カメラが回っていても、いなくてもフリーダム。JO1 ４THシングル 「STRANGER」リリース記念オンラインショーケースレポ

イベント開始直前、まず舞台上に現れたのは與那城 と川尻。段取りを確認する様子の與那城と 、何度も歌のソロパートの練習を繰り返す川尻。JO1の長男＆次男、さすがです。さらに、会場に向かって「アリーナ！」と叫びながら笑顔で大きく手を振る河野、律儀にお辞儀をする川西、とカメラに映っていないところでも、やっぱりそれぞれイメージ通り!?  

リード曲の「REAL」について聞かれると、「まだ見ぬ自分を、新たに発見していくことがコンセプトです」と與那城。リーダーが真面目に話している横で、突然踊り出す豆原、木全、鶴房。みなさん、自由です。 

JO1といえば、筋肉キス、ジャケットダンス、ブンブンダンス、と印象的な振り付けが毎回話題だけれど、今回はメンバー同士が抱き合う「ハグダンス」に注目！　ハグに抵抗はなかったか？と聞かれた白岩は、「……ないです」。間があった！ と突っ込まれるも、「誰とハグしてもいい関係ができています」と、王子然とコメント。今回センターを務める川西と白岩でハグダンスの実演も。その間、端の方で抱き合っていたのは川尻と佐藤。メンバーからは「おい！」「本番中」とツッコミが。また、曲のスタンバイで豆原と川西がステージ中央に残ると、なぜかゴロゴロと床の上を横転しながら捌けるメンバーも。はい、自由です。 

そんな和気藹々とした雰囲気から一転、「REAL」のパフォーマンスではセクシーで迫力のある姿を披露。JO1のこれまでと、これからを描いているような歌詞には思わず涙。連れて行っていただきましょう、もっと高い場所へ！ 

新曲「REAL」にかけて、「JO1のREALな話」という企画コーナーも。これは、真実の口（嘘発見器的な？）に手を入れて、質問に全て「いいえ」と答え、嘘をついていると判断されると、手を噛まれるというもの。「メンバーに言えない秘密がある？」と質問された鶴房に、大平が小さな声で「噛まれてほしい（笑）」とつぶやいたりと、終始仲良しやんちゃBOYSな雰囲気に、取材陣の顔にも思わず笑みが。 

続いて行われたのは「Freedom」という楽曲にかけて、自分より年上にはタメ口、年下には敬語で話すという、需要しかなさそうな、無礼講ゲーム。企画してくださった方、ありがとうございます。このコーナーでMCをつとめた最年少の豆原は、わちゃわちゃするお兄さんメンバー達に「静かにして！じゃあ、Freedomについて、聞いていくから」とタメ口で話し始めるも、「るきくん」と思わず君付けで呼んでしまう場面も。はい、隠しきれない愛されマンネ感。と思いきや、曲紹介をする白岩に「もっと王子様っぽく答えなきゃダメでしょ」、佐藤には「ここで、どかーんと笑えるエピソードちょうだい」と無茶振りするなど、タメ口プレイを楽しんでいた様子。 

「Freedom」で色気のあるパフォーマンスを披露した後は、「STRANGER」に収録されている「ICARUS」「Blooming Again」「Dreaming Night」の楽曲紹介。「ICARUS」に込められたメッセージを川尻がミュージカル調に解説すると、「スベってるね」と佐藤。すると「おい！ もう無礼講終ってるんだよ」と川尻がこたえるなど、この日は川尻・佐藤のレアなコンビが絶好調でした。

パフォーマンスのラストは、既にダンスプラクティス動画がバズっている、みんな大好き「Dreaming Night」。見どころは「おやすみダンス。簡単なので、みなさんもたくさん“おやすみ”してください」と河野が紹介。前２曲とはうってかわって、かわいい振付をニコニコと楽しそうにパフォーマンスする姿が印象的。振り幅最高です。 

最後は「JO1にしては珍しい夏っぽい曲。天気の良い日にスポーツドリンクを飲みながら聞いてほしい」と木全が紹介した「STAY」の話題から、メンバーが順に写真を撮りあう「カメラリレー」。用意された夏グッズを使ってポーズをとるモデル役のメンバーに向かって、他のメンバーが口々に「かわいい！」「かっこいいな」「お、いいじゃんいいじゃん」と、たぶん無意識に（？）どうしても褒めあってしまう、微笑ましいJO1のみなさんでした。平和♡ 

7月29日に誕生日を迎えた佐藤へのバースデーサプライズが行われた後、JAM（JO1ファン）に向かって一人ずつ感謝のメッセージを伝え、イベントは終了。配信終了後、與那城がスタッフ、取材陣に丁寧に挨拶し、「アリーナのみんな（笑）！ありがとうございます」と締めると、会場からは大きな拍手が湧き起こりました。次はどんな高い場所で会えるのか、さらなる期待が膨らみます。