小粒だけど優秀なパールネックレスの話 #深夜のこっそり話 #1531

パールネックレスに憧れて早2年。大ぶりのものを少々パンキッシュなムードでつけこなすのが私の理想ですが、悲しいことに大玉パールが全く似合いません。なんていうか、取ってつけたような違和感がスゴイんですよ。あるとき店頭で試してみたらナゾに厄除け感が出てしまって、「悪霊は退散します…!」と逃げるように店をあとにした苦い経験も。いつだったか親切なショップスタッフの方が、「お客様は首元が華奢でいらっしゃるので、小ぶりのものならきっとお似合いになられますよ」と教えてくださり、そのときは素直に頷きながらも内心は「それでも大きいのがいいんだよ、あたしゃ!」と意固地になっていました。が、最近ようやく「小粒もいいかも」と思えるようになってきたんです。そのきっかけが、こちらのソフィー・ブハイのネックレスとの出合いでした。

シルクのコードに連ねた小さな淡水パールが、首もとにやさしく寄り添うチョーカータイプ。その繊細でポン菓子みたいな美味しそうな佇まいにグッときました。しかもよく見るとひとつひとつの形が不揃いで、つけたときに絶妙な抜け感が生まれるんです。ビーズネックレスのようなカジュアルさとパールならではの華やかさを持ち合わせていて、デイリー使いにものすごくちょうどいい。

私の場合、手持ちのトップスのほとんどが首のつまったデザインなので、服のネックラインとのバランスのよさも決め手になりました。あとシルバーのモダンな留め具も地味にうれしいポイントです。この夏はタイトめなTシャツ&ジーンズに、このネックレスをさりげなくアクセントにしたいなぁ、シルバーネックレスとの涼しげな重ねづけもアリかもなぁ、といろいろ妄想中。小粒でも優秀な相棒と共に、ワードローブ計画を立てているところです。

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エディターHAYASHI

生粋の丸顔。あだ名は餅。長いイヤリングと丈の長いスカートが好き。長いものに巻かれるタイプなのかもしれません。

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