旬の顔を約束する、プロダクト別ベストラインナップ

白熱する議論の中で選抜された、真の実力派コスメティックス。プロダクト別に指名買いをチェックして、全方位キャッチーな顔に!

EYE COLOR

1.SUQQU/トーン タッチ アイズ 05
「目もとに強い主張はいらないけれど、大人に必要な立体感や深みは欲しい。そんなときにぴったりのシェードカラーの最前線。ラフに塗るだけでサマになるので、メイクに自信がない人にこそ使ってほしいですね」(矢内さん)。まぶたをシルキーに磨き上げて、美しいカーブを印象づける。¥3,700〈8月2 日発売〉/SUQQU

2.セルヴォーク/ヴォランタリー ベイシス アイパレット 06
「カラークリエーションを手がける菊地美香子さんが、つくるのにものすごく苦労したというグレー。それも納得できるイノセンスとクールなムードを兼ね備えたこの発色、さすがです! ペールオレンジとの組み合わせもセンスよし」(森山さん)。植物オイル配合で時間がたっても乾かない。

¥6,200〈8月2 日発売〉/セルヴォーク

3.トム フォード ビューティ/アイ カラー クォード 04A
「どう使っても洒落た目もとになるアンバー系のカルテット。どんな服やメイクとも相性がよく、きちんとメリハリも出るので持っておいて損なし! 濡らしたブラシでつけると、ひときわまばゆい仕上がりが楽しめます」(Rieさん)。ドライだとさりげなく、ウェットでメタリックに輝く。

¥9,200〈8月16日発売〉/トム フォード ビューティ

EYE LINER

4.NARS/ハイピグメント ロングウェア アイライナー 8235
「リバイバルしつつある囲み目に最適なアイライナー。メタリックなコッパーで目もとをグルリと囲むのがたまらなく可愛くて、毎日でも使いたい! ピグメントの輝きが映り込んで、瞳がキラキラと光って見えるのもいい」(森山さん)。粘膜に引いてもにじみにくい、汗水に強い処方。

¥3,000〈8 月23日発売〉/NARS JAPAN

5.カネボウ/ディープジェルアイライナー 03
「数あるレッドやボルドーのライナーのどれとも違う、赤みを秘めた影のような色。まなざしに奥ゆかしいフェミニニティを宿してくれます。自然な血色を追求するブランドならではの唯一無二の彩り」(Rieさん)。肌まで美しく見せる、赤の色相の中心を担う色をベースに。

¥3,200〈8月9日発売〉/カネボウインターナショナルDiv.

6.ヴィセ アヴァン/リップ&アイカラー ペンシル 002
「はじめは『黄緑⁉』と怯んだけど、いつものメイクアップにアクセント的にきかせたら想像以上におしゃれになった! 繊細なパール入りでぺったりせず、こなれ感も十分。周りと差をつけたい、モードラバーの色遊びにぜひ」(矢内さん)。ミネラルオイルを配合し、スルスル描ける。

¥1,200(編集部調べ)〈8月21日発売〉/コーセー

LIP COLOR

7.ランコム/ラプソリュ ルージュ R 02
「"ペタッ"という表現がしっくりくる、唇に吸いつくようなテクスチャー。いい意味で厚みを感じさせるセミマット感がトレンドのクラシカルなスタイルによく似合います。日本人向けにつくられた赤は顔映えも上々」(森山さん)。塗りやすさを極めた宝石のようなシェイプは30回使用後もくずれない。

¥4,000〈9 月13日発売〉/ランコム

8.エスティ ローダー/ピュア カラー デザイア リップスティック 212
「アップデートされた’90sの女性像を目指したい日のメタリックレッド。ひと塗りでスタイルをコンセプチュアルにするパワーがあります。どんなスタイルにもフィットして、モード感をプラスしてくれます」(矢内さん)。リッチな発色を求め、特別な加工を施したカラーピグメントを高濃度に配合。

¥4,900/エスティ ローダー

9.クレ・ド・ポー ボーテ/ルージュリキッド ルミヌ マット 106
「うるおいとともに唇を染めるシームレスな仕上がりで、過去最高に使いやすいマットリップ。思わずハッとするほど唇がきれいに見えるんです。いつまでもしなやかなままだから、メイク直しの手間が減るのもうれしいポイント」(Rieさん)。輪郭や口角を乱れなく彩れるアプリケーターを採用。

¥5,000/クレ・ド・ポー ボーテ

CHEEK COLOR

10.カネボウ/シマリングコンパクト
「一番下のグロウベージュを頰骨に沿って、真ん中のピンクをその下に入れてみたら顔が見違えるほどフレッシュに! 一番上の青い光を放つクリアモーヴは、目の下に入れてくすみを飛ばすのに大活躍」(矢内さん)。上から透明感・血色・光沢をもたらす3 色をセット。

¥6,000〈8月9日発売〉/カネボウインターナショナルDiv.

