【MUJI Labo】酷暑に備える、和紙混ウェアをレビュー! 人気スタイリストの着こなしアイデア満載【それいけ! 良品ハンター】

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素材の力を引き出し、無印良品の哲学に基づいた丁寧なものづくりを探究し続けるMUJI Labo。細部にまでこだわり抜かれたアイテムの魅力に開眼したスタイリストYAMAZAKIとエディターSUGAWARAが、夏新作を深掘り。
来たる猛暑のシーズン、MUJI Laboがフォーカスした素材は「和紙」。吸放湿性にすぐれ、さらりとした着心地と丈夫な特性を生かしたコレクションに期待が高まる。ファッション性の高さにも着目し、リアルな買い物目線で徹底レビューする。

和紙混のブラウスは、さらりとした着心地と上品な佇まいに惹かれる

MUJI Labo和紙混バスケット織り ノースリーブブラウスのブラック。スタイリストのレーススカートと・パンツを合わせた華やかなコーディネート

和紙混バスケット織り ノースリーブブラウス(黒)¥4,990、その他スタイリスト私物

エディターSUGAWARA(以下S) MUJI Laboのサマーコレクションをチェックすべく、無印良品 代官山にやってきました!

スタイリストYAMAZAKI(以下Y) 冬アウターに続き第2弾! 「ラボ」の名前にふさわしい素材と品質への飽くなき探求心に触れて、MUJI Laboラバーになった私たち。この夏はどんな新作が注目なのか楽しみです。

S まずは和紙混のノースリーブブラウスから。天然の吸放湿性を持つ素材です。

Y 和紙ですか! 障子や和傘など、古くから生活の中で使用されていて、私たちにとっては身近ですね。確かに蒸し暑い日本の夏にぴったり。

S 今シーズンのMUJI Laboは、日本で漉き上げられた和紙を用いたアイテムを展開。こちらのノースリーブブラウスには和紙25%、綿75%のバスケット織りの生地を使用しています。

Y 肌にまとわりつかない、さらりとした着心地がまず最高です。Aラインシルエットも軽やか。コットンタンク1枚の着こなしは夏の定番ですが、カジュアル感が強すぎてちょっと苦手なんですよね。このブラウスなら、タンクトップの涼しさはありながらエレガントに見えて素敵。

S 確かに、大人になるほど難しいノースリーブ。この1着なら解決してくれそうです!

