「終わり良ければ全て良し」ジジ・ハディッド、大麻所持で逮捕後の投稿が物議を醸す

事の発端は、2023年７月10日（現地時間）、ジジが友人でインフルエンサーのリア・マッカーシー（29）とともに米国からカリブ海の西に位置するリゾート地、ケイマン諸島にバカンスに出かけたこと。

プライベートジェットでケイマン諸島のオーウェン・ロバーツ国際空港に降り立ったジジとリアが税関を通過しようとしたところ、大麻と大麻吸引用の器具を所持していたとして逮捕されたのだ。

地元メディアによると、容疑は「大麻輸入および（大麻）消費用器具輸入の疑い」。ふたりは空港から直接ケイマン諸島の拘置所に向かい手続きを受け、持ち込んだ大麻は「個人使用目的であった」として起訴を待たずに保釈されたという。

現在米国では医療用大麻が合法とされている州が50州中37州、そのうち18州と首都・ワシントンでは嗜好用大麻も合法になっているものの、英国海外領土のケイマン諸島では大麻の所持自体が違法。

2016年から医療目的のCBDオイル（大麻草の成熟した茎や種子から抽出される成分を含んだオイル）の限定的な使用が認められているのみだという。

保釈から２日が経った７月12日（現地時間）、簡易裁判所に出廷し、罪を認めた上で罰金として1,000ドル（約14万円）を支払い、記録上の有罪を免れたジジとリア。

物議を醸している投稿は、そんな一連の騒動から約1週間後の18日（現地時間）に、ジジのインスタグラムにアップされた。

ジジは、ケイマン諸島でバカンスを楽しむ自身とリア、その他の友人たちが写った複数の写真と動画に「終わり良ければ全て良し」というメッセージを添えて投稿。

すると、投稿を見たファンからは、「保釈された直後にする投稿とは思えない」「開き直っているのでは？」「反省していないようだし、きっとまたすぐ大麻で逮捕される」など、批判のコメントが殺到する事態に。

ジジの代理人は地元メディアの取材に対し、「ジジは米ニューヨークで医療免許を持つ者から合法的に購入した大麻を持って旅行していた」と、大麻所持の経緯を説明。

続けて、「彼女に前科はついておらず、島で残りの時間を楽しんだことに問題はない」と釈明したものの、SNS上での批判はいまだに収まらず。事態の収束にはもう少し時間がかかりそうだ。