休日の昼下がりに乾杯! お値打ちボルドーロゼ&クレマン#深夜のこっそり話 #1699

わたし、休日の昼下がりにドラマを観ながら飲むお酒が大好物なんです。仕事を気にして飲む平日よりも解放感に溢れていて、よりお酒の味を心ゆくまで楽しめるというのが、その理由。ちなみに最近のお酒のアテとなるドラマはゾンビもの(と言っていいのか微妙ですが)『The Last of Us(通称ラスアス)』です。

ボルドーワインの写真1
(写真左から)ジャイアンス・クレマン・ド・ボルドー・ブリュット・エリタージュ¥2,530、シャトー ブルトゥス ボルドー・クレレ¥2,420*メーカー希望小売価格

昨年、ボルドーワイン委員会(CIVB)主催のワインイベント「Be ボルドー」ワインバーに伺い、ボルドーワインの魅力に開眼。ボルドーワインというと、映画の『ゴッドファーザー』に出てくるような“重厚な赤ワイン”のイメージが強かったのですが、「いやいや違うよ!私ってもっと懐深いのよ」とボルドーワインから総突っ込みを受けたような、奥深く、それでいてウェルカムな世界でありました。

世界有数のワインの産地として知られるボルドーですが、現在65ものAOC(アペラシオン・ドリジヌ・コントローレ*原産地の呼称)があり、それぞれのテロワール(気候や土壌などの自然条件)を反映したさまざまなワインが造られているそう。イベントでは片っ端から試飲させていただきとっても楽しかったのですが、その中でも美味しいと思って何度もリピートしている2本を紹介させてください!

ボルドーワインの写真2
赤ワインとロゼの中間くらいの美しいルビー色がクレレの特徴。

赤ワインよりも軽めが良いけど、ロゼよりは重いものが飲みたい、そんな日におすすめなのがこちらの「シャトー  ブルトゥス  ボルドー・クレレ」! “クレレ”はフランス語で薄い赤という意味。そう、ボルドーロゼのクレレは、ロゼというよりも軽めでフルーティな赤ワインという感じ。

まずこの美しいルビーのような色味にテンションが上がりますよね。メルロを中心にカベルネソーヴィニヨン、カベルネフラン、マルベックをバランスよくブレンド。ラズベリーやクランベリーなどを想起させる甘酸っぱいアロマがとってもチャーミングです。余韻は華やかでありつつも、タンニンをほとんど感じないから、どんな料理とも相性抜群。意外とピザとも相性良しなので、ウーバーでピザを頼み、ワインはクレレをチョイスして超絶らくちんな休日ランチを楽しんでいます。

ボルドーワインの写真3
洋梨やりんごのアロマが特徴。キリリと冷やして飲みたい!

お次は、泡好きにおすすめしたい「ジャイアンス・クレマン・ド・ボルドー・ブリュット・エリタージュ」。こちらのクレマン(スパークリングワイン)は、ボルドーの白ワインに多く使われている白葡萄のセミヨンと、コクをプラスするカベルネフランがブレンドされています。

キリリと冷やして飲むと、洋梨やりんごを思わせるフレッシュなアロマにクリーミーな泡立ちがグッド。シャキッとした軽快感とイキイキとした酸味がたまりません。休日の昼下がりにこういう泡を飲むと、多幸感に包まれるのは私だけではないはず……。イベントでペアリングを試して美味しかったのがカヌレです。カヌレのミチっとした甘みを、クレマンの酸が流してくれる。これぞ、ペアリングの妙! ピザの後にカヌレだなんて総カロリー数が空恐ろしいですが、休日だから気にしません!

今日ご紹介したワインはどちらも¥2,000台とリーズナブル。気になった方は、ぜひ気軽に試してください! 奥深きボルドーの道はまだまだ先へと続いていますが、これからもこの幸せな探求を続けていきたいと思います〜。

エディターAKIYAMAプロフィール画像
エディターAKIYAMA

ファッションとカルチャー担当。ボーイッシュな服がワードローブの大半を占めています。ラジオとハイボールがあれば、とりあえず幸せです。

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