舞の海が財布になったらきっとこんな感じだと思います

月曜日の仕事のひとつに「財布の中身を入れ替える」というのがあります。月曜日から金曜日まで使用している重くて大きな長財布、週末は持ち歩きたくない。必要最小限のお札やカードだけを「まめ財布」に移し変えて気分も切り換えて身軽に過ごすのですが、持つバッグはもちろん出先や目的によっても「まめ財布」にもバリエーションが必要になります。
普段、使い分けているのがこのふたつ。バレンシアガの三つ折タイプ(上)と、WANT LES ESSENTIELSのジップタイプ(下)。ともに縦幅は口紅サイズ。

それぞれに利点がありまして、WANTのほうは片方が小銭ケース、片方がアコーディオン式のカードケースになっている。近所の買い物に出掛ける際に、トモズやクリーニングやコーヒーショップのポイントカードなんかを複数携帯したいときはこちらが便利。また、WANTのほかの商品もそうなんですが、ジップが金銀のダブルカラーなんですよ。だから合わせるアクセサリーやバッグもシルバーとゴールド、どちらでもいける。この気遣い、素晴らしい。残念ながらこの小財布、もう展開はしていないようですが、強く復活を望みます……。

バレンシアガはクラッチで出掛けるときに。スナップ式の三つ折で、ご覧のとおり、カードを収納するスリットが4箇所もある。お札も畳まずに入れられます。特に小銭要れの裏にひっそり佇む隠しポケットが使えるヤツで、映画の半券とかアンデルセンのシールをささっと入れておくとき「分かってるなぁ」と感心するわけです。秋冬には小銭入れのフラップが四角くなった新版もお目見えします。これ、あまりに使えるので、次は派手な色のものを狙っています。

ちなみにお札一枚と交通カードだけなら手ぶらにマネークリップという選択も。身軽な紳士気分でこちらもいい気分。ものすごく「自由の身」を堪能できるんですよね、マネークリップって。

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エディターIGARASHI

おしゃれスナップ、モデル連載コラム、美容専門誌などを経て現職。
趣味は相撲観戦、SPURおやつ部員。

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