アカデミー賞授賞式まで残り2日! 過去の名ハプニング&珍ドレスを振り返り

いよいよ2日後の2月26日(現地時間)に迫った、アカデミー賞授賞式。映画界最大の式典を目前に、歴代の名ハプニング&ドレスをピックアップ。これを読んで、アカデミー賞への気分をさらに盛り上げて! Photos : Getty Images


“最も気まずいキス”として語り継がれているのが、写真のスカーレット・ヨハンソン&ジョン・トラボルタ。2015年のレッドカーペットで対面を果たしたふたり。スカーレットのあまりの色気に触発されてか、ジョンは彼女のほほにおもむろにキスをしたのだ。その光景が報道されるなり、スカーレットの表情が「明らかに嫌がっている」とファンの間で炎上!
するとスカーレットは後日、「嫌な感情はまったくなかった」と釈明。さらに「その後の行動や表情が、収められていないでしょう」と、1枚の写真だけで彼女の気持ちを判断したメディアを批判してのけた。そのニュースを読んで、ジョンもホッとしたに違いない!?


子どもならではのチャーミングな行動でレポーターを和ませたのは、『ルーム』の名演技が評価されたジェイコブ・トレンブレイ。昨年9歳だった彼は、同作でアカデミー賞授賞式デビュー。ビシッと決めたスーツ姿でレッドカーペットに降り立った彼だが、ニコニコと笑いながら、片脚を持ち上げはじめた。
すると彼はカメラマンに向かって、ダース・ベイダー柄のソックスを披露! よほどお気に入りなのか、誇らしげにニコニコと微笑む顔が、なんともキュート。今後、人気俳優へと成長することが期待されるジェイコブ。この素直な心をいつまでも忘れないでくれることを、願ってやまない。


驚きの行動で話題をさらった人物といえば、『パルプ・フィクション』などの作品を手がける名監督、クエンティン・タランティーノ。彼は1997年のレッドカーペットで、音楽番組『MTV』のレポーターに唾を吐く様子がキャッチされたのだ。
このことについて多くの憶測が流れるも、本人はいまだ真実を語らないまま。果たして彼が激怒した理由が明らかになる日は訪れるのだろうか?


2015年に美しい母子のツーショットで脚光を浴びたのが、女優メラニー・グリフィス&娘ダコタ・ジョンソン。母の背中を追い女優となったダコタは、同年に公開された映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』の主演に抜擢され、話題に。
SMを題材にした恋愛小説が原作ということで、レポーターたちから娘の映画の感想を訪ねられたメラニー。しかしなんと彼女の回答は、「まだ観ていないの」。娘の過激なラブシーンを観るのは気まずいから、というのが理由とのことだが、愛娘の出世作を観ていないという彼女の発言は多くの人に衝撃を与えたよう。

過剰な露出や斬新なデザインなど、毎年“奇想天外なドレス”が話題となるアカデミー賞。なかでも長らく語り継がれるのが、2001年に歌手のビョークが着ていた「白鳥ドレス」。

白鳥がビョークの首にもたれかかるようなデザインは類まれなる存在感を発揮し、この年の話題をさらうことに。賛否両論(多くは批判の声)を浴びるも、後にエレン・デジェネレスやケヴィン・ジェームズらがこのドレス姿を真似たり、アカデミー賞のドレスが特集されると必ず取り上げられたりと、歴史に残る一着に。そう考えると、ビョークのドレス選びは“大成功”と言える?


ビョークのドレスに並び、歴史に語り継がれているのが、1986年に歌手のシェールが選んだブラックドレス。それまでも注目を集めてきた、彼女のドレス遍歴。なかでも「最も度肝を抜かれた衣装」として、必ず挙げられるのがこちら。
露出の激しいセットアップ、魔女のようなガウンはまだしも、ファーのヘッドピースの破壊力たるや。さらにそれをサラッと着こなしてしまうシェールの存在感もさすが。気合ばっちりで選んだドレスで訪れた彼女はこの年、見事『月の輝く夜に』の演技で主演女優賞を受賞。ドレスだけでなく栄えある賞の受賞者として、最大の注目を集めることに成功した。