【セレブ速報】サム・スミス、アカデミー賞のスピーチが原因でバトル勃発!


初のアカデミー賞を喜ぶ、歌手のサム・スミス(右)。Photo: Getty Images

2月28日(現地時間)に開催されたアカデミー賞。『007スペクター』の主題歌『Writing’s On The Wall』で、見事、歌曲賞受賞を果たした歌手のサム・スミス。壇上で初受賞への喜びを語った彼だが、そのスピーチが原因で思わぬバトルが勃発!

原因となったサムのスピーチは、「数ヶ月前に、イアン・マッケラン(英俳優)による記事を読んだんだ。そこに、ゲイであることをオープンにしている男性は、今までアカデミー賞を受賞したことがないと書いてあった。それが本当でも、そうでなくても、僕はこの賞を世界中のLGBTコミュニティーに捧げたい」というもの。

一見素晴らしいスピーチに聞こえるものの、実はイアン・マッケランからの引用部分に落とし穴が! アカデミー賞を受賞したことがないのは、正しくは「ゲイであることをオープンにしている俳優」で、実際にこれまでにエルトン・ジョンら、ゲイをカミングアウトしている男性たちの受賞経歴が明らかに。

そんなサムの勘違いコメントに噛み付いたのが、2008年に映画『ミルク』で脚本賞を受賞した脚本家&映画監督のダスティン・ランス・ブラック。サムのスピーチに対する怒りを抑えられなかった彼はツイッターで、本人を名指しして攻撃。

「なぁサム、もし君が僕のことをまったく知らないのなら、僕のフィアンセに連絡するのを止める時なんじゃないかな」とツイート。さらに「まずはこれを見てくれ」と書き、丁寧に自身のアカデミー賞受賞スピーチの動画までも掲載した。


仲良しカップルとして有名なダスティン(左)&トーマス(右)。Photo: Getty Images

ダスティンのフィアンセとは、イギリスの男子飛込競技選手で、その甘いマスクから「飛込王子」との異名を持つトーマス・デーリー。サムとトーマスの関係は定かではないものの、どうやらダスティンの怒りの矛先はアカデミー賞ではなく、ふたりの関係のよう。このツイートに対してサムはまだ返答しておらず、彼がどのように反論するかが気になるところ。

ゲイであることを堂々と公言しており、熱心なLGBT活動家としても有名なダスティン。サムの勘違いが、奇しくもLGBTコミュニティーを大切にする者同士のバトルへと発展してしまった今回の出来事。果たしてこの三角関係の行方や、いかに……!?

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