クロエ・グレース・モレッツ、体型批判を受けて身体醜形障害に。「みんなが私の体型を笑いものにしていた」

2016年、体型を揶揄する加工写真がSNSでミームとなったクロエ・グレース・モレッツ(25)。それがきっかけで身体醜形障害となり、引きこもっていたことを明かした。

俳優のクロエ・グレース・モレッツ(25)がインタビューに応じ、過去に受けたボディ・シェイミング(体型批判)を語った。

「私がピザの箱を持ってホテルに入っていく写真を使ったミームには、大きな打撃を受けた」と過去を振り返ったクロエ。

2016年にネットで流行したというそのミームは、Tシャツとデニムショーツを着たクロエがパパラッチに撮影された写真を「短い胴体と長い脚を持つ『ファミリーガイ』のアニメキャラクターに加工したもの」。クロエいわく「当時、最もバズったミーム」で、SNSで大きな話題を呼んだ。

クロエ・グレース・モレッツ、体型批判を受の画像_1

Photo:Aflo

それによって、「みんなが私の体型を笑いものにしていた」と感じたと言うクロエ。「それを人に話したら、“面白いし、いいじゃないか”と言われた」と語り、周囲もクロエの気持ちを理解してくれなかったと吐露。

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Photo:Getty Images

「当時、こう思っていたことを覚えている。“私の身体がジョークとして扱われているのに、私はどうすることもできないんだ”って」と言い、「今でもこのミームを見ると気持ちが弱くなってしまう」と明かした。

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Photo:Getty Images

さらにクロエは、ミームがきっかけで「極度の自意識過剰になった。身体醜形障害だと思う」と告白。「現代では、多くの人が身体について悩んでいると思うけど、それはソーシャルメディアによって引き起こされる。精神がグチャグチャになる」と続けて、SNSの問題点を指摘した。

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Photo:Getty Images

身体醜形障害によって引きこもりになったというクロエは、その理由を「パパラッチに写真を撮られなくて済むし、撮られたくない出来事からも逃げられるから」と表現。同時に、「写真を撮られるたびに、たまらなく不安になった。心拍数が上がって過呼吸になった」そうで、身体醜形障害は身体の反応としても現れたとも明かした。

子役として芸能活動を始め、13歳の時に出演した映画『キック・アス』でブレイクしたクロエ。過去には「食事を抜いてまで、スレンダーな体型になる必要はない」と体型批判をキッパリと非難したことも。他人の何気ないジョークによって苦しめられた経験を正直に語ったクロエの告白は、多くの人の心に響いたはず。

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