上品な“肌見せ”がかなう、秀逸なディテールに注目

MUJI Labo和紙混バスケット織り ノースリーブブラウスのブラックのサイドのシルエット

Y そうなんです。ハリのある独特の素材感で、きれいなシルエットをキープします。 

S 肩の位置が絶妙で、脇が大きく開いていないので横から見てもすっきり。

Y はい、ラウンドの襟ぐりもちょうどいい開き加減で、全体がだらしなく見えないように考えられている。1枚で成立するデザイン性の高さには拍手です。

S 目が細かく立体的な織り地だから、日差しに当たると陰影ができる。黒でものっぺりせず軽やかな印象になりますね。

Y ウエストが上手に隠れる丈は、アウトすれば風を通して涼しいし、インして着てもドレープが美しく出ますよ。

MUJI Labo和紙混バスケット織り ノースリーブブラウス(白)と、半袖ブラウス(グレー)を並べて

(右)和紙混バスケット織り ノースリーブブラウス(オフ白)¥4,990・(左)和紙混バスケット織り 半袖ブラウス(ダークグレー)¥6,990

S この素材の特性を生かしたブラウスのバリエーションも必見です。

Y ノースリーブは、白と黒で“色チ買い”したくなりますね。コットンタンク感覚で揃えられるプライスもうれしい。

S 半袖ブラウスも個人的にイチオシです。構築的な袖でモードに決まりそう。

Y  コクーンシルエットで丈が短いデザインも、今っぽいバランスで着こなしやすいですね。

S 立体感があってテロっとしないのがいい。

Y 「大人の夏服」はだらしなく見せないことが鉄則! 上質なハリのある素材は大歓迎ですね。

1枚あれば何通りにも。好きなシルエットで着られるギャザーワンピース

MUJI Laboの和紙混ノースリーブギャザーワンピースに、柄パンツを合わせたスタイリッシュな装い

和紙混高密度ポプリン ノースリーブギャザーワンピース(ライトグレー)¥12,900 その他スタイリスト私物

S 続いて「ノースリーブギャザーワンピース」を着ていただきました。こちらは高密度で織り上げた和紙混素材で、パリッと軽い生地感が特徴です。

Y このワンピース、着てみるといい意味で第一印象を裏切るモード感がある! すごく気に入りました。ギャザーや丸首のデザインが一見甘いムードなのですが、素材の効果でシャープにまとまるんです。印象も着用感もさっぱりとクールなので、プリントボトムやボリュームあるネックレスで上下にインパクトをつけてスタイリングしました。 

S 清涼感あるサマードレスの着こなしはさすが! ウエストのギャザーが高い位置でくびれをつくっていて、スタイルのよさが際立ちます。

Y このギャザーの入り方が本当に素晴らしい。立体的で、襟もとのタックと相まって縦長ラインを強調してくれます。両サイドのリボンでボリュームを自由に調節できるので、どんな体型にも似合います。身長168cmの私はLサイズを着用しています。 

S 誰もがスタイルアップして見えるなんて頼もしい! あれこれレイヤードしなくてもこれさえ着れば自信が持てる、というワンピースが、真夏にはうれしいですね。

ギャザーを調整して、自在にアレンジ可能!

MUJI Laboの和紙混ノースリーブギャザーワンピースは、ウエストの絞りを調整でき、ゆったり着こなすことも

Y ウエストを調整してゆったりと着こなすと、リラックスした印象に。バカンスでも大活躍するのでは、と思います。水着の上からさらっとまとって街に出たり、ナイトシーンでは涼やかにドレスアップしたり。

S 確かに1枚で色々な着こなしができそう。そして自宅で洗濯できるのもポイント高いですよね。

Y MUJI Laboはベーシックカラーの展開もすごく考えられていて、着用したライトグレーは、ニュアンスがあってクリアな白より着こなしやすい。深みのあるグレーや上質感のある黒も欲しいです!

MUJI Laboの和紙混ノースリーブギャザーワンピースのカラーバリエーション(右から:黒、ライトグレー、グレー)

和紙混高密度ポプリン ノースリーブギャザーワンピース(右から:黒、ライトグレー、グレー)各¥12,900

ボリュームあるタックスカートなのに、重さを感じず涼しさ満点!

MUJI Laboの和紙混タックスカート(グレー)をロックTシャツと合わせ、モードに着こなして

和紙混高密度ポプリンタックスカート(グレー)¥12,900 その他スタイリスト私物

Y このスカート、はいてみてびっくりしました……。ウエストベルト部分以外の布地が肌にほとんど触れません。つまり裸でいるみたいに涼しいんです(笑)!

S こんなにたっぷりと布地を使っているのに軽くて涼しいなんてすごい(笑)。まるで下にパニエをはいているみたいに、ふわっとしたボリューム感が可愛いですよね。

Y 驚くべきことに一枚仕立てでこのボリュームが出ています。カラバリの白には透け防止の裏地がついていて、その配慮もありがたい。いずれにしても着ていて暑くなりません。
ロックTシャツとワンツーコーディネートしてもほどよくガーリーにまとまる。真夏のカジュアルにぴったり。

S スモーキーなグレーの色味も洒落ています。ワンピースと同じ和紙混のポプリン素材は、「ほっこり」しすぎないモードな雰囲気があるんですね。

Y はい、ギャザーやタックスカートを今っぽく、気負わず取り入れたいなら絶対買いです。

MUJI Laboの和紙混タックスカート(グレー)のたっぷり入ったギャザーがポイント

Y 細やかに入ったタックに、つくりのよさが表れていますよね。ウエストベルトも太すぎなくて、メリハリのあるシルエットで着こなせます。

S 360度どこから見ても均等に入ったギャザーが端正です。ゴムウエストだとどうしても「楽してる、だらしない」という印象になりがちですが、これは着ていて楽なのにきちんとして見える。

Y 暑くても手抜きに見えないおしゃれができますよ。トップスをアウトして着たり、ウエストにシャツを巻いたりするスタイリングにも似合います。 

シャリっとした心地よさ。トランスペアレントなサマーニット

MUJI Laboの和紙混・長袖クルーネックセーター(ペールグリーン)を花柄スカートと合わせて華やかに着こなして

和紙混長袖クルーネックセーター(ペールグリーン)¥5,990 その他スタイリスト私物

S ラストは、和紙とポリエステルを撚り合わせた糸で編み立てたニット。透け感があって、旬の「アンダーウェア見せ」のスタイリングがすごくお似合い!