11.THREE/チーキーシークブラッシュ 21
「表情にエモーショナルな余韻を醸してくれる、絶妙にいい色なんですよね。しかも雰囲気だけじゃなく、血色や立体感、ライブリーな肌印象など、必要な要素もきちんと手に入る。マチュアな女性のスタンダードとしてイチ押しです」(Rieさん)。クリスタルパールが顔色をクリアに引き立てる。

¥3,000〈8 月7 日発売〉/THREE

12.レ ・メルヴェイユーズ ラデュレ/ミックスド プレスト チークカラー 108
「点描画のようにさまざまな色が交ざり合っているから、仕上がりが断然ナチュラル。肌の色は単調ではないのだと教えてくれます。ポップな見た目とは裏腹にデイリー使いにベストなカラー」(森山さん)。内からイキイキと高揚した肌を再現するウォームオレンジ。

¥5,300〈7月26日限定発売〉/レ・メルヴェイユーズ ラデュレ

進化したアイシーグレーと温かなアンバーが二大潮流に

ーーアイメイクにフォーカスするとどうでしょう? 注目の色とか?

 目新しさで言えばグレーでしょ! 今までは日本人の肌から浮きがちでイマイチはやらなかったけど、今季のグレーはほんのり透けるアイシーな色みで断然使いやすい。セルヴォークのパレット(2)に入っているようなね。

 進化したグレーで目もとをグルリと囲むのも、さっき話に出た旬のハイブリッドメイクの好例かと。軽やかで怖くならないグラフィカルアイはすぐにでもトライしたい試みのひとつ。

 あと去年から続いているアンバーやテラコッタのムーブメントがすっかり定着したと思わない? ぬくもりを秘めたやさしいシェードカラーは、今やブラウンに替わるニューベーシックに。

 トム フォードのパレット(3)とか、やっぱり毎日使っちゃうもんね。

 単色シャドウが増えたのも、コスメティックスが盛り上がってる今の時代を象徴してるなと。SUQQUのモーヴブラウン(1)はただ塗るだけで彫り深に見える、名付けて“陰影オートマティックカラー”。この一色に3700円を出す価値、大アリです!

ラインは色、リップは質感にひときわ遊び心を忍ばせて

 アイライナーはリキッドよりペンシルがアツイかな。ひとクセある面白いカラーが目白押しで。

 全16色がラインナップするNARS(4)は粒揃い! いつもの黒ラインに“ちょい足し”するだけで、コンテンポラリーな洒落っ気が。

 純金っぽい輝きがつぶれず瞬いて、不思議と記憶に残るのよね。カネボウ(5)のように、カラーライナーでいてまなざしによい影をくれるものも。

 ダークホースはヴィセ アヴァンの黄緑色(8)でしょ。ネオンカラーがひそかなトレンドになりつつあるから、目もとにピッときかせれば“この人わかってる”感がひしひしと。

ーー話はリップに戻って、ブラウン以外はどんなものが注目ですか?

 私はエスティ ローダー(8)みたいな、グロッシーじゃないメタリック感が欲しくて。オーセンティックなレッドも、質感にひねりがあるだけですごくフレッシュにつけこなせますよ。

 リップラインが“ほわっ”とするランコム(7)のジェリーマットも新しいし、テクスチャーは重要だよね。

 これ、ツヤとマットのいいとこどりで、濃い色もエフォートレスにつけこなせるのにビックリ……!

 色で言ったらやっぱりモーヴやパープルじゃない? クレ・ド・ポーボーテ(9)のリキッドルージュは、肌に寄り添うような色づきで難易度の高いカラーも難なくモノにできる。

 重ねづけ次第でシアーにもビビッドにも見せられるし、この使いやすさはさすが資生堂の最高峰ブランド。

 色にも質感にも遊びがあるのに唇を絶対的にきれいに見せて、どこか品があるのが今季のリップの特徴だね。

チークはインビジブルなフィルター系がメイン

ーーどうやらこの秋は目も唇も“盛りたい”気分のようですが、そんなときチークはどうしたら?

 無駄に主張しないのに大人に必要な血色や立体感はきちんとかなう。そんな“名脇役”と呼びたい逸品がすごく増えたんですよ。カネボウのパレット(10)は入れ方次第で顔がグッと持ち上がって見えるのに拍手喝采。

 目もとと同じで、チークもTHREEみたいなアンバー系(11)がきてるよね。ピンクやコーラルよりもさりげなくて、表情にシックな深さと陰影、温かなムードをもたらす色

 混ぜて頰にのせると意外なほどナチュラルで、顔色がパッと冴えわたるのがラデュレ(12)。チークはもはや"印象フィルター"。実際つけたときに悪目立ちせず、ひそかにスキントーンやメイクアップを引き立ててくれるものを選びたい!

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