コーヒーとアンコ

展示会を見るために銀座へ出掛けたので、「それならついでにTORIBA　COFFEEで一服しよう！」と閃いてしまいました。

３月だというのに冷たい風が吹き、１ブロック歩くだけで心が折れそうな寒さ。お店に辿り着き、赤く大きい、レトロなコーヒーミルを前に、あたたかいコーヒーを飲むだけでホッとします。

ちゃんとたっぷり入って美味しいのに、一杯１００円という今どき信じがたいコーヒー（テイスティングというマインドから来る価格設定なんだそうです）。２種の中から選べますが、この日は”深煎り”を飲みました。私は基本的に苦いコーヒーが好きなのですが、「キシキシする」苦さは好きじゃない、という小うるさいところがありまして。これはチョコレートみたいななめらかな苦みが好みでした。お供には、あの空也もなかの五代目が作っているという、つぶあん入りのクッキーを。コーヒーとアンコって合いますね。よく考えたら、豆と豆で兄弟みたいなものですもんね。

TORIBA　COFFEEは、発売中のSPUR４月号「花咲く東京ナビゲーター」にも掲載しています。銀座にお出掛けの際は、ぜひお立ち寄りを。（編集NAMIKI）