祝日がない6月を駆け抜け、思考回路はショート寸前。遠くへ行くことはできない中で、少し前に出かけたバカンスの思い出を脳内再生して何とか癒しを得ています。5月に宿泊した【デサ ポテトヘッド バリ】は、マイベストにランクインする至高のホテルでした。
建築もアートも楽しめる絶景ホテル
長めに休みが取れたゴールデンウィーク出かけた【デサ ポテトヘッド バリ】はバリ島南西部のリゾート地であるスミニャックにあるホテル。知人や友人から聞いていた評判を超える素晴らしさで、滞在初日から「もう帰りたくない」、「楽園ってあったんだね」と何度つぶやいたことか!
そもそも“デサ”とはインドネシア語で“村”の意味で、こちらはホテルだけでなくビーチクラブやレストラン、アートスペースを擁するクリエイティブビレッジとなっています。アンドラ・マーティンやレム・コールハース率いるOMAが手掛けた建築は洗練されつつも居心地がよく、ただそこに身を置いているだけでリフレッシュできます。
さりげなく点在している国内外のアーティストによるアート作品のほか、インドネシアの伝統的な木製家具と北欧のミッドセンチュリーを上手く折衷してるインテリアのバランスも絶妙。緊張感のあるラグジュアリーではなく、温かみのあるスマートさが貫かれていて、客室も、レストランも、プールサイドも、共有トイレでさえも……どこにいても心地がいい空間でした。
買い物もグルメも、ホテル内で全力で楽しめる
お伝えしたようにポテトヘッドは“村”ですから、買い物もグルメも施設内で満喫できます。それも「まぁ宿泊ついでに」といった妥協が一切ない、「宿泊しなくともわざわざ訪れたい」と思わせるレストランとショップがあるんです。
施設内にはEscalier Storaとサークルストアという2つのブティックがあり、特にEscalier Storeはサンディリアンなど感度の高いブランドや地元インドネシアのアップカミングなブランド、オリジナルグッズまで取りそろえた充実の品揃え。欲しいものがありすぎて、滞在中に何度も訪問。悩んだ末に、オリジナルブランドのTシャツとバリ島を拠点に活動するALAMIというブランドのレースのスカーフをゲットしました。
一方、食事は基本的に宿泊料に含まれるブレックファスト(アラカルトで制限なく注文できる!)のほか、ビーチサイドでオーダーできるランチも、ディナーで訪れたモダンなレストランのDOMEまで、どれもハイレベル。カクテルやナチュールワインといったお酒の充実ぶりも個人的にはポイントが高かったです。
Good Times,Do Goodの精神が支えるホスピタリティ
ポテトヘッドは「Good Times, Do Good」というスローガンのもと、音楽やデザインの力でサステナブルな未来を実現するチームでもあります。ゼロ・ウェイストにも真摯に取り組んでいて、施設から出る廃棄物はほぼすべてを再利用&リサイクル。ごみ処理施設「ウェイストラボ」や地域と連携した「コミュニティ・ウェイスト・プロジェクト」も展開する徹底ぶり。それでいてその取り組みに無理がなく、ゲストへのサービスに上手く還元されていることに、何より感動しました。
廃棄物を利用した椅子も、帰国の際にプレゼントされるブレスレットも、リサイクルであることを知らずとも惹かれるデザイン。ゴミのゆくえを追うツアーなどのプログラムもあり、参加したゲストに聞いたところとても充実した体験だったそう! 旅の中で自然とサスティナビリティに向き合ったのは初めての経験、ただラグジュアリーな滞在の提供に終わらない未来志向な姿勢。このホテルが「世界のベストレストラン50」に選ばれたのも納得です。
堅苦しくないアットホームなサービスも理想的で、再訪を誓ったホテル。人生で一度は出かけることをおすすめします。
Jl. Peデサ ポテトヘッド バリ (Desa Potato Head Bali)
titenget No.51B, Seminyak, Kec. Kuta Utara, Kabupaten Badung, Bali 80361, Indonesia
ワードローブの中心はデニムとメンズのシャツ。『スターウォーズ』シリーズに出てくるイウォークに似た犬と暮らしています。