Y ニットの透ける質感とペールグリーンの爽やかな色味で、上品にまとまると思い、挑戦しました。着てみるとシャリっとした肌触りが心地よく、風も通すので、酷暑日や湿度の高い日につい手に取ってしまうと思います(笑)。  

S 天然素材の和紙ならではの優しい肌あたりもポイントですね。軽くて長袖なのにまくっていてももたつかないし、裾にかけてもきれいな落ち感があります。

Y ドレープがとても美しいので、袖をまくったりウエストマークして強調したりして着るのが気分。畳むとコンパクトになるので、羽織もののように持ち歩くのもオススメ。

ノースリーブと長袖の2タイプ

透け感のある、MUJI Labo長袖クルーネックセーター(ペールグリーン)とスリーブレスセーター(アイボリー)

(右)和紙混長袖クルーネックセーター(ペールグリーン)¥5,990・(左)和紙混スリーブレスセーター(アイボリー)¥4,990

S ペールグリーンとアイボリーのカラーは、夏らしくフレッシュな印象。ノースリーブも活躍間違いなしですね! 

Y インナーを透けさせたり、ボトムに華やかな柄を持ってきたり、合わせ方でさまざまに着こなせる、懐の深いトップスです。レイヤード次第で長いシーズン楽しめるはず。 

S  ゆったりとしたシルエットで、真夏は肌への接触面が少なく清涼感満点! 冷房のきつい室内ではレイヤードもしやすく、これからの気候に寄り添ってくれますね。

猛暑を快適に過ごす服を、古くからの知恵と進化した技術で真摯に作り続ける

S MUJI Laboの和紙混素材をさまざまな形で堪能しましたね! どれもシンプルかつ洗練されていて、夏のワードローブにすぐ取り入れたくなるラインナップ。素材の研究開発には数年を要しているそうです!

Y さすがですね。和紙という素材の可能性を引き出して、高いクオリティを追求する姿勢に脱帽しました。高密度ポプリンのワンピースとスカートは、独特のドライなタッチがモードな印象。バスケット織りのトップスもエレガントで着崩れしないハリが魅力。和紙混のニットも再生ポリエステルとの混紡で、細部まで妥協のないつくりであることが伝わってきます。蒸し暑い日本の夏でも、凛とした表情でいられる服だと思いました。 

S 天然素材の和紙だから、着心地のよさや汗をかいた時の肌ざわりにも安心感があります。そしてデザインも本当にモダンで気が利いている。「暑い夏も、快適さを保ちつつおしゃれが楽しめる!」と希望が持てました!


MUJI Labo
https://www.muji.com/jp/ja/special-feature/clothes/mujilabo/ 

YAMAZAKI(山﨑静香)プロフィール画像
スタイリストYAMAZAKI(山﨑静香)

村山佳世子に師事し、2021年に独立。雑誌やデジタルメディアなどで幅広く活躍中。身長は168cm。趣味はヴィンテージのブローチ集めとドライブ。この夏はMUJI Labo高密度ポプリンワンピースを本気狙い! 「真夏であっても、シャキッとした着こなしが好印象。立体感のあるギャザー使いなら、モードなおしゃれが楽しめそうです」。

SUGAWARAプロフィール画像
エディターSUGAWARA

SPURエディター。今回の取材で、和紙混トップスの肌触りのよさに惚れ込んだ。「バスケット織りブラウスの上品で涼しげなシルエット、透けるニットの軽さとシャーベット感、どちらもベタベタと肌にまとわりつく感じが皆無で、絶対にヘビロテにできる。自宅で洗濯できるのも助かります!」