2026.06.26

国内では約10年ぶりの回顧展。「ルーシー・リー展—東西をつなぐ優美のうつわ—」、東京都庭園美術館で開催

東京・目黒の東京都庭園美術館では、20世紀を代表するイギリスの陶芸家ルーシー・リーの回顧展を2026年7月4日(土)より開催する。国内の貴重なルーシー・リー作品が集結するほか、彼女と交流のあったバーナード・リーチや濱田庄司らの作品も展示。旧朝香宮邸の建築の中で、リーの繊細かつ優美な造形世界を堪能できる。

東京・目黒の東京都庭園美術館では、2026年7月4日(土)〜9月13日(日)、20世紀を代表するイギリスの陶芸家の回顧展「ルーシー・リー展—東西をつなぐ優美のうつわ—」を開催する。国内のルーシー・リーの作品が一堂に会するほか、ルーシー・リーが交流した関連作家の作品も展示する、またとない機会となる。

東京・目黒の東京都庭園美術館では、20世紀を代表するイギリスの陶芸家ルーシー・リーの回顧展を2026年7月4日(土)より開催する。国内の貴重なルーシー・リー作品が集結するほか、彼女と交流のあったバーナード・リーチや濱田庄司らの作品も展示。旧朝香宮邸の建築の中で、リーの繊細かつ優美な造形世界を堪能できる。

東京・目黒の東京都庭園美術館では、2026年7月4日(土)〜9月13日(日)、20世紀を代表するイギリスの陶芸家の回顧展「ルーシー・リー展—東西をつなぐ優美のうつわ—」を開催する。国内のルーシー・リーの作品が一堂に会するほか、ルーシー・リーが交流した関連作家の作品も展示する、またとない機会となる。

国内では約10年ぶりの回顧展。「ルーシーの画像_1

ルーシー・リー《青釉鉢》1980年頃 井内コレクション(国立工芸館寄託) 撮影:品野 塁

ルーシー・リーは1902年オーストリア・ウィーン生まれ。ウィーン工芸美術学校でミヒャエル・ポヴォルニーに陶芸を学んだ後、作家として活動を開始し、1938年には戦争により作陶の場をイギリスのロンドンに移している。リーの作品の特徴は、ろくろから生み出される優雅なフォルム、象嵌や掻き落とし技法による独創的な文様、そして釉薬によって生み出される豊かな色彩など、彼女の作品がもつ繊細さと凛とした佇まい。日本においては1989年に草月会館で開催された展覧会で本格的に紹介され、2010年、2015年の大規模な展覧会を経て、広く親しまれてきた。

国内では約10年ぶりの回顧展。「ルーシーの画像_2

ルーシー・リー《鉢》1926年頃 個人蔵 撮影:野村知也

本展は4章で構成。1章「ウィーンに生まれて」では、20世紀の初頭、生活全般に関わるあらゆる分野を「総合芸術」として実現する理想を掲げ活動したウィーン工房の創設者のひとり、ヨーゼフ・ホフマンをはじめとした同時代作家の作品や、リーの初期作品を紹介する。

国内では約10年ぶりの回顧展。「ルーシーの画像_3

ルーシー・リー《ボタン》(一部)1940-50年代 公益財団法人岡田文化財団パラミタミュージアム蔵

2章「ロンドンでの出会い」では、ナチスの迫害から逃れて1938年に渡英したリーのロンドン時代の作品に加え、渡英後の彼女に大きな影響を与えた陶芸家のバーナード・リーチと、彼女の陶芸制作を大きく後押ししたハンス・コパーの作品を紹介する。

国内では約10年ぶりの回顧展。「ルーシーの画像_4

ルーシー・リー《白釉鎬文花瓶》1976年頃 国立工芸館蔵 撮影:品野 塁

リーチをリーダーとするスタジオ・ポタリーの陶芸家たちは、陶芸表現の可能性を探るなかで東洋陶磁を参考にしており、1952年にイギリスで開催されたダーティントン国際工芸家会議には日本から文化使節として柳宗悦と濱田庄司が参加していた。リーもそこで彼らと交友を深めている。3章「東洋との出会い」では、リーチや濱田らの作品とともに、リーと東洋との関わりを紹介する。

国内では約10年ぶりの回顧展。「ルーシーの画像_5

ルーシー・リー《白釉ピンク線文鉢》1984年頃 井内コレクション(国立工芸館寄託) 撮影:野村知也

さらに4章「自らのスタイルへ—陶芸家ルーシー・リー—」では、リーが1970年以降に制作した鉢と花器を紹介。小さな高台を特徴とする優雅なフォルム、マンガン釉や掻き落とし技法を用いた文様など、彼女の作風としてよく知られる様式の作品が並ぶ。

国内では約10年ぶりの回顧展。「ルーシーの画像_6

東京都庭園美術館 本館 大客室と香水塔

会場の東京都庭園美術館は、1933年に朝香宮家の自邸として竣工したアール・デコ建築。美しい邸宅空間で、リーの繊細かつエレガントな造形世界に触れてみては。

「ルーシー・リー展―東西をつなぐ優美のうつわ―」
会期:2026年7月4日(土)〜9月13日(日)
会場:東京都庭園美術館(本館+新館)(東京都港区白金台5-21-9)
開館時間:10:00〜18:00(入館は閉館30分前まで) ※8月7日(金)、14日(金)、21日(金)、28日(金)は「サマーナイトミュージアム2026」として21:00まで開館(入館は閉館30分前まで)
休館日:毎週月曜(ただし7月20日(月・祝)は開館、7月21日(火)は休館)
観覧料:一般 ¥1,400、大学生 ¥1,120、高校生・65歳以上 ¥700/中学生以下無料 ※身体障害者手帳などを持参の場合(+付き添い2名まで)は無料
https://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/lucie-rie/

画像提供:東京都庭園美術館