着用したアレキサンダー・マックイーンのロングドレスを一部リメイクして着用。また皇太子妃のお気に入りブランドとしておなじみのZARAで、17.99ポンド(約2,900円)というお手頃プライスで販売されているイヤリングを着用し、SNSに驚きの声があがった。
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インスタグラムアカウント『@earlychildhood』を開設!
キャサリン皇太子妃が、ウィリアム皇太子とともに立ち上げた『ロイヤル財団幼児教育センター(The Royal Foundation Centre for Early Childhood)』のための新たなインスタグラムアカウントを開設。子どもたちと交流する動画などをアップし、話題を呼んだ。
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ウィリアム皇太子&キャサリン皇太子妃の記念日ツーショットに羨望の声
2021年4月、イギリス王室のウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃が、結婚10周年を迎えたことをインスタグラムで報告。記念して撮影されたというポートレートが公開されるなり、世界中の人々から祝福メッセージが殺到! 10年経っても変わらぬふたりのラブラブぶりを褒め称える声や羨む声が、多数寄せられた。
キャサリン皇太子妃のプロフィール
キャサリン皇太子妃は1982年1月9日、イングランドのバークシャー州レディングに生まれた。父は英国航空の運行管理者、母は客室乗務員。キャサリン皇太子妃が生まれた翌年1983年には妹のピッパが、1987年に弟のジェームスが生まれた。ジェームスの誕生した年に、キャサリン皇太子妃の両親ミドルトン夫妻は、玩具とパーティー用品の通信販売会社を設立し、一家は富豪に。キャサリン皇太子妃はイギリスの名門校、マールボロ・カレッジを卒業し、後にウィリアム皇太子と出会うスコットランドのセント・アンドルーズ大学に進学。美術史を中心に勉学に励み、学位を取得した。卒業後は、イギリスのファッションブランド『ジグソー』のアクセサリー部門のバイヤーとして働いていた。キャサリン妃は、王室の花嫁で初めて大学の学位を持つことでも知られている。
キャサリン皇太子妃が英国プリンセスになるまでの歴史
ウィリアム皇太子との出会いから交際
スコットランドのセント・アンドルーズ大学に入学後、同じ寮で暮らしていた同級生のウィリアム皇太子と出会う。この頃からファッションに関心が高かったケイト・ミドルトンは、大学内のファッションショーでモデルとしてランウェイを歩く。その姿を見たウィリアム皇太子が一目惚れし、猛アタックの末、交際がスタートした。2004年にはウィンザー家の恒例行事であるスキー旅行に同行したことがメディアで報道され、世間から注目を浴び始める。
破局、復縁
2007年になると、ふたりの交際報道はさらに過熱。世間からの注目度が上がるにつれ、ケイトはパパラッチに追われる生活となり、同年4月には、破局報道が流れた。原因は定かではないものの、エスカレートしたパパラッチの追跡や、ケイトがプリンセスとして適任かどうかという王室側の躊躇が、理由のひとつなのではないかと噂されていた。しかし同年夏頃、ダイアナ元妃の追悼コンサートにふたりで姿を見せ、破局から数か月で復縁したことが明らかになった。
婚約
2010年、旅行先のケニアにて、ダイアナ元妃の婚約指輪とともにウィリアム皇太子からプロポーズ。同年11月には王室より公式に婚約が発表された。
結婚式
2011年4月29日、ロンドンのウェストミンスター寺院で結婚式を挙げた。イギリスでは、結婚式当日は休日となり、国全体がお祝いムードに包まれた。ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃は、ウェストミンスター寺院からバッキンガム宮殿までの道のりを馬車で移動。ロイヤルウェディングを祝福するために、世界中から約1,900人ものゲストが集結。バッキンガム宮殿までの道のりには約100万人が列を成し、オンライン中継は約7,200万人が視聴するという注目度の高さから、「世紀の結婚式」と呼ばれるように。
キャサリン皇太子妃のウェディングドレス
キャサリン皇太子妃がウェディングドレスに選んだのは、アレキサンダー・マックイーンのデザイナーであるサラ・バートンのもの。イギリス王室の伝統を重んじつつ現代性を融合させたデザインにしたいというキャサリン皇太子妃の意見を元にデザインされた。ティアラはエリザベス女王から借りた、1936年製のカルティエの「ヘイロー」ティアラ。緩やかにまとめられた花嫁の髪に華を添えた。
ダイアナ元妃の称号、“プリンセス・オブ・ウェールズ”がキャサリン妃へ
2022年9月8日(現地時間)にエリザベス女王(享年96)が崩御され、それまでダイアナ元妃(享年36)の称号として親しまれていた“プリンセス・オブ・ウェールズ”を与えられることとなった。
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キャサリン皇太子妃の子ども
Photo:Matt Holyoak/Camera Press/アフロ
第1子 ジョージ王子
