ヴィンテージのシルバージュエリー
それはSPUR9月号の撮影をしていたときのこと。スタイリスト倉形紀恵さんがとっても素敵なシルバージュエリーを机に並べていたんですね。「わぁ、このシルバージュエリー、かわいいですね。どこでリースしたんですか？」と尋ねたところ、「代々木八幡にあるヴィンテージストア、FRONT11201からお借りしました。最近移転したんですがシルバージュエリーがとにかくおすすめで、Tシャツも面白いものがあるので行ってみてください」とのこと。こちらはニューヨークのブルックリンにあるFRONT GENERAL STOREの2号店です。
早速、撮影翌日に足を運びました。すると倉形さんが言う通り、おしゃれでちょうどいい感じのものが揃っており、何より状態がすごくいい！くすみやゆるみがなく、まるで新品同様の輝きを放っているんです。私が購入したのはこちらの丸いチェーンがぎゅぎゅっと詰まってリンクしているネックレス。存在感はありながらも、実際につけると肌あたりがよくどんな服にも合うんです。チェーンの長さも40cmと短めで、ちょうど鎖骨のあたりにくるのでTシャツとの相性も抜群。プライスレンジはだいたい￥35,000~￥60,000ほどでした。当然ですがヴィンテージなのでお求めやすい価格設定。
着け外しも簡単
クラスプはこのように大き目の円にバーを通すというなんともシンプルな仕掛け。着け外しがノーストレスだから、毎日でも着けたくなります。
ヴィンテージながら、新品同様のお買い物体験
最後にうれしいポイントとして、こんなキュートなミニエンベロープがついてきます。ヴィンテージながら、まるで新品同様のお買い物体験ですよね。私はこの日、Tシャツ2点とハーフパンツ1点も同時購入。洋服のラインナップも豊富で、そのどれもが新品同様のクリーンなコンディションなんです。
日本に帰ってきてびっくりしたことの一つとして、古着の価格高騰！おそらく古着だけに関して言えば、東京の古着店はパリやロンドンよりも高価格で設定していると思います。正直言ってなんてことない90年代や2000年代のＴシャツにとんでもない価格をキュレーション代としてつけているところが多い。ところがこちらのFRONT11201は、非常に良心的な、というか本来あるべき理にかなったプライス設定で、素晴らしいなと思いました。だから本当はあんまり広めたくなかったのですが、応援の気持ちをこめて。ぜひみなさん足を運んでみてください！ 商品の入れ替えが早いので、運悪くシルバーネックレスがなくても、広い店内に服や小物がかなり充実しているので何かしらお気に入りが見つかると思います。
ファッション、ビューティ担当。音楽担当になったので耳を鍛えてます。好きなものは、色石、茄子、牧歌的な風景。
