バリ島の【Further Hotel(ファーザーホテル)】がとびきりモダンで素敵でした

こちらの記事でも書いた「泳ぎたい!」という一心で、インドネシアのバリ島で弾丸夏休みを過ごしました。ひとときのステイでしたが、水と戯れる念願もかない(大人がカクテル片手に寛ぐプールで爆泳ぎしていたのは私と子どもだけでした)、身も心もリフレッシュできました。色々と忙しい最中だったので行くかどうか悩みましたが、思い切って東京をエスケープして良かったな、と思います。

バリを訪れたのははじめて。海沿いにはやアッパーなムードのビーチクラブやレストラン、バーが立ち並ぶ一方で、アジアらしい車&バイクの激しい往来もあり。ウブドなど内陸部に行けば深い自然や滝が。今回は残念ながら朝出遅れたせいでたどり着けずでしたが……。混在した魅力がギュッと堪能できる島でした。こんなに楽しかったとは! これまで旅といえば都市型で、宿には寝に帰るだけということもしばしば。今回はリゾートということで、ホテル選びを重要視しました。リサーチの末に選んだ「Further Hotel(ファーザーホテル)」がとても良かったので、ぜひおすすめさせてください。

こちらの記事でも書いた「泳ぎたい!」という一心で、インドネシアのバリ島で弾丸夏休みを過ごしました。ひとときのステイでしたが、水と戯れる念願もかない(大人がカクテル片手に寛ぐプールで爆泳ぎしていたのは私と子どもだけでした)、身も心もリフレッシュできました。色々と忙しい最中だったので行くかどうか悩みましたが、思い切って東京をエスケープして良かったな、と思います。

バリを訪れたのははじめて。海沿いにはやアッパーなムードのビーチクラブやレストラン、バーが立ち並ぶ一方で、アジアらしい車&バイクの激しい往来もあり。ウブドなど内陸部に行けば深い自然や滝が。今回は残念ながら朝出遅れたせいでたどり着けずでしたが……。混在した魅力がギュッと堪能できる島でした。こんなに楽しかったとは! これまで旅といえば都市型で、宿には寝に帰るだけということもしばしば。今回はリゾートということで、ホテル選びを重要視しました。リサーチの末に選んだ「Further Hotel(ファーザーホテル)」がとても良かったので、ぜひおすすめさせてください。

ユニークで美しい建築と内装

Further Hotelの一室
館内の至るところに写真が飾られており、こちらはAndrea Meteという作家のもの

まず何より特筆すべきは、テラコッタカラーを基調としたデザインです。建築会社MORQとオーストラリアのデザインチームStudio Wendenが手がけた部屋は、なんともモダン。漆喰を活かした空間に、とても美しい光が射します。さらに、オープンなシャワーの設計も衝撃的! 居室を区切るガラスドア(写真右端)の向こうには洗面スペースまで地続きの廊下があり、両サイドには2つのシャワーの設備を構えた斬新な構造です。外から見えないの!?と思うかもしれませんが、ランダムな外壁がちょうど目隠しのようになり、光は取り入れつつも外からは見えづらい。この解放的なシャワーが思いのほか、よかったです。

Further Hotelのシャワー
こちらが天井に埋め込まれたシャワーの一方。この逆サイドにも、隔てる仕切りのないシームレスなシャワースペースが
Further Hotelの朝の光
やがて居室全体が光に満たされます

滞在中はできるだけ早起きを心がけていましたが、ランダムな外壁構造による朝日の表情もまた幻想的でした。時間による移り変わりも美しく、無心で眺めているだけで癒されました。

バリ島の【Further Hotel(フの画像_4
こちらが外観。遠目からでも際立つ存在感

アメニティや食事も充実しています

Further Hotelのアメニティ
インテリアにもなじむアメニティの数々

置いてあったアメニティの数々は、どれも香りがよくナイスな使い心地。「Object」というブランドによるもので、ラベルデザインもモダンですよね。特にBUG SPRAYはやはり土地柄、蚊対策がマスト。こちらもいい香りで、部屋に噴霧すると気分転換にもぴったりでした。ホテルで提供されているものはすべて購入可能。FACE MISTもしっとりした仕上がりでよかったです!

Further Hotelの朝食
こちらは「the Hula」のセットのひとつ。1セットIDR250,000(2,300円ほど)なので贅沢ではありますが……

朝ごはんはデリバリーにてオーダーすることも可能です。「The Hula」「Baro」というふたつのカフェが供するメニューから選ぶことができ、グラノーラ、ヨーグルトやクロワッサン、フルーツなど、サラダなどボリュームたっぷり。ヘルシーな一日のスタートにぴったりです。

魅力あふれるペレレナンエリア

バリ島の【Further Hotel(フの画像_7
こちらがプールクラブ「Le Bajo」。サイドではMacBook片手に仕事する大人の姿がチラホラ……

さてこちらのもうひとつのコンセプトは“分散型ホテル”ということ。施設内に多様なファシリティがあるわけではなく(屋上のプールは建設中とのこと)、近隣の施設と提携することで、村を回遊しながらアクティビティを楽しめます。ここのホテルのほか「FURTHER GALLERY + ST ALi」(カフェ)、「FURTHER STUDIO Oaken Lab」(香りのブランドのショップ)があります。1階にはワインバー&ビストロの「Bar Vera」があり、夕食処も充実。

また、プールやジムとも連携。ホテルへのチェックイン時にWhatsappで連絡先を共有するのですが、メッセージでそれぞれの場所へ送迎してくれるバギーサービスを頼むことも可能です。まずプールクラブの「Le Bajo」は、ゆったりした空気が流れるファミリーフレンドリーな施設。敷地内にはセンスのいいセレクトショップも併設していました。後日にはホテルと同じストリートにある「WRONG GYM」もチェック。ひととおりのワークアウトができるマシンがありつつ、私は運動途中で力尽きました……。

バリ島の【Further Hotel(フの画像_8
散歩をしていると、至る所が工事中。まさに変わりゆく最中にあるのだと感じました

ホテルがあるのは、ペレレナンという村。聞くと、サーファーを中心に移り住む人が増えているエリアだそう。バリ島といえば「Potato Head(ポテトヘッド)」などが位置するスミニャックエリア、クタの北部に広がるビーチエリアであるチャングーなどが定番だと思いますが、スローステイを希望する方は、喧騒から少し離れたこのエリアがとてもフィットしそうです。ホテルが提供する近隣ガイドも参考に。ヒップな飲食店があり、ローカルなワルン(食堂形式の店)もあり。私はとても好きでした。

ただ、開発地域ならでは、工事中の騒音は心しておくとよいかもしれません(笑)。散歩をしていても、まさに建設途中という裸の建築物をよく見かけました。変わりゆくこのエリア、ぜひまた数年後に再訪したいです!

エディターSAKURABAプロフィール画像
エディターSAKURABA

好きな服は、タートルネックのニットと極太パンツ。いつも厚底靴で身長をごまかしています。

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