結婚式の翌年2012年12月、英王室がキャサリン皇太子妃の懐妊を発表。そして2013年7月22日に第1子であるジョージ王子を出産した。ジョージ王子は長男であることから、父ウィリアム皇太子に次ぐ、イギリス王位継承順第2位となった。ジョージ王子は大のサッカー好きで、2021年7月には、両親とサッカー欧州選手権を観戦する姿が報じられた。
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第2子 シャーロット王女
2015年5月2日には、第2子シャーロット王女が産まれる。シャーロット王女の名前にはウィリアム皇太子の亡き母であるダイアナ元妃の名前も与えられ、シャーロット・エリザベス・ダイアナと名付けられた。2021年1月には、英王室に詳しい人物が「シャーロット王女はクモを観察して学ぶことが大好き。キャサリン妃は、そんな王女のために一緒にクモ採集へ出かけている」と語り、親子で昆虫採集をしていることが明らかに。
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第3子 ルイ王子
2018年4月23日には、第3子となるルイ王子が誕生している。
ふたりの王子と王女は両親に愛され、すくすくと成長中。英国のみならず世界中で愛される、一家の仲睦まじい姿はたびたびマスコミで取り上げられている。
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妹ピッパ・ミドルトン
ロイヤルウェディングでブライズメイドを務め、世間から注目を浴びた妹のピッパ・ミドルトン。アメリカのテレビ番組『TODAY』が2014年に行ったインタビューで、姉との関係について「仲良く支え合うごく普通の姉妹」と語っている。
2017年にピッパがヘッジファンドを経営する大富豪ジェームズ・マシューズと結婚した際には、キャサリン皇太子妃の子どもたち、ジョージ王子とシャーロット王女が、それぞれブライズメイドとページボーイをキュートに務め上げた。
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メーガン・マークルとの不仲説
2018年11月にはウィリアム皇太子の弟ヘンリー王子の妻、メーガン妃との不仲説が噂されたキャサリン皇太子妃。しかしながら、同年のクリスマスの公務では、仲良く言葉を交わす姿がメディアで報じられた。英国王室関係者も、不仲説を否定している。
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キャサリン皇太子妃のファッション
公式訪問先からウィンブルドンでのテニス観戦など、様々な場所でこなれたファッションを披露しているキャサリン皇太子妃。TPOと伝統をわきまえつつも、センスが際立つスタイリングが多くの人の注目を集めている。ハイブランドからファストファッションのプチプラアイテムまで、幅広く使いこなすのも特徴的。公務の場でもZARAのアイテムを着用するなど、庶民的な感覚が好感を集めている。
「着回しの女王」と呼ばれ、お気に入りの服はブランド関係なく、何度も着用することで知られる。2011年の婚約時に着用していたルイザ・スパニョーリの真っ赤なスーツスカートも2014年&2017年に着回し、アレキサンダー・マックイーンのタータンチェックのドレスコートも約7年間の間に3回着用している。
2016年4月にインド&ブータンを訪問した際は、インドの伝統衣装、サリーから着想されたドレスや、同国のデザイナーやジュエラーのアイテムを取り入れたスタイリングが注目された。
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2012年にキャサリン皇太子妃が着用したジェニー・パッカムのブルーのロングドレス。胸元のカットやビジューなど、煌びやかでありながらも、上品さを失わないエレガントスタイルを披露し話題になった。注目を集めたそのブルーのロングドレスは6年後の2018年にも披露されることとなる。同じドレスを着回すという庶民的な姿とともに、3人の子どもを出産してもなお変わらない体形に驚きの声が相次いだ。
2018年3月、第3子のルイ王子を妊娠中にロンドンでキャッチされたキャサリン皇太子妃。着用しているドレスは、ノルウェー訪問中にも着ていたイギリスのマタニティブランドSeraphine(セラフィン)のもので、値段は255ドルとお手頃。
2018年10月、ルイ王子を出産後の初公務には、野外活動に合わせてカジュアルなアウトドアルックで登場。この日に着用したパンツは、2年前にも着用していたザラのもの。ブーツにいたってはなんと14年前から愛用しているもので、庶民的かつ着回し上手な一面をのぞかせた。
Photo:Getty Images
2022年9月19日(現地時間)にロンドン中心部のウェストミンスター寺院で執り行われたエリザベス女王の国葬で、キャサリン皇太子妃は、アレキサンダー・マックイーンの膝下ワンピースに、ヴェール付きの帽子を纏った。ワンピースは2022年6月に催された女王即位70年の式典プラチナ・ジュビリーで着用したものの色違いで、そこにエリザベス女王が所有していた4連のパールチョーカーとパールのイヤリングをセット。パールチョーカーはダイアナ元妃(享年37)の手にも渡った貴重な品で、2017年にエリザベス女王から貸与された。
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ダイアナ元妃の影響
キャサリン皇太子妃のファッションに大きく影響していると言われるのが、故・ダイアナ元妃。時代を超えて語り継がれるダイナ元妃のアイデアが活かされた、華麗なドレスアップ姿は常に注目を集めている。
2010年11月、婚約会見の際は、ISSAのロイヤルブルーのラップドレスを着用。ダイアナ元妃もチャールズ皇太子との婚約会見の際にブルーのセットアップを着ていたことから、大きな話題に。世界中を沸かせた婚約発表後、キャサリン皇太子妃のヘアスタイルを美容室でオーダーする女性が続出したとか。
2013年7月22日、第1子であるジョージ王子を出産。退院後初となる写真では、またもダイアナ元妃と同じく、ドット柄のドレスをチョイス。デザイナーはジェニー・パッカムで、出産後のドレスは子ども3人とも同じブランドで統一している。
2018年10月には、ダイアナ元妃が結婚式で着用した由緒あるティアラをまとった姿が話題になった。
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Photo:Getty Images
2022年6月17日(現地時間)、競馬の祭典ロイヤル・アスコットに出席したイギリス王室のキャサリン皇太子妃。故ダイアナ元妃(享年36)をオマージュした水玉ドレス姿で会場の視線を集めた。
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キャサリン皇太子妃のビューティ
ヘアスタイル
前髪を切るだけで世界的ニュースとなるほど、その華麗なヘアスタイル&ヘアアレンジに定評のあるキャサリン皇太子妃。その日のファッションやドレスの色に合わせて、自由自在にヘアアレンジを楽しんでいる。
2017年7月のウィンブルドン選手権では、トレードマークのロングヘアを肩下のミディアムスタイルにばっさりカットし、涼しげなサマースタイルを披露。
2016年6月、ガーデンパーティーを訪れた際には、バラを形取ったハットに合わせたツイストアレンジで、ヘアスタイルでもバラを表現。
2017年11月には、ヘアアレンジで演出した“切らないエレガントボブ”、「フォブ」に注目が集まった。
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メイクアップ
エレガントな服装に合わせて、メイクアップはフェミニンに仕上げることが多いキャサリン皇太子妃。骨格がしっかりとしているが柔らかくハッピーな雰囲気のチークを入れることで、“可愛い、優しそう”というフェミニンな印象を与えることに成功している。
キャサリン皇太子妃が愛用するコスメブランドのひとつとして知られるのは、ボビイ ブラウン。結婚式のメイクアップはすべて、同ブランドのアイテムを使用。上品かつ華やかなスタイルを好む。
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キャサリン皇太子妃の公務
キャサリン皇太子妃が熱心に公務に取り組む姿はよく知られているが、特に関心が高いのが慈善活動。メンタルヘルスのチャリティーや子供のためのチャリティーイベントなどを積極的に行っている。
「The heads together」キャンペーン
メンタルヘルスに取り組む人々のためにサポートがなされるよう、個人や組織、そして社会に働きかけていく慈善活動。キャサリン皇太子妃らがサポートを表明している。
がんの子供のために7cmの美髪を匿名で寄付
2018年、髪を7cmほど切った際には、がん治療で髪を失った子供達のための慈善団体「リトル・プリンセス・トラスト」へ匿名でヘアドネーションを行った。
>>キャサリン妃、がんの子供のために7cmの美髪を匿名で寄付
クリスマス恒例のチャリティイベントに初参加
2019年12月、慈善団体「Family Action」のパトロン(支援者)の役割をエリザベス女王から引き継いだキャサリン皇太子妃。「Family Action」は、メンタルヘルス、DV、薬物依存、貧困などの問題を抱える家族を支援する慈善団体で、エリザベス女王は65年間にわたり、パトロンを務めていた。同団体が支援する子供たちとクリスマスツリーを選んだり、ツリーに飾るオーナメントづくりなど、クリスマスムードあふれるもの。キャサリン皇太子妃はグリーンのニットに赤いジャケットという、ホリデーシーズンにぴったりなファッションで参加した。
>>キャサリン妃がクリスマスカラーに身を包みツリー選び! エリザベス女王の長年のチャリティ活動を引き継ぐ
キャサリン皇太子妃の趣味
本人の口から趣味について語られることはあまりないが、2016年に行われた大英帝国勲章の授与式でウィリアム皇太子がキャサリン皇太子妃の趣味について語っている。塗り絵が好きでジョハンナ・バスフォードの『ひみつの花園』という大人向けの塗り絵がお気に入りだとか。
写真愛好家としても知られ、3人の子どもたちや家族の写真を英王室の公式インスタグラムに投稿したり、マスコミにキャサリン皇太子妃が撮影したロイヤルキッズの写真が公開されたことも。
また大のテニスファンで、ウィンブルドンで試合観戦する姿が度々キャッチされている。
>>ウィンブルドン選手権、キャサリン妃の歴代観戦スタイルをプレイバック
2021年、スコットランド訪問中に出会った人々に向けた皇太子夫妻によるお礼状がインスタグラムで公開された。添えられたスケッチはキャサリン妃が大学在学中の2002年に描いたもの。大学では美術史を専攻していたが、自ら絵画を描く才能にも優れていたよう!
>>キャサリン妃の絵の才能が話題沸騰! ウィリアム王子との出会いの地・スコットランドを描いた絵画を公開