「服」の概念が変わる一冊。デザイナー松居エリが『Sensing Garment 感覚する服 』を出版

ウェディングドレスブランド「エマリーエ」のデザイナー・松居エリによる作品集及び著作『Sensing Garment 感覚する服』(工作舎)が出版。発売は5月を予定している。

本書では、ウェディングドレスのデザイナーとして多くファンを持つエリ松居の服創りの秘密が明らかに。数学、科学の研究者とのコラボレーションを通して服を発表してきた彼女の探求と創造の間を自由に行き来する思考もビジュアルともに紹介。様々な人間の体に密着するオートクチュールでの服創りを通し、科学、アート、哲学の視点から「服とは何か」を探求、“ファッション”という言葉に追いやられていた服のもう一つの姿を、鮮やかに浮き上がらせる。



本書は、作品集をはじめとした、図案やテキスト、展開図としての服のパターンも収録。松居エリの集大成となる、圧巻の全180ページで構成される。美しいアートブックとしてはもちろん、読み込むほどに新しい発見をもたらしてくれるはず。ぜひ一度、書店で手に取ってみて。

『Sensing Garment 感覚する服 』
定価:¥5,800(税別)
著者:松居エリ
B4判変型、並製 180頁
出版社:工作舎
ISBN978-4-87502-471-2

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