【道休 蓮】18歳になった彼の休日に密着! 1年ぶりの再登場で語る「未来予想図」

『SPUR』2025年3月号でカバーを飾った道休 蓮さん。人生初のファッション撮影から約1年半、イギリスのウィンチェスター・カレッジを卒業する彼は、自らの意思で新たな一歩を踏み出す。自他ともに認めるファッション&カルチャーラバーである道休さんに、普段のショッピング事情や最近ハマっていること、自身が思い描く未来について話を聞いた。

『SPUR』2025年3月号でカバーを飾った道休 蓮さん。人生初のファッション撮影から約1年半、イギリスのウィンチェスター・カレッジを卒業する彼は、自らの意思で新たな一歩を踏み出す。自他ともに認めるファッション&カルチャーラバーである道休さんに、普段のショッピング事情や最近ハマっていること、自身が思い描く未来について話を聞いた。

INDEX

SPUR独占インタビュー

これまでプライベートを明かすことのなかった道休さんに、SPURが独占取材を敢行! 行きつけのセレクトショップで買い物を楽しむ様子や、最近熱中しているという楽曲制作の一幕を公開。シュプールTVで公開中の本編には収まりきらなかった、とっておきのエピソードとともにお届け。

お気に入りブランドに身を包み、セレクトショップで目利き力を発揮

行きつけのセレクトショップ「GR8」を訪れた道休蓮さん

「イギリスの学校ではスーツばかり着ていたので、日本にいる時は私服を満喫しています」と道休さん。トップス/リベラル・ユース・ミニストリー パンツ/ニコラスデイリー シューズ/リック オウエンス キャップ・リング/クロムハーツ

——道休さんが普段から買い物を楽しんでいる原宿のセレクトショップ「GR8(グレイト)」にやってきました! まずは今日のスタイリングについて教えてください。

メキシコのリベラル・ユース・ミニストリーのトップスに、ロンドンのニコラスデイリーのコーデュロイパンツを合わせました。どちらもコアな洋服好きの間で人気のブランド。前者は両袖にあしらわれたライオンのアートワーク、後者は体のラインを強調しないワイドなシルエットに惹かれて愛用中です。

毎日欠かさず身につけているシルバーリングと、父からプレゼントしてもらったキャップはクロムハーツ。色物はあまり着ないのですが、鮮やかなブルーが気に入ってかぶっています。ぽってりとしたボリュームがたまらないシューズは大好きなブランド、リック オウエンスのものです(道休蓮、以下同)。

——昨年行われたファッション撮影でも、リック オウエンスがお似合いでした。「GR8」には同ブランドをはじめ、アヴァンギャルドなアイテムが展開されていて、道休さんが好むスタイルとも親和性がありますね。

はい、なのでタイミングが合えばチェックしに来ています。セレクトのセンスを信頼しているし、スタッフの方とも面識があるので、その時々でチェックすべきブランドを気軽に教えてもらえるのも楽しいです。

リックオウエンスの服を試着する道休蓮さん

アウター¥379,500・パンツ¥182,600/(リック オウエンス)・ブーツ¥83,930(オーティカス)/GR8

——そもそも、ファッションに目覚めたきっかけは?

純粋に興味を持ったのは、3年前くらい。15歳の誕生日に友人からもらった黒いカーゴパンツに、何を合わせようかコーディネートを考え出した頃かな。最初はみんなと同じような格好をしていたけど、このままじゃダメだと思って、自分らしさを探究するようになりました。今のスタイルを確立したのは、ヒップホップをよく聴くようになってから。レイジというジャンルが好きになって、ラッパーのプレイボーイ・カーティが体現する、退廃的で反骨精神あふれるスタイルに衝撃を受けたんです。彼の主宰するレーベルから派生したオピウム系ファッションが、僕のスタイルのベースになっていますね。

——なるほど、音楽を入り口にファッションへと関心が広がっていったのですね。取材中、気になったアイテムは迷わず試着されていた姿からも、自分が似合うものをしっかり理解されていることが伝わってきました。

僕、まったく迷わないんです。プライベートではこんな服装ですが、幻滅しましたか(笑)? 昨年のモデル姿とは違う一面を見せられたのなら、うれしいな。これが“真の道休蓮”です。

留学先ではゲームやファッションを学び、現在は曲作りに熱中

楽曲制作に取り組む道休蓮さん

一音一音を捉えながら真剣な表情でモニターとにらめっこ。両手には、重厚なクロムハーツのリングを身につけるのがお気に入りだ。

——では場所を移して、道休さんが最近熱中している楽曲制作について伺います。もともと曲作りには、興味があったのでしょうか?

2カ月ほど前、友人に教わったのがきっかけ。海外の高校では、即興のラップで遊ぶフリースタイルが身近な文化として根付いていて、そこから自然と惹かれていきました。今では、暇を見つけてはPCを触るほど夢中になっています。まだ勉強中ですが、少しずつ上達しているな、と手応えを感じています。

——刺激を受けているアーティストは?

アメリカのラッパー、スレイヤーがめちゃくちゃ好きです。作曲からパフォーマンスまでこなすマルチプレイヤーで、本当にかっこいいんですよ。先ほどもお話ししましたが、音楽のみならずファッションにおいても影響を受けているのがプレイボーイ・カーティ。僕にとっては特別な存在で、すべての始まりです。いつか彼に会うことができたらうれしいですね。

作業中のPCモニター

——機材もご自身で揃えたのでしょうか?

はい。ただ最近はちょっと金欠で、マイクが新調できずにいるので、ゲーム用のものを使い回しています(笑)。いつも「FL Studio」という音楽制作ソフトを使っていますね。本当はヘッドホンも必要だけど、うっかりイギリスに置いてきてしまったので、ここ数日はスピーカーで作業しています。

——楽曲制作をしていて、特に楽しいと感じるのはどんな時ですか?

ビートメイクは、さまざまな音色を重ねていく作業。最後にすべての音がつながり、完成した曲を聴くのが、一番楽しい時間です。

道休蓮さん

——本格的に音楽活動を始めたいという思いはありますか?

はい。実は最近、音楽への思いが結構強まっています。でも、ファッションデザイナーもやってみたいし、昨年の取材で答えたゲームクリエイターになる夢も消えていません。最終的にすべてを結びつけて、いつか僕が考える世界をみなさんに披露したいです。

——具体的には、どんなイメージを描いているのでしょうか?

ファッションと音楽って、どちらも自分のアイデンティティが色濃く反映されるじゃないですか。だからこそ、僕が制作する服と曲の世界観は共通する部分があると思うんです。その2つをファッションショーとライブイベントという形で融合させて、ゲーム空間まで広げていきたい。みんなが集まって一緒に楽しめる場所を作り、それをひとつの体験として提供することが目標です。

日本を拠点に、新たな道を歩み始める

道休蓮さん

——長らく海外生活をされていましたが、今年から拠点を日本に移す理由は?

生まれてからずっと、両親の仕事柄、移動が多い人生を送ってきました。今は学校はイギリス、休暇は日本という二拠点生活(インタビュー当時)。慌ただしい中でも、日本は安心できる故郷だという感覚があって。いろんなことを自由に選択できる年齢になり、そろそろ落ち着いて過ごせる環境で、自分のやりたいことに向き合いたいと考えるようになりました。

——ゲームや音楽、ファッションへの関心が、点ではなく面としてつながっている印象を受けました。

確かに、そうですね。海外生活で感じていた寂しさや、どこか満たされない気持ちも、好きなものがあったから乗り越えられたんだと思います。あらためて振り返ると、そういったカルチャーに支えられてきたんだな、と。

——これからは人生の新しいステージに突入するということですね。

はい、新しいEra(=特定の時代や期間を指す用語)が始まりますね(笑)。挑戦をするために日本へ戻ることを快く受け入れて、背中を押してくれた家族にも感謝しています。

——ずばり、将来の夢は?

最終的に手に入れたいのは“自由”です。18年間、ダルビッシュ有と紗栄子の息子という肩書きが先行していたからこそ、今度は「道休蓮の両親が、あの2人なんだ」と言ってもらえるような存在になりたい。自分が自分らしくいられる環境で、目の前のことを真剣にやり通す。それが、僕にとっての自由への第一歩だと思っています。

道休蓮プロフィール画像
道休蓮

2008年生まれ、東京都出身。2025年3月号の『SPUR』でモデルデビュー。9歳で渡英し、全寮制のウィンチェスター・カレッジに進学。哲学やコンピューターサイエンスを中心に学び、プログラミングやゲーム制作にも専門的に取り組む。現在は拠点を日本に移し、音楽やファッションの道を志す。

SPURの公式YouTubeチャンネルで公開中! 道休蓮の「トーキョー・ダイアリー」をチェック