『PERFECT DAYS』も話題のヴィム・ヴェンダースの展覧会「ヴィム・ヴェンダースの透明なまなざし」がN&A Art SITEで開催中

東京・中目黒のN&A Art SITEでは、映画監督で写真家のヴィム・ヴェンダースの展覧会「ヴィム・ヴェンダースの透明なまなざし」を、2024年3月2日(土)まで開催中。『夢の涯てまでも』(1991年)のクライマックスシーンから生み出されたHDプリント作品などの展示のほか、作品制作のドキュメンタリー映像(1990年)の上映も!

東京・中目黒のN&A Art SITEでは現代ドイツを代表する映画監督・写真家として知られ、最新作『PERFECT DAYS』も絶賛されているヴィム・ヴェンダースの展覧会「ヴィム・ヴェンダースの透明なまなざし」を開催中だ。

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ヴィム・ヴェンダース「Evening, Near Santa Fe, New Mexico」1983、紙、ダイトランスファープリント、31×37cm

ヴェンダースは1971年に長編映画デビュー。『都会のアリス』(1974年)、『まわり道』(1975年)、『さすらい』(1976年)の「ロードムービー三部作」でニュー・ジャーマン・シネマの旗手として一躍注目の存在に。その後、『ことの次第』(1982年)でヴェネツィア国際映画祭金獅子賞、『パリ、テキサス』(1984年)でカンヌ国際映画祭パルム・ドール、『ベルリン・天使の詩』(1987年)でカンヌ国際映画祭監督賞を受賞。最近では第76回カンヌ国際映画祭に出品、役所広司が最優秀男優賞を受賞した『PERFECT DAYS』(2023年)で再び評価が高まっている。

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ヴィム・ヴェンダース「Sun dries, Las Vegas, New Mexico」1983、紙、チバクロームプリント、29.8×36.4cm

写真家としても、ポンピドゥーセンターでの「Written in the west」展(1986年)を皮切りに、ビルバオ・グッゲンハイム美術館(2002年)、上海美術館(2004年)など、世界中の美術館で展覧会が開催されているヴェンダース。 日本でも写真家の妻ドナータと日本を旅した際に撮影した写真を展示した「尾道への旅」が2006年に開催されている。

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ヴィム・ヴェンダース「ユニゾン」1991、紙、HDプリント 36.4 x51.5cm

本展では、ヴェンダースが「究極のロードムービー」と称する『夢の涯てまでも』(1991年)のクライマックスシーンから生み出されたHD(ハイデフィニション)プリント作品「Electronic Paintings」(1991年)を展示。また、『パリ、テキサス』のロケ時にヴェンダースが撮影したアメリカ中西部の風景写真「Written in the west」(1983年)シリーズも展示している。

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ヴィム・ヴェンダース「少年」1991、紙、HDプリント 36.4×51.5cm 
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NHK編集室で「夢のシークエンス」を制作するヴィム・ヴェンダースとショーン・ノートン 1991 撮影:御影雅良

また、1990〜91年に東京を訪れたヴェンダースが、 NHK編集室において当時の最先端映像技術であったハイビジョンを用いて制作した「夢のシークエンス」の制作ドキュメンタリー『ヴィム・ヴェンダース イン 東京』(1990年)を、毎日開廊と同時に上映(1時間3分毎にループ上映)しているので、こちらもお見逃しなく。

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『夢の涯てまでも ディレクターズカット 4K レストア版』© Wim Wenders Stiftung 2015

さらに、東京都写真美術館では「恵比寿映像祭2024『月へ行く30の方法』」の地域連携プログラムの一環として、2月20日(火)〜3月1日(金)(2月26日、2月29日を除く)、3月20日(水・祝)の10日間、『夢の涯てまでも ディレクターズカット 4Kレストア版』(1994年)を上映する予定だ。

今回の展示作品は、一部を除き販売されている。会場での申込制なので、興味のある人は早めに訪れてみてはいかがだろうか。

「ヴィム・ヴェンダースの透明なまなざし」
会期:〜2024年3月2日(土)
会場:N&A Art SITE(東京都目黒区上目黒1-11-6)
開廊時間:12:00〜17:00
休廊日:日曜・月曜・祝日
入場無料
https://nanjo.com/wim_wenders_lucidgaze/

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