無限フセンが手放せない! #深夜のこっそり話 #1192

先日、エディターSUGAWARAが「大人になって好きになったもの」について書いていましたが、今宵は私の「大人になってもやめられない習慣」について。それはフセンの大量使いです。

“フセン魔”となるのは、主に日々のToDoの書き出し。Googleカレンダーやスマホのアプリ、もしくはノートに書かれたリストから、とりかかるべきタスクをフセンに書き出します。気が散るので基本はひとつのフセンにひとつのタスクしか書かないのがモットーで(単に覚えられないだけ)、それをクリアするとまたフセンに書き出して……と繰り返していきます。線でタスクを消すより、フセンそのものを捨てるほうが早く、すっきりするんですよね。おかげで毎日飛ぶようにフセンが消費されていくわけです。

加えて、元より“メモ魔”。ちなみにデジタルガジェット好きでもありまして。デジタル機器でいかに上手にメモをとるかが長年の課題となっておりますが、古くは「ザウルス」「Palm」といったPDA(世代がばれますね!)、最近はiPhoneやiPadを駆使してみるも、どれもしっくりこない。

結局のところ、思い立ったら直ぐメモできる機動力を備えた、ペンとフセンのアナログコンビが最強かつ最速だよねと思いつつも、資源でもある紙のフセンの大量使いにはうしろめたさもありました。

そんなある日です。英単語を覚えるのにブギーボードを使ってディクテーションしているという知人の話を聞いて、そうか、その手があったか!と。早速ポチろうと調べたら、フセンサイズが出ていたのです。

ブギーボードは、感圧式ディスプレイにスタイラスペンで書き込む電子メモパッド。単なるデジタルノートですから、起動の早さ、もとい起動する必要がなく、付属のスタイラスペンですぐメモがとれる。ペンの筆圧で文字を書く仕組みなので、圧のある細いもの、それこそ指でも書けますし、iPad ペンシルでもOK(これが至極便利!)。

早速使ってみたところ、フセンの域を超えた万能選手。パッと書いてぱっと消す。あーでもないこーでもないというアイデアをしたためたり、ベッドサイドにおいて思いついたこと思い出したことを書き留めたり、上述の知人と同じく英語学習にも。電車のなかでの英語の勉強にも問題を説くときの解答用紙として活躍です。中央にあるボタンを押すと書いたのが消されますが、画面を保存しておきたいときは携帯で写真をとって、グーグルフォトのアルバムにアップすれば後で見返せるからノー問題。私は白を買いましたが黄色や赤などビビッドな色枠にしたら、サムネイルですぐに見つけやすいかもしれません。

電池1個で約3万回の書き換えが可能(1日に20回使っても、約4年ほど持つ)だし、極めつけはフレンドリーなプライス。QOLならぬ、QOM(クオリティオブメモ)を底上げしてくれた小さくとも使える、寝ても覚めても手放せない無限フセン。カラフルなふせんの如く、持ち歩き用、ベッドサイド用、自宅用と、もう2つほど“おかわり”をポチろうと目論んでいます。

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エディターYOSHIMURA

食べること、カラダを動かすこと、旅することが大好物のアクティブ派。その反動か、ワードローブは甘め嗜好。花柄アイテム&ワンピースがクローゼットを占拠しています。